第8回 厳しい目
DATE 5/22(Sat)
PLACE BKC GREEN FIELD
SCORE
  1Q 2Q 3Q 4Q
PANTHERS 0 10 7 0 17
SEA HORSE 0 0 0 0 0
 
2Q 10:25 #39井上Run 7yds TFP#30佐伯Kick
  11:48 #30佐伯Field Goal 46yds  
3Q 7:06 #31松森Run 49yds TFP#30佐伯Kick
STATS
  PANTHERS SEA HORSE
Touch Down 2 0
1st Down(ラン-パス-反則) 11(5-6-0) 9(4-3-2)
P-A-T 1point 2/2 0/0
2point 0/0 0/0
総獲得yds 304 225
攻撃回数 56 65
平均yds 5.42 3.46
パス 獲得yds 170 130
成功/回数 13/27 15/43
成功率 48.1% 34.8%
被インターセプト 1 1
ラン 獲得yds 134 95
回数 29 22
平均yds 4.62 4.31
FG 成功/回数 1/2 0/1
反則 回数 5 1
喪失yds 40 5
ファンブル 1-1 1-1
3rd Down Comversions 2/13 1/15
4th Down Comversions 0/0 2/4
記録は筆者によるものです。
正式なスタッツとは異なりますのでご了承下さい。
 
  春もいよいよ終盤戦。
残すは集大成のパナソニック電工戦とJV戦二試合のみとなった。
今週は土曜の一試合のみとこの春の中では一番楽な週末。
Div.IIでは抜けた実力の龍谷をグリーンフィールドに迎えた。
 
-待望の登場-
立命のスターターはOLユニットはC以外ファースト。
バックスはセカンドというところだったが、QBに二回生QB#12荒木(裕)の名が。
ディフェンスはファーストとセカンドを混ぜたようなメンバーで龍谷に挑む。
コイントスは立命が勝ち、龍谷のオフェンスからスタートするも、スリーアンドアウト。
立命のファーストシリーズは敵陣49ydsから。
QB#12荒木(裕)のスクランブルで3yds、TB#39井上のランはノーゲイン。
タイムアウト後の3 and 7は再び#12荒木(裕)のスクランブルが出るも3yds止まりでパントへ。
 
-厳しい前半-
返しの龍谷のシリーズはLB#92池尾のハードヒットなどがあり、ここもスリーアンドアウト。
立命二度目のシリーズは#34東條のランで13ydsの一発フレッシュに成功するが、
WR#82常包へ9ydsのパスの後、#39井上のランは龍谷LB#13浜本にロスタックル被弾。
3rd ダウンもパスプロが持たずに投げ捨てでパント。
結局第1Qでのダウン更新は1回のみ。4シリーズの攻撃機会が全てパントで終わる。
 
-チャンスを活かせない-
立命P#15谷口のパントが良く、龍谷は自陣5ydsからの攻撃。
このシリーズも立命一回生CB#20石井(悠)のパスカットなどがありスリーアンドアウトへ。
立命は自陣31ydsからの攻撃。
ファーストプレーで#12荒木(裕)が放ったパスをWR#87長野が龍谷CBと競り合いながらもキャッチ!
これで42ydsを一気にゲインして敵陣に入るも、3rd ダウンでQB#12荒木がサックを被弾。
一回生K#30佐伯が40ydsのFGを狙うが、これは左に逸れて失敗。
次のシリーズもダウン更新一回後、再び3 and 1になるが、
OLが龍谷DLを押せずに一回生TB#31松森のランがノーゲイン。結局パントとなってしまう。
 
-頼りになるディフェンス-
ここまで龍谷にダウン更新を許していない立命ディフェンス。
次のシリーズでもロスタックルにDT#38藤井(快)のQBサックと大暴れする。
このチャンスを活かしたかったオフェンスだったが、
今度は左サイドを狙ったWR#87長野へのロングパスは龍谷CB#25酒井にインターセプト被弾。
痛恨のターンオーバーとなってしまうが...
龍谷の1 and 10で龍谷がファンブル。リカバーしたのはDT#38藤井(快)!
度重なるビッグプレーでゲームを作る。
 
-ようやく一本目-
これで敵陣7ydsからの絶好のチャンスを得た立命オフェンス。
エンドゾーンを狙ったFB#2田へのパスは不成功に終わるが、
2 and 7でTB#39井上が龍谷D#のタックルを受けながらも、粘ってエンドゾーンへ!
ようやく一本目のTDを挙げる。
立命は前半残り57秒からのシリーズでもWR#87長野への36ydsパスなどで敵陣侵入。
残り34秒で敵陣29ydsに迫る。
1 and 10はスパイクで時計を止めるも2nd ダウン、3rd ダウンはあっさりと投げ捨て...
K30佐伯のFGトライは46ydsだったが、これは決まって10-0!
なんとか2ポゼッション差にして前半を折り返す。
 
-後半も-
後半は龍谷のキックオフ、立命のリターンから。
立命RET#39井上が自陣43ydsまでリターンして立命のファーストシリーズ。
前半はオフェンスを展開することができなかったQB荒木だったが、後半も同様。
ファーストプレーから投げ捨てると、2 and 10でQBサック被弾。
3rd ダウンのスクリーンパスもダウン更新には至らずにスリーアンドアウトで終わってしまう。
こうなると後半もディフェンスに期待するのだが、龍谷O#は後半からプレー選択を変えてくる。
前半はパスがほとんどだったが、後半はランを絡めての展開。
RB#44植野、WR#7堀のランでダウン更新を奪われると、WR#19高山へも16ydsのパスを決められ
連続でダウン更新。立命陣への侵入を許してしまう。
ここからは立命D#が踏ん張りパントへと追い込むが、
龍谷P#2美淋のパントが立命陣3ydsで止まるというスーパーパント。
立命はフォルススタートの反則で罰退したこともあり、苦しい陣地を回復できずにパント。
 
-やはりディフェンス-
立命P#15谷口のパントで龍谷は自陣35ydsからの攻撃。
ここでも龍谷QB#16上西からWR#18橋本へのパスを決められて10ydsのゲインを許すと、
今度は#19高山へ47ydsのパスを決められて立命陣ゴール前8ydsまで迫られる。
ロールからTE#5甲斐へのパスは不成功で2 To 8。
ここで龍谷QB#16上西が放ったパスを立命FS#22西川がインターセプト!
起死回生のターンオーバーで失点のピンチを逃れた立命。
自陣35ydsからの攻撃となり、WR#18福永への5ydsパスに続けて
TE#89安藤へ11ydsのパスがヒットしてダウン更新し敵陣侵入。
そしてTB#31松森が独走!#18福永のブロックも良く、49ydsを走ってTD!
これで17-0とセーフティーリードまで拡げる。
 
-粘りの第4Q-
返しの龍谷は自陣20ydsからの攻撃。
#18橋本へのパスを立て続けにヒットされ、自陣28ydsでの4th ダウン。
パントフォーメーションから龍谷P#2美淋がラン。これで19ydsもゲインされダウン更新を許す。
さらに次の4th ダウンでもギャンブルを成功されて立命陣内に攻め入られる。
立命陣20ydsでのギャンブルはパス失敗へと追い込んだが、
このシリーズでは相当時間を消費されてドライブを展開された。
これで立命は自陣20ydsからのオフェンス。
ここは#39井上、#34東條のランでダウン更新。さらにWR#83岡部、WR#11頓花へのパスで
連続ダウン更新をして敵陣に入ると、反則罰退後にTE#89安藤への5ydsのパス。
QB#12荒木(裕)のスクランブルで再びダウン更新。
これでレッドゾーンに侵入するのだが、直後のプレーでファンブルロスト。
龍谷D#にリカバーされて流れが切れてしまう。
 
-耐える-
試合時間残り6分58秒から龍谷のオフェンス。
このシリーズは立命のパスインターフェアを取られて15yds献上。
さらに一回生DT#90遠藤のロスタックル連発で大きくロスさせてパントに追い込むも
このパントでラフィングザキッカーの反則を犯してしまい再びダウン更新献上。
そこからも#44植野のランなどでダウン更新を許してしまうのだが、
最後はギャンブル失敗にしとめる。
 
-締まらない最後-
これで残り1分54秒、自陣38ydsからという絶好の2ミニッツオフェンスのチャンス。
まずは#39井上、#34東條のランでダウン更新し敵陣へと入るが
そこから進むことができず。最後も微妙なパス失敗で4th ダウン。
#15谷口がパントを蹴り、龍谷のリターン中に試合が終わった。
 
 
 
  今週は土曜日にJV戦だけということで、OLはC#56市川を除いてファースト。
ディフェンス陣はファーストチームとセカンドが混じったようなメンバーでした。
龍谷相手だったので、そう簡単にメンバーも落とせないと思っていましたが、
予想通りの苦戦でしたね。
 
オフェンスはOLがほぼファーストだったにも関わらず、ランプレーでは押せない。
パスプロテクションも持たないという状態でした。
後半はパスプロに関しては改善が見えましたが、前半は酷かったですね。
関大戦と違い、かなりプレーは限定されているとは思うんですが...まだ頼りないです。
QB#12荒木(裕)はこの春初めての登場でしたが、試合間が戻ってない様子。
一番気になったのはすぐに投げ捨ててしまうこと。
ファーストターゲットがカバーされてて、セカンドターゲットを探すか探さないかのうちに
すぐに捨てているような印象を受けます。
前半最後のシリーズで2nd ダウンと3rd ダウン続けて簡単に投げ捨てたのは問題でしょう。
QBとしてもオフェンスを率いるリーダーシップの発揮が必要ですね。
テンポのいいドライブが今回一つもありませんでした。
周囲の見る目は厳しいと思いますが、それだけ#12荒木(裕)の期待値が高い証拠。
#9松田、#15谷口の上回生QBとスターター争いをしてくれるまで伸びてもらわないといけません。
 
ディフェンスは前半は鉄壁でしたね。
後半は龍谷のオフェンスパターンが変わり、バリエーションも増やしてきたことで
ドライブを展開される羽目になってしまいました。龍谷オフェンスの術中にはまってしまいましたね。
ただ、その中でも好プレーは多々ありました。
特にDT#38藤井(快)はこの日のMVPといってもいいくらいの活躍でしたね。
あとはFS#22西川の値千金のインターセプト。
あそこで失点しなかったこと。直後に立命オフェンスがTDを取ったことを考えると、
勝敗を分けたプレーだったということができます。
 
龍谷はディフェンスが素晴らしいチームだと思いました。
ボールへの集まりも早いですし、タックルも的確。
立命自慢のバックス陣が一発でタックルされてセカンドエフォートができませんでした。
やはりDiv.IIでは一つ抜けた実力があるのは間違いないですね。
 
 
 
 
Offence   Deffence
LT 72 藤井 敬士 3 DE 90 山本 拓也 3
LG 79 前田 剛史 2 DT 38 藤井 快昌 2
C 66 北野 太一 3 DT 96 神山 恭祐 1
RG 68 服部 真明 2 DE 80 高橋 伶太 2
RT 50 柴田 純平 2 LB 45 加舎 昌由樹 4
WR 83 岡部 契治 3 LB 92 池尾 清也 3
WR 87 長野 庄馬 2 LB 52 猪野 祥太 3
WR 11 頓花 達也 1 CB 23 田中 彰人 3
FB 37 牧野 裕也 2 FS 4 倉田 隆行 4
TB 39 井上 周 1 SS 22 西川 拳太 2
QB 12 荒木 裕一朗 2 CB 20 石井 悠貴 1
K 1 田中 翔 4 P 15 谷口 翔真 3
  いよいよ春の集大成。
トップチームは29日(土)にクインススタジアムで社会人最強・パナソニック電工戦!
JVは30日(日)にグリーンフィールドで大阪産業大学戦。
この春の最後の試合。全てをぶつけて秋につなげる試合をして欲しい。
 
  春・第1回 「好スタート」
 
春・第2回 「期待と課題と」
 
春・第3回 「運と実力」
 
春・第4回 「大きな差」
 
春・第5回 「今の実力」
 
春・第6回 「試行錯誤」
 
春・第7回 「不安を残し」
 
春・第8回 「厳しい目」
 
 
i-modeからの試合速報です

JV・龍谷戦メンバー表です
     
 
 
立命館大学パンサーズ
立命館宇治高校パンサーズ立命館守山高校パンサーズ立命館慶祥高校パンサーズ立命館高校パンサーズ
inserted by FC2 system