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第2回 |
期待と課題と |
DATE |
4/25(Sun) |
PLACE |
BKC GREEN FIELD |
SCORE |
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
計 |
PANTHERS |
3 |
13 |
10 |
21 |
47 |
SOLDIERS |
0 |
0 |
6 |
0 |
6 |
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1Q |
5:17 |
#17松山Field Goal 24yds |
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2Q |
0:08 |
#15谷口Pass→#89安藤 9yds |
TFP#17松山Kick |
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4:20 |
#32佐伯Field Goal 43yds |
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10:00 |
#17松山Field Goal 37yds |
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3Q |
2:56 |
#32佐伯Field Goal 24yds |
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6:13 |
#15谷口Pass→#18頓花 16yds |
TFP#32佐伯Kick |
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9:50 |
#23正木Run 2yds |
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4Q |
6:03 |
#39井上Run 4yds |
TFP#32佐伯Kick |
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6:53 |
#39井上Run 56yds |
TFP#32佐伯Kick |
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9:57 |
#34上野Run 1yrd |
TFP#32佐伯Kick |
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STATS |
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PANTHERS |
SOLDIERS |
Touch Down |
5 |
1 |
1st Down(ラン-パス-反則) |
21(11-10-0) |
11(3-6-2) |
P-A-T |
1point |
5/5 |
0/0 |
2point |
0/0 |
0/1 |
総獲得yds |
451 |
149 |
攻撃回数 |
56 |
52 |
平均yds |
8.0 |
2.86 |
パス |
獲得yds |
194 |
101 |
成功/回数 |
15/23 |
8/32 |
成功率 |
65.2% |
25.0% |
被インターセプト |
1 |
2 |
ラン |
獲得yds |
257 |
48 |
回数 |
33 |
20 |
平均yds |
7.78 |
2.4 |
FG |
成功/回数 |
4/4 |
0/0 |
反則 |
回数 |
5 |
2 |
喪失yds |
51 |
5 |
ファンブル |
1-1 |
0-0 |
3rd Down Comversions |
5/10 |
1/12 |
4th Down Comversions |
1/1 |
2/4 |
Ball Possesion |
21:13 |
18:47 |
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トップチームの戦力分析も春の楽しみではあるが、個人的にはJV戦の方が楽しみが大きい。
新一回生や秋までに伸びえてきそうな選手をJV戦でチェックする。
注目株は早めに見つけておこうというのが、面白いところなのである。
そのJV戦、初戦は前週に関学JVに22-21で逆転勝利したという追手門学院(Div.2所属)
関学JVを物差しにするわけではないが、どうしても意識してしまう。
立命のメンバー表を見る限り、OLはC#56市川以外はほぼ前週の吹田戦と同じ。
QB#15谷口は現状の二番手なので、JVというよりはほぼ一本目のメンバー。
ディフェンスはスタータークラスなのが二回生の#38藤井(快)だけの上に、
一回生が3人というJV戦らしいスターターとなった。
-キックオフ-
10分クォーターでキックオフ。
立命キッカーは一回生#32佐伯(清風)。
追手門ファーストシリーズは自陣23ydsからのオフェンスだったが、
1 and 10からDT#38藤井(快)のロスタックルが炸裂し、あっさりとスリーアンドアウトへ。
立命、自陣40ydsからのファーストシリーズを迎える。QB#15谷口。
まずは自らのキープを出すもののノーゲイン、2 and 10からTB#31松森(箕面自由)の10ydsラン。
これで最初のダウン更新。
パス失敗、TB#39井上(大産大附属)のラン1yrdで迎えた3 and 9。
TB#33東條(立命館宇治)へのスクリーンパスが18ydsのゲインとなって敵陣30ydsへ。
さらに#33東條のランでレッドゾーンへ侵入するものの、最後まで攻めきれず。
K#17松山が23ydsのFGをキッチリと決めて先制する。
-圧倒するディフェンス-
追手門オフェンスに対し、立命ディフェンス陣は完全にオーバーパワー。
特にライン戦でのDLの力量差は歴然で、ボールに対する集まりの速さが目立った。
2シリーズ目もあっさりとスリーアンドアウトに追い込む。
返しの立命のシリーズは敵陣42ydsからスタート。
まずはWR#81今津への10ydsのパスがヒット。
続くプレーでは#15谷口がパスを投げきれずロスタックルを被弾するものの、
WR#87長野、WR#19浅野へパスをヒットさせ、4 and 1。ここで第1Q終了。
エンドが変わり、ギャンブルに出た立命。
#39井上が1yrdを押し込んで2回目のダウン更新をする。
さらに一回生WR#18頓花(立命館宇治)に13ydsのパスをヒットさせると、
エンドゾーンに走りこんだTE#89安藤へ9ydsのパスを通してこの日最初のTD。
TFPは#17松山が蹴って10-0とする。
次のシリーズで脚光を浴びたのは関西大倉出身の一回生DB#20石井(悠)
キックオフカバーの串刺しタックルをキッカケに、パスカバー、
さらにはピッチを受けた追手門学院RB#11を狙ってロスタックル一発!
このシリーズも自陣の深くに留めたままパントへと追い込む。
-長距離砲の登場-
立命三回目のシリーズは自陣45ydsから。
ファーストプレーでWR#88河田へ20ydsのパスを通して敵陣へ侵入。
Iフォーメーションから#33東條、#31松森のランを繰り出すもダウン更新は至らず。
敵陣26ydsでのFGトライ。
ここで登場したのは、この日キックオフを担当していた一回生K#32佐伯。
練習でも40yds超えのFGを決めていたので注目していたが
この場面での43ydsのFGトライは...It's Good!
去年の不安材料だった長距離のFGトライを任せられるキッカーが登場した瞬間だった。
-課題もチラホラ-
ここまで順調にいっていた立命だったが、この辺りからボロが出始めるのもJV戦。
追手門オフェンスをスリーアンドアウトに仕留めたと思ったのだが、
パント時にパーソナルファウルの反則(恐らくSNPへのタックル)でダウン更新を許してしまうと、
QB#23からWR#21への24ydsのパスをヒットされる。
これもCBの裏を付かれたプレーで完全にやられていた。
追手門オフェンスは立命陣25ydsで4thダウンギャンブルを試みるも、
ここは立命ディフェンス陣が踏ん張ってギャンブル失敗。
前半残り2分19秒。2ミニッツオフェンスを展開できる絶好のチャンス。
#15谷口のスクランブル16ydsをキッカケに、#39井上のランで13yds。
さらに#33東條へのパスがランアフターキャッチも良く10ydsのゲインとなり、
3プレー連続でダウン更新をしたまでは良かったのだが...
#15谷口からのパスを#31松森がチップアップ。
それを追手門LB#11に獲られてしまいインターセプト、ターンオーバー。
追手門に再び#21への17ydsパスを決められてしまうのだが、
ダウン更新後の2 and 7でQBが放ったパスを立命DL(?)がデフレクト。
それを#24今西がインターセプトして再びターンオーバー!
前半残り10秒で敵陣45yds。
ここで#15谷口は#18頓花へパスをヒット。#18頓花も25ydsを稼ぎながらサイドラインへ出る。
残り時間は2秒。37ydsのFGトライを今度はK#17松山が決めて16-0として前半終了する。
-後半-
後半は追手門のキックオフ。追手門K#97がオンサイドを試みるも、
立命#94谷本が落ち着いてキャッチして立命は敵陣37ydsからのオフェンスとなる。
まずは#39井上がダウン更新。
次のシリーズでフォルススタートの反則を犯すものの、#33東條が2回走ってダウン更新。
ゴール前12ydsに迫り、そこからはパスでエンドゾーンを狙うも2回失敗。
3 and 10では#83加藤にパスを通すもののエンドゾーンには至らず。
結局、K#32佐伯が24ydsのFGを決めて後半最初の得点を挙げる。
返しの追手門オフェンスもスリーアンドアウトに仕留め、立命2回目のシリーズは自陣35ydsから。
#39井上のランは3ydsのゲイン、#33東條のランはロスタックルにあうものの、
3 and 9で#15谷口が#19浅野に31ydsのパスを通して敵陣へ。
さらに#87長野のリバースプレーで8ydsゲインすると、#39井上がピッチを受けレッドゾーンへ侵入。
最後はパスを受けた#18頓花が追手門D#のタックルを交わしてエンドゾーンへ!
これで26-0と追手門を突き放す。
-弱点を突かれる-
直後の追手門のシリーズ。
前半が進むにつれて甘くなっていたキックカバーが修正され、自陣21ydsからのオフェンス。
立命D#が少しずつメンバーを一・ニ回生中心にシフトしはじめたところで、追手門が仕掛けてきた。
今年も立命の弱点となっているDBを狙ってパスを積極的に投げてきた。
これが立命D#のパスインターフェアを誘ったり、#21への20ydsのパスを決められたりと
追手門の思惑通りに展開されてしまう。
さらにレッドゾーンに入ると、前半には一度も使っていなかったIR#5へのパスを使いギャンブル成功。
もう一度#5へのパスを決められてゴール前2ydsへ。
ここで2nd down、3rd downとパスをカットしたのだが...
4thダウンギャンブルでQB#23正木のドローを決められてTDを許してしまう。
TFPはパスを失敗としたものの、ディフェンスの弱点を上手く突かれた。
サイドラインでは池上ディフェンスコーチから厳しい檄が飛んでいた。
-悪い流れ-
直後のキックオフは追手門のスクイーブキックを#38藤井(快)がリターン。
自陣35ydsからのオフェンス。ファーストプレーで#33東條の53ydsランが飛び出して
ゴール前5ydsに迫るものの、ここで#15谷口が痛恨のファンブル。
ターンオーバーとなり、追手門の攻撃へ。
追手門自陣7ydsからのオフェンスは1 and 10で立命DE#48清水のロスタックルが炸裂するものの、
#23から#20への32ydsパスを通されダウン更新を許してしまう。
さらにロールから#23のQBキープが14ydsのゲインとなり、完全にディフェンスは後手後手状態。
しかし、追手門RB#11がピッチを受けた直後に足を滑らせて大きくロスというプレーに助けられ、
このシリーズはなんとかパントへ。
ところが、立命の次のシリーズもダウン更新には至らずスリーアンドアウト。
停滞ムードに入りそうになったところを救ったのはやはりディフェンスだった。
追手門QB#23のパスを立命LB#57森川(関西大倉)がインターセプト!
これで敵陣16ydsからの攻撃権を得ると、#46土屋へのパスで12ydsのゲイン。
最後は#39井上がピッチを受けてエンドゾーン右隅へTDラン!
取られた分は取り返す!
-締め-
これで攻守共に引き締まったのか、立命ディフェンスは追手門オフェンスをスリーアンドアウトに。
立命は自陣44ydsからのオフェンスで#39井上が魅せた。
スクリメージを抜けると、もう誰も#39井上に追いつけなかった。
56ydsの独走TDランで40-6!
締めは立命の最後のシリーズ。追手門のギャンブル失敗で敵陣37ydsからのオフェンス。
#33東條へのスクリーンパスが12ydsのゲイン、#34上野(立命館守山)の23ydsランでゴール前へ。
そこから#34上野の中央突破を連発。最後はダイブで決めて試合終了直前にTD。
47-6として、追手門学院に大勝した。
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まずは収穫が多かったというのが第一印象でしょう。
一・ニ回生で楽しい存在が多かったです。
特に注目しておきたいのがK#32佐伯ですね。FGで43ydsをメイク。
K#17松山は安定感はあるんですが飛距離に不安があったので、
長い距離のFGトライを任せられる存在が出てきたことは、非常に楽しみです。
まだK#1田中(翔)ほどではありませんが、プレースキックでも飛距離あるのを飛ばしていましたし、
この春は注目しておきたいですし、秋シーズンでも出てくる可能性は秘めているでしょう。
K#17松山はこの日37ydsのFGをメイクし、飛距離延長を感じさせました。
これくらいの距離を安定して決めてくれると、非常に心強くなりますね。
オフェンスですが、#56市川以外のスターターOL4人&QBも#15谷口ということで、
前半はこれくらいできて当然の内容と言えるでしょう。
ただ、OLユニットに関してはまだまだ。
アサインメントのミスもあったのか、ブロックができてないプレーが散見されました。
これではDiv.1の強豪校とは戦えません。
個々の対決はもちろんですが、ユニットとしての力はまだ全然付いてないということです。
RB陣は一回生トリオに関しては素晴らしいの一言。
彼らならどのチームでも通用するはずです。
ただ、#31松森はパスを弾いてインセプ被弾を許してしまったことが反省材料ですね。
#34上野は小柄ですがスピードがありますね。
FB陣は#85居林、#37牧野を中心に後半は#46土屋も登場。まずまずでしょう。
WR陣はまず無難にキャッチできていると思います。
#19浅野、#87長野の二回生はいいプレーもありました。
一回生#18頓花は初TDを挙げました。TDレシーブとなったプレーは
追手門ディフェンスのタックルを振り切ってのものでしたから強さもあります。
180cmと大型ですし、楽しみな存在です。
ちょっと不安なのがQBですね。
JV戦というのに#9松田(竜)がスタイル。メンバー表にも#15谷口と二人だけ。
荒木(裕)はノンスタイルでしたが、どうしたんでしょうか...。
#15谷口も相変わらずパスに不安を残しました。
23回試投15回成功ですが、成功したのはショートパスが多く、ミドルは少なめ。
ロングパスに至っては前週の吹田戦からほとんど決まっていません。
個人的には投げ方に問題があると思っているのですが...
サウスポーQBはコーチングが難しいのかもしれません。
ディフェンスに関してはスターターとなったメンバーの圧倒的なパワーが印象的でした。
特にDLに関しては圧倒してましたね。#38藤井(快)はJV戦ではレベルが違いますw
後半、メンバーが替わっても終始圧倒していましたし、
一本目の#95山本(拓)以外全員が出場しましたね。層の厚さを感じさせました。
DLがオーバーパワーしていたこともあって、LBユニットも思い通りに動けていた気がします。
#64石井(裕)、#63寺岡の二回生コンビもボールへの集まりが速かったです。
一回生では#57森川がインセプを決めましたね。
あまりにも一瞬の出来事で何が起こったか分かりませんでしたが、
攻守共に停滞していた時間帯だったので、流れを変える大きなプレーでした。
DB陣はユニットとしては悔しい思いをしたのではないでしょうか。
後半TDを許したドライブは明らかに狙われていました。
しかし、その中でも#24今西は四回生の貫禄を示すインターセプト。
一回生では#20石井(悠)がパスカバーにロスタックル、さらにはキッキングにと活躍していました。
そのキッキングに関してはカバーの差が大きすぎでした。
出だしは良かったんですが、試合が進むにつれて甘くなり、ビッグリターンを許していました。
さらにはパントやキックカバーでの反則などもあり、15ydsの罰退を強いられました。
この辺りはJV戦ならではの若さということも言えますが、
こういうつまらない反則はJV戦といえどもなくさないといけません。
修正するところも多々あると思いますが、
まずはJV戦で試合経験を積んで、秋にはトップチームに入って出てくるような選手が出てくるでしょう。
この春、JV戦はあと2試合。内容によっては違う試合でも十分チャンスはあると思うので、
出てきたらしっかりチェックしようと思います。
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Offence |
|
Deffence |
TE |
89 |
安藤 達也 |
3 |
DE |
80 |
高橋 伶太 |
2 |
LT |
72 |
藤井 敬士 |
3 |
DT |
38 |
藤井 快昌 |
2 |
LG |
79 |
前田 剛史 |
2 |
DT |
96 |
神山 恭祐 |
1 |
C |
66 |
北野 太一 |
3 |
DE |
93 |
小山 晃宏 |
1 |
RG |
68 |
服部 真明 |
2 |
LB |
47 |
谷越 惇弘 |
3 |
RT |
50 |
柴田 純平 |
2 |
LB |
64 |
石井 裕士 |
2 |
WR |
83 |
加藤 文康 |
2 |
LB |
5 |
太田 恵介 |
1 |
WR |
87 |
長野 庄馬 |
2 |
CB |
28 |
小山 寛正 |
2 |
WR |
18 |
頓花 達也 |
1 |
FS |
4 |
倉田 隆行 |
4 |
TB |
33 |
東條 健人 |
1 |
SS |
22 |
西川 拳太 |
2 |
QB |
15 |
谷口 翔真 |
3 |
CB |
26 |
脇 圭佑 |
2 |
K |
32 |
佐伯 眞太郎 |
1 |
P |
15 |
谷口 翔真 |
4 |
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二年連続で日大を招聘しての長浜ひょうたんボウル!
関東のトップレベルを相手に、パンサーズはどのような試合を見せてくれるのか。
4月29日(祝・木) 長浜ひょうたんボウルは長浜ドームで14:30キックオフ!
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春・第1回 「好スタート」
春・第2回 「期待と課題と」
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i-modeからの試合速報です |
追手門学院戦メンバー表です |
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関西学生アメリカンフットボール連盟HP。
公式記録はこちらで確認して下さい。 |
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