|
第5回 |
今の実力 |
DATE |
5/9(Sun) |
PLACE |
AMINO VITAL FIELD |
SCORE |
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
計 |
PANTHERS |
7 |
0 |
7 |
14 |
28 |
BIG BEARS |
0 |
3 |
0 |
0 |
3 |
|
|
1Q |
10:10 |
#27高野橋Run 13yds |
TFP#17松山Kick |
2Q |
2:04 |
#85Field Goal 22yds |
|
3Q |
8:41 |
#30北川Run 1yrd |
TFP#17松山Kick |
4Q |
9:11 |
#15谷口Pass→#89安藤 10yds |
TFP#17松山Kick |
|
12:00 |
#29東條Run 23yds |
TFP#17松山Kick |
|
STATS |
|
PANTHERS |
BIG BEARS |
Touch Down |
|
|
1st Down(ラン-パス-反則) |
(--) |
(--) |
P-A-T |
1point |
/ |
/ |
2point |
/ |
/ |
総獲得yds |
|
|
攻撃回数 |
|
|
平均yds |
. |
|
パス |
獲得yds |
|
|
成功/回数 |
/ |
/ |
成功率 |
.% |
.% |
被インターセプト |
|
|
ラン |
獲得yds |
|
|
回数 |
|
|
平均yds |
. |
. |
FG |
成功/回数 |
/ |
/ |
反則 |
回数 |
|
|
喪失yds |
|
|
ファンブル |
- |
- |
3rd Down Comversions |
/ |
/ |
4th Down Comversions |
/ |
/ |
Ball Possesion |
: |
: |
|
|
|
この春唯一の東京遠征となった今回。
去年は新型インフルエンザの影響で実施できなかった早稲田と2年ぶりの試合となる。
日焼けするほど暑い好天の下、立命としては非常に苦しい戦いとなった。
-止められない-
コイントスは立命が勝ち、いつものように後半をチョイス。
立命のキックオフ。早稲田のリターンを#4倉田が止めて早稲田自陣22ydsからのファーストシリーズ。
早稲田の先発QBは#5芳賀。
早稲田オフェンスはTB#3大野を積極的に使ったプレー。
ランやスイングパスなどを使って3プレーでほぼ10yds前進するも4th ダウン。
自陣31ydsのここで早稲田はギャンブルを選択。
ここも#3大野に2yds押し込まれてフレッシュを獲得されてしまう。
さらにWR#25へのパス、#5芳賀のスクランブルなどでダウン更新を重ねられる。
立命陣のレッドゾーンにまで侵入されると、#43盛田のQBサックや早稲田の反則で罰退。
#4倉田のパスカットはイエローフラッグを投げられるも結果はノーファウルの判定で4th ダウン。
ここはFGを選択するも、28ydsのFGは失敗に終わる。
この時点で7分ほどを早稲田オフェンスに消費され、立命ファーストシリーズは自陣20ydsから。
QBはこの日も#15谷口。
TB#30北川のランで7yds、WR#12頓花へ28ydsのパスをヒットさせ敵陣へ。
さらにWR#25宜本がRACの個人技で22yds前進すると、
WR#1田中(翔)も早稲田ディフェンス陣を引きずりながらダウン更新。
最後はTB#27高野橋が右オープンを駆け抜けて先制TDを挙げる。
-厳しい流れ-
直後のキックオフリターンは早稲田のリターナーが立命カバーチームを抜け、
最後はK#1田中(翔)がタックルしてとめるという状況。
いきなりの敵陣スタートを許してしまうと、#85へのパスで5yds、#21のリバースで4yds。
TB#3大野のランは立命SS#21海島がハードヒットで止めるものの、
4th ダウンギャンブルではまたしても#3大野に12ydsをゲインされてしまう。
さらに立命のパスインターフェアを取られてゴール前5ydsへ。
立命D#は意地を見せてLB#52猪野のパスカットなどで防いでFGへ。
結局#85の22ydsFGを決められてしまい、7−3とされる。
返しの立命のオフェンスは自陣25ydsからだったが、TE#89安藤へのパスは3yds。
#30北川へのスクリーンパスは早稲田D#に狙われて2ydsのロス。
3 and 9の#25宜本へのパスは早稲田のパスインターフェアに見えたが反則は取られず。
結局スリーアンドアウトとなってしまう。
返しの早稲田のオフェンスは自陣43ydsから。QBは#12広野。
この3rd ダウンでも早稲田WRが転倒しただけでパスインターフェアを取られるという不可解判定。
#21のリバースや#3大野のランなどを繰り出すが、
立命D#もLB#43盛田やLB#8佐藤のロスタックルがあり4th ダウンへ。
立命陣37ydsからではあったが、なんとここで早稲田はFGを選択。
#85の54ydsFGは...距離が届かずに不成功となった。
立命はこれで自陣37ydsからの攻撃となったが、#27高野橋のランで1回ダウン更新をしただけ。
#15谷口がQBサックを被弾するなどしてまたしてもパントで終わってしまう。
-きっかけはディフェンス-
早稲田の最後のシリーズは自陣19ydsから。
このシリーズもダウン更新を許してしまうが、自陣33ydsからの2 and 10。
早稲田QB#12広野が放ったパスを立命CB#13荻須がインターセプト!
前半残り1分58秒、自陣29ydsから立命のオフェンスとなる。
QB#15谷口はまず#12頓花に6yds。続いて#25宜本に15ydsのパスをヒットさせてダウン更新。
スパイクで時間を止めての2 and 10は#12頓花に17ydsのパスをヒットさせて連続ダウン更新。
直後のプレーは...なぜかスクランブルでノーゲイン。
タイムアウトを取って前半残り3秒。K#17松山が40ydsのFGにトライする。
向かい風だったが飛距離は十分!しかし...ボールは右のポールに直撃してしまい不成功。
7-3のままで前半を終了する。
-後半-
後半は早稲田のキックオフ、立命のリターンからスタート。
#27高野橋のビッグリターンにより、敵陣31ydsという絶好のポジションからスタートするも、
2 and 5で#15谷口の放ったパスがデフレクトされて宙に浮き、それを早稲田D#にインセプされる。
大事なファーストシリーズをターンオーバーで終えてしまい、悪い流れは続いてしまう。
早稲田のファーストシリーズはダウン更新が一度あったものの、
フォルススタートの反則罰退や#43盛田の好タックルなどがあり、自陣を脱出できずにパント。
パントはタッチバックとなり、立命は自陣20ydsからの二回目のシリーズを迎える。
このシリーズ、まずは#27高野橋のランで2yds。
続いて#27高野橋へのスクリーンパスが9ydsのゲインとなってダウン更新。
さらに#15谷口はWR#19浅野へ10ydsのパスをヒットさせて2プレー連続でダウン更新をすると、
#12頓花へも13ydsのパスを決めて敵陣へ侵入。
敵陣に入ると一転してランプレー中心に。
ピッチを受けた#30北川がTE#85居林のブロックもよく12ydsのゲイン。
続けて今度は右OTをついて5yds。#27高野橋は左OTを抜けて22ydsのゲインでゴール前へ迫る。
ここから#27高野橋の中央突破は1yrd届かず。
最後は#30北川がダイブしてエンドゾーンへ。
待望の二本目のTDがようやく入る。
-追い込み-
この後は我慢比べ。
早稲田のシリーズはダウン更新を一回だけに止めてパント。
立命はスリーアンドアウトに終わったが、この後の早稲田攻撃はこの試合初めてのスリーアンドアウト。
しかし、このパントが良く自陣5ydsからの立命オフェンスはレッドゾーンを脱出できずにパントと
パントを蹴りあう展開が続く。
試合が動いたのはこの直後の早稲田のシリーズをギャンブル失敗に抑えた後。
残り5分2秒で立命自陣43ydsからのオフェンス。
#19浅野へ12yds、#12頓花へ5ydsのパスをヒット。
2 and 5でディープへ走った#19浅野を狙ったパスは風に流されて失敗となるものの、
再び#12頓花へ15ydsのパスをヒットさせてダウン更新。
#27高野橋のランでゴール前10ydsに迫ると最後はTE#89安藤。
パスを受けて早稲田D#を飛び越えてのTD!
これで21-3とセーフティリードを保つ。
-最後まで集中-
直後のキックオフカバーは#20石井(悠)の好タックルが決まり、
試合時間残り2分47秒で早稲田オフェンスは自陣23ydsから。
ここは#5芳賀から#85、#42、#21へのパスをヒットされて立命陣への侵入を許してしまう。
立命陣33ydsからの4 and 10となるが、ここはギャンブル失敗!
残り59秒で立命に攻撃が回ってくる。
いきなり1 and 10でフォルススタートの反則を犯すものの、
罰退後の1 and 15でこの日から復帰した三回生TB#39川端が45ydsのゲイン!
試合終了ギリギリでスタートしたプレーは、
一回生TB#29東條が早稲田D#を交わしながらエンドゾーン右隅へ!
最後まで集中したプレーを展開した立命O#がトドメのTDを挙げて28-3で終了した。
|
|
|
この日は得点差ほどの力の差は感じませんでした。
攻守共に課題ばかり見えた試合。今回は課題しか指摘しません。
オフェンスはライン戦で完敗でした。
これまでの試合では成長しているように見えたOLでしたが、
時々不安になるようなブロックのミスやパスプロの弱さが露呈したと言っていいでしょう。
これまでの試合を振り返ってみると、OLの弱さが明確に見えなかった感があります。
日大は3−4で守っていたために、ライン戦では有利に立てました。
システム的に横には強いので、外を回るプレーは出せずに横へのストレッチはさせられず。
後半はライン戦で有利に立てる中央を突いてランプレーを出しました。
東海大はラインの実力差が大きかった上に、TB陣の個人技でゲインできていました。
そして今回、早稲田のようにDLに力があるチームの4−3では中央突破は困難。
外を捲くることに活路を見出したわけですが、TB陣の個人技で持って行ったプレーが多かったです。
もちろん、作戦としてはアリでしょう。
「外が出ないなら中、中が出ないなら外」そうやって作戦で相手を上回るのはアメフトの基本です。
しかし、「オーバーパワー」を掲げている立命のOLがこの日の様なものではダメでしょう。
パスプロにしてもラッシュが漏れすぎたプレーが散見されました。
早稲田D#のラッシュの掛け方が複雑だったのかもしれませんが、
明らかにフリーのDL・LBが入ってきているプレーが多かったと思います。
トップチームはこの先は関大とパナソニック電工と強力なDL陣がいるチームとの対戦。
このままでは相当不安です。
そして驚いたのがディフェンス陣の脆さ。
ここまでそれほど心配していなかったDL陣がライン戦で完敗といっていい状況。
孤軍奮闘していたのはDE#6十亀くらいでしたね...
その分LB陣、中でも#43盛田の活躍は出色でしたが、
SF陣まで届いてしまうランプレーも何度もありました。
早稲田TB#3大野が本職はFBで、パワーで押し切られたのが原因とはいえ、
立命DLがここまで負けるとは正直思っていなかったのでショックです。
DB陣は前半はファウルに我慢しなければいけない厳しい状況でした。
明らかな好カバーがパスインターフェアを取られるという審判の判定。
最初に反則を取られたパスにしても素晴らしいパスカットでしたし、
2つ目の反則は早稲田WRが躓いて転んだもの。
あれを反則に取られてはパスカバーも消極的にならざるをえません。
このまま審判について触れますが、この日の審判の判定は本当に厳しかったです。
立命のオフェンス時にはパスインターフェアと取られる(この日の基準であれば)プレーが
イエローフラッグも飛ばないような時がありました。
試合中は僕を含め立命スタンドからも審判に野次が飛びました。
立命DB陣が競り合うようなプレーは全て反則を取られるんじゃないかと心配になったほどです。
ですが、この時期から言っておきます。
秋のシーズンになったら審判の判定に文句を言いたくなるような試合も出てくると思います。
その時重要なのが
「審判を黙らせるくらいの好プレーをして勝つ」
という意識です。
これはオフェンス・ディフェンス共に言えること。
今回はいいチャンスでした。今の時期からそういうメンタルの部分も鍛えていかなければいけません。
キッキングはカバーチームに関しては全体的に不安が残りましたね。
ビッグリターンも許しましたし、平均的にカバーチームがうまくやられている気がします。
中にはいいカバーもあったんですが、ズルズルと行かれたプレーがありました。
スコアリングキックですが、前半終了間際の40ydsFGはK#32佐伯が蹴るものと思っていました。
自分の記録ではK#17松山はこれまで40ydsクラスのFGは成功させていません。
ポールを直撃してしまい、不成功になってしまいましたが飛距離は十分でした。
正確性が売りな#17松山がこの距離を蹴れるようになれば強みが増してくると思います。
春の試合も後半戦に入ってくるわけですが、例年以上に不安が多いです。
その原因は故障者の多さです。
今週と最終週は土日で連戦。ここまでのハードな試合で主力数名が故障。
全体的にも戦力不足が心配になっているところですが、一番心配なのがQB。
長浜で#9松田が負傷退場。二回生QB荒木(裕)はこの春メンバー表に掲載なし。
東海大戦は一回生QB#29重本が登録。早稲田戦は昨年WR転向した#18福永がQBでも登録。
つまり、実質的に使えるQBが#15谷口しかいないという状況に陥ってます。
パンサーズを10年以上観ていますが、QBが土日連戦ということは見たことも聞いたこともありません。
そしてQB#15谷口が万が一故障でもした場合、安心してオフェンスを任せられるQBがいなくなります。
#9松田の復帰があるのかどうか、土曜日のJV戦で誰がQBとして登場するのか、
それで土日を戦えるのか本当に心配なところです。
|
|
|
Offence |
|
Deffence |
TE |
89 |
安藤 達也 |
3 |
DE |
6 |
十亀 悠也 |
4 |
LT |
77 |
真田 康史 |
4 |
DT |
90 |
藤井 功輔 |
3 |
LG |
79 |
前田 剛史 |
2 |
DT |
38 |
藤井 快昌 |
2 |
C |
56 |
市川 千裕 |
4 |
DE |
95 |
山本 拓也 |
3 |
RG |
68 |
服部 真明 |
2 |
LB |
8 |
佐藤 修平 |
4 |
RT |
50 |
柴田 純平 |
2 |
LB |
43 |
盛田 大智 |
4 |
WR |
1 |
呉田 達哉 |
4 |
LB |
10 |
名倉 秀亮 |
3 |
WR |
25 |
宜本 潤平 |
2 |
CB |
23 |
田中 彰人 |
3 |
WR |
40 |
佐紺 裕貴 |
4 |
FS |
4 |
倉田 隆行 |
4 |
TB |
30 |
北川 瞬 |
3 |
SS |
21 |
海島 裕児 |
4 |
QB |
15 |
谷口 翔真 |
3 |
CB |
13 |
荻須 創太 |
4 |
K |
1 |
田中 翔 |
4 |
P |
1 |
田中 翔 |
4 |
|
|
|
これまでトップチーム・JVとさほど変わらないメンバーで戦ってきたパンサーズ。
戦力的にはかなり厳しい土日連戦を迎える。
OLは?QBは?ディフェンスの建て直しは?
5月15日(土)、BKCグリーンフィールドに南山大学を迎えてのJV戦。
そして日曜日はあの日のリベンジ!
王者・関大を相手に現時点での実力で挑戦する。
FLASH BOWL IN SPRINGは5月16日(日)14:00、EXPOフラッシュフィールドでキックオフ!
|
|
|
春・第1回 「好スタート」
春・第2回 「期待と課題と」
春・第3回 「運と実力」
春・第4回 「大きな差」
春・第5回 「今の実力」
|
|
i-modeからの試合速報です |
早稲田戦メンバー表です |
|
|
|