第7回 | 奪冠 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
DATE | Nov 30th(Sun) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PLACE | KOBE UNIVERSIADE STADIUM | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SCORE |
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STATS |
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ついに迎えた最終決戦・関学戦。 場所はアウェーの地、神戸ユニバー記念競技場。 これまでのユニバでの関学戦とは違い、最高の天候の下で行われたこの一戦。 歓喜は、ついに訪れた。 -主将の姿- 試合前のメディアでの報道通り、コイントスに主将の#44浅尾が登場。 サイドラインから松葉杖なしで歩いていく姿に、立命スタンドの視線は釘付けになった。 コイントスは関学が勝利し、後半をチョイス。 幹部たちがサイドラインに戻り、立命はオクラホマスタイルで「Rits' House!」の咆哮! いよいよ試合が始まる。 -炸裂、ワイルドキャット!- 関学のキックオフ、立命のリターンで試合開始。 関学のキックオフのボールが低く、立命は#52海島(希)がリターン。 しかし、関学の選手のタックルを受けてファンブル。 いきなりのファンブルロストかと思われたが、#1呉田がリカバーしてことなきをえる。 立命は自陣33ydsからのファーストシリーズ。QBは#11松田(大) ファーストプレーはIフォーメーションからTB#26松森の左オープンで5ydsのゲイン。 #11松田(大)からTE#5森へパスをヒットさせて最初のダウン更新すると、 今度は#26松森がQBの位置に入る「ワイルドキャットフォーメーション」でQBキープ。 これは1yrdのロス。続いてWR#2宜本へのフックは逆リードになり失敗。 3 and 11となるが、#2宜本への12ydsパスが決まって敵陣侵入。 すると再びワイルドキャットから#26松森が一気に右サイドを駆け抜けて先制TD!! TFPもK#17砂原が蹴って7-0! どうしても欲しかった先制点をファーストシリーズで挙げる。 -関学のファーストシリーズ- 直後のK#17砂原のキックオフは風にも乗って直接エンドゾーンへ。 タッチバックで関学にリターンを許さず。 1 and 10はRB#21稲毛のランをLB#52海島(希)・#53相馬がノーゲインにしとめ、 2 and 10ではDE#57武知のパスラッシュで投げ捨て。 3rd downも#14松岡のランプレーはフレッシュに届かず。 関学のファーストシリーズをスリーアンドアウトにしとめる。 パントは立命RET#1呉田がキャッチし、自陣25ydsからの攻撃となる。 ここはいきなりワイルドキャット。#26松森がTB#42高野橋にハンドオフして19ydsのゲイン。 続く1 and 10は#11松田(大)から#1呉田へのパスが失敗。 TB#25橋本がセカンドエフォート良く8ydsのゲイン。 さらにそこから#2宜本がRAC良く19ydsのビッグゲイン! TB#26松森へのフラットパスは失敗に終わるものの、 QBに入った#22西田が中央突破で14ydsゲインしてフレッシュ獲得! しかし、直後のプレーのワイルドキャットは#22西田が狙われてロスタックル。 #11松田(大)のパスは失敗。3 and 15でもQBの#22西田がロスタックル被弾でFGへ。 41ydsのFGトライをK#17砂原がキッチリと決めて10-0に! この段階で2ポゼッションをリードする最高の展開になる。 -ディフェンス陣の奮闘- 関学はキックオフリターンで自陣24ydsから2度目のオフェンス。 ここはDT#90久司や#53相馬の好タックル、CB#24毛利のハードヒットなどがあり、 このシリーズもスリーアンドアウト! 関学のパントがアウトバウンズになり、今度は立命陣43ydsからのオフェンスを迎える。 このシリーズ最初でWR#31常包(雄)へのロングパスはオーバースローで失敗。 1バックから#22西田のカウンターが19ydsのゲインでダウン更新。 しかし、この後はワイルドキャットから#25橋本のランプレーがロスタックル被弾。 #2宜本へのパスも失敗するなどして、この試合初めてのパントとなってしまう。 P#3尾崎のパントがタッチバックとなり、関学は自陣20ydsからのオフェンス。 関学の秘密兵器・一回生RB#14松岡に61ydsのビッグゲインをされるものの、 ここで踏ん張ったのが立命ディフェンス陣。 QB#16加納のランを3ydsに止めると、次のシャベルパスはDE#57武知がノーゲインにしとめる。 第2Qに入りエンドが変わり3rd down。ここはCB#13滝澤がいいカバーを見せてパス不成功。 そして4th down FGは関学の一回生K#2大西が31ydsを失敗! 失点のピンチを凌ぎきる。 -耐える- 次の立命のシリーズは#22西田のラン、#11松田(大)のスクランブル、#9松田(竜)のキープが ことごとく関学D#に止められてしまい、この試合初めてのスリーアンドアウト。 関学は自陣47ydsからのオフェンス。 このシリーズはWR#87柴田への11ydsパスで自陣侵入を許すと、 立命の2度の反則でゴール前へと攻められてしまう。 なんとか堪えたいディフェンス陣だったが、関学QB#17浅海の8ydsTDランを許してしまう。 TFPもKickを決められて10-7。3点差とされる。 直後の関学のキックオフはボールが立命の最前列の選手に当たるものの、 きっちりと押さえて立命は自陣38ydsからの攻撃。 1 and 10の#31常包(雄)へのパスは不成功。 #25橋本のランが4yds、#1呉田への17ydsパスが決まって敵陣侵入。 さらにワイルドキャットから#42高野橋のランがセカンドエフォートも良く8yds。 #26松森、#33山本(曜)のランを続けてダウン更新。 TE#5森へのパスをヒットさせて敵陣27ydsまで迫るが、この後が続かず。 K#17砂原が今季最長の45yds FGにトライするも、これは左に逸れて失敗。 リードを広げられずに残り2分20秒で関学のオフェンスへ。 前半最大の踏ん張りどころがやってくるが、ここで関学O#にも意地を見せられてしまう。 WR#1松原にパスをヒットされると、#18萬代のランでダウンを更新される。 さらに#4太田へのパスを続けられて2度目のダウン更新を奪われると、 #99河原のラン、#45石田へのスクリーンパスで大きくゲインされてFGレンジへ。 スパイク後の#14松岡のランで19yds地点まで攻められるが、3rd downのパスは失敗。 残り10秒でK#2大西の36ydsFGトライとなるが...これは右へ逸れて失敗! 大きな大きな3点差を保ったまま、後半へと突入する。 -起死回生- 後半は立命のキックオフ、関学のリターンでスタート。 関学RET#14松岡が自陣29ydsまで戻して後半のファーストシリーズ。 いきなり#4太田への16ydsパスを決められてダウン更新を許すが、 続くプレーでは#22久司へのシャベルパスをDT#30南がロスタックル! その後は#99河原、#14松岡のランプレーで立命陣内へ侵入されてしまう。 さらに#4太田へのパス、#99河原のランでフレッシュされると、 関学はここでスペシャルプレーを持ってきた。 フェイクを入れた#16加納からエンドゾーンの#87柴田へ。 完璧に抜かれてフリーだったのだが、これを#87柴田が確保できず不成功。 この後のプレーでも#48十亀のファンブルフォースなどもあり、パントへ。 立命は自陣18ydsからの後半ファーストシリーズを迎えると、いきなりのビッグプレー! #26松森が中央を抜けて激走!ゴール前5ydsまで迫るビッグゲイン! そしてここからTB#33山本(曜)が突っ込んでTD! TFPも#17砂原が決めて17-7! 失点のピンチから一気に立場を逆転するTDで関学を突き放す!! -豹変- 直後のキックオフリターンはRET#14松岡にビッグリターンを許し、 関学自陣41ydsからの攻撃。 しかし、ここも3 and 3のパスを#4町がもう少しでインセプというプレーでパントへ。 関学のオフェンスをまたもスリーアンドアウトに追い込む。 この時点で第3Qの7分11秒。立命は自陣19ydsからのオフェンス。 ここからジリジリとドライブを展開していく。 #25橋本の2ydsラン、#5森へ5ydsパス、#89堀田への5ydsパスでフレッシュ。 ワイルドキャットから#22西田がキープして5yds。 QB#11松田(大)が出て#26松森のピッチプレーは10ydsのゲイン。 パスがデフレクトされた後はまたもワイルドキャットから #42高野橋が2回連続のキャリーでダウン更新。 ところが直後の#26松森→#25橋本→#11松田(大)のリバースがロスタックルになったのを機に この後のプレーは続かなくなってしまう。 結局はP#3尾崎がパントを蹴って関学陣17ydsまで押し込むが、 すでに時間は第3Q残り8秒。 このドライブで4分近く消費したことになる。 -パワーオフェンス- 関学のオフェンスは自陣17ydsから。 QB#16加納のキープをDT#30南が2ydsのゲインにしとめ、クォータータイム。 エンド変わって#14松岡のランが3yds。ここで関学後半最初のタイムアウト。 3 and 5で#18萬代へのパスが8ydsでダウン更新を許す。 続く1 and 10ではCB#24毛利が#87柴田をハードヒットしてほとんどゲインさせず。 #14松岡のランも2ydsに止めた3 and 7。 ここで立命はレイトヒットの反則を取られて15ydsの罰退を強いられてしまう。 いやなムードになったが、直後のプレーもいいパスラッシュがかかってパス不成功に。 #16加納・#17浅海のQB2人を入れて#4太田のクイックリバースも LB#53相馬が鋭い反応でゲインさせず。 このシリーズもパントへと追い込む。 ここからの立命のオフェンスはこの試合の最高のドライブだった。 自陣18ydsから#25橋本のランが中央突破で8ydsゲイン。 続いて#22西田が右オープンをまくってダウン更新。 #25橋本、#22西田のランが続いての3 and 1。 選手が一旦サイドラインを向いている間にプレーを始めるスペシャルが出たが、 これは関学ディフェンス陣に止められてしまう。 4 and inchとなるが、ここで選手たちはギャンブルを主張。 パワーIから#33山本(曜)が5ydsゲインしてダウン更新! さらにここからも立命のランプレーが止まらない。 #25橋本、#22西田、#33山本(曜)、そして#26松森と RBが交互にボールキャリーしてダウン更新を重ねていく。 結局パントになってしまうが、3分30秒を消費し、 関学にタイムアウトを使い切らせたこのドライブは勝利をぐっと引き寄せるものになった。 そしてこのP#3尾崎のパントも敵陣4yds地点で立命が押さえるスーパーパント! 残り1分51秒。関学に自陣4ydsからのオフェンスを強いることになる。 -歓喜の瞬間- 関学はここからキャッチアップのオフェンス。 #18萬代へのパスを2度ほど通されるが、DL陣のパスラッシュも良く 簡単にはパスをヒットさせない。 そして自陣22ydsからの3 and 10。#16加納が放ったパスをSS#12今西(亮)がチップ。 それをCB#24毛利がインターセプト!! これで完全に関学にとどめ! QB#11松田(大)が2度ニーダウンする。 スタンドから沸き起こるカウントダウン。 そしてカウントダウンがゼロになった時、歓喜の花がフィールドに咲いた!! 17-7。 3年ぶりの関学撃破。甲子園決定!! 松葉杖で関学のサイドラインに行く主将#44浅尾と副将達。 戻ってくる主将に対して、スタンドから起こった「浅尾コール」。 優勝トロフィーを受け取った浅尾が戻ってくると、選手たちがフィールドに飛び出し花道を作った。 試合後のエール交換が終わった後、 主将#44浅尾を皮切りに、次々に胴上げが始まった。 主務の渋田、トレーナーの森川、アナライジングの出雲 そして総務の羽田が誰よりも高く宙に舞った。 「Dead or Alive」 関西学生リーグで我々は生き残った。 しかし、この道はまだまだ続く。 「浅尾を日本一の主将に!」 その言葉を胸に、パンサーズは甲子園で関東学生王者を迎え撃つ。 そして、「辿り着きたいあの場所」東京ドームへ! |
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本当に最高の勝利でした! 下馬評では不利と言われていた試合でしたが、予想を全く覆しての勝利! ただ、個人的には今回の勝利を意外と冷静に受け止めています。 試合前から当日も「勝つ!」と半分自己暗示的に言ってたので、有言実行という感じです。 この試合のポイントは4つ ・コイントスで先攻を取ったこと。 ・立命オフェンスの思い切りの良さ。 ・オフェンス・ディフェンスともに関学をオーバーパワーしたこと。 ・明暗を分けたキッキング です。 個人的には最初のコイントスは大きかったと思っています。 試合前から「何としても先制点。その為には先攻」と考えていたので コイントスに負けた時は焦りましたが、関学が後半チョイスしてくれて助かりました。 立命のコーチ陣としてもワイルドキャットを用意してたこともあり、 先攻を取りたかったのではと考えています。 その流れで2点目に行きますが、この日の立命オフェンスは思い切りの良いコールが目立ちました。 その最たるものがこの日のために用意したワイルドキャットフォーメーション。 (もう今や「奇策」でも何でもないフォーメーションですが) 普通であればこういうものは数回やったところで止められて、やめてしまうもの。 確かに第2Qには関学D#陣に狙われて止められるシーンが目立ちましたが、 立命O#は後半もワイルドキャットを使うなど、「これでやりきる」という姿勢を感じました。 立命が攻守に渡り関学をオーバーパワーしたのには驚きでした。 O#はまるで98年のようなランでのゴリ押し。 「パワーフットボール」を掲げてきて、ついにこのレベルまで達したかと思いました。 特に第4Qのドライブは圧巻。 その中でも4th and inchで選手がギャンブルを主張し#33山本(曜)がフレッシュを獲得したプレーは この日の最高のプレーと言っても過言ではないでしょう。 GAORAの解説でも「このシチュエーション(自陣)でギャンブルはコールしずらい」と 河口さんも山田晋三も言ってましたが、選手たちにはフレッシュを取る自信があったということですし、 実際に成功させてこのドライブをロングドライブに仕立てたわけですから、 このギャンブルの意味は計り知れません。 O#に行きますが、OLがブロック・パスプロ共に関学DLを圧倒したのは爽快でした! これまでの試合でもランブロックに関しては自信を持っていましたが、 パスプロに関しては疑問視をしていたので、まさかここまでやってくれるとは思いませんでした。 そしてそのOLの頑張りを十分に活かしたRB陣。 やはり#26松森は「関学キラー」でした。最初のTDに後半最初のロングゲイン。 重要なところでの爆発力は流石です。 ブロッカーを上手く使える#25橋本、小柄な体にも関わらず当たりにも強い#22西田。 セカンドエフォートが秀逸な#42高野橋。そしてショートydsなら鉄板の#33山本(曜)。 FB#41姉川・#37大西もきっちりとブロックに徹してくれました。 それぞれが自分の役割を十分に果たしたおかげで、247ydsも稼げたと思います。 TEは#5森のシュアなキャッチに的確なブロック。 #95荒木もキャッチはありませんでしたがブロック頑張りました。 QB#11松田(大)は正直パスの調子はあまり良くありませんでした。 特に前半は左右の外に流れるパスが決まりませんでしたね。 試合全体のスタッツも8/19の成功率ではありますが、決めるべきところでは決めていた印象。 ただ、やはりラッシュがかかると左肩が上がるクセがありますね。 そうなるとパスが浮いてしまうので、今後の課題はここにあるでしょう。 WR陣は若干課題の残る試合になってしまいましたが、甲子園での活躍に期待です。 しかし、#2宜本は好キャッチに秀逸なRACと光る活躍がありましたね。 D#も強力DLユニットを中心に関学O#をオーバーパワー。 DL三銃士はホントに凄いですね。DT#90久司は関学OLを割ってのロスタックル。 DT#30南、DT#57武知も関学の中央ランやシャベルパスに素早い反応を見せていました。 DE#92前田はラッシュを掛け続け、DE#48十亀はファンブルフォースもありました。 LB陣も#52海島(希)をはじめ、#53相馬・#99岸本のハードヒットが関学O#を止めました。 両CBの活躍が光ったDB陣も素晴らしかったです。 特にCB#24毛利はハードヒット&とどめのインターセプトと大活躍でしたね。 CB#13滝澤も関学WRに仕事をさせませんでしたし、 #14松岡のロングゲインで追いついてTDを防いだ(結果的に失点しなかった)のは大きかったです。 FS#4町も持ち前のハードヒットで関学WR陣のRACを許しませんでした。 SS#12今西はあのTDパス落球のシーンだけは抜かれてしまいましたが、 最後のインセプに繋がったチップやランサポートなど、好プレーがありました。 そして4点目は明暗を分けたキッキング。 この日はプレースキックだけでなく、FGやTFPも#17砂原が蹴りました。 単純に飛距離だけで見ると#40石川の方が飛ぶと思うんですが、 「四回生」に期するところがあっての#17砂原起用だったと思います。 ここ数年3点差以内のゲームが続いていたこともありますし、 正直この試合の「影のMVP」だと思います。 最初に決めた41yds FGは今季最長。開始早々に10-0とする値千金のFGでした。 キックオフでもタッチバックだったり、関学陣深くへ蹴り込んでましたね。 逆に関学は2度のFG失敗が大きく響きました。 31ydsと36yds、これまでの関学K#2大西の成績を考えたら難しい距離ではありません。 これについては下の関学の項で触れますが、特に2本目の失敗は 同点で折り返すか3点リードで折り返すかというかなり重要な場面でした。 あそこで同点にされていたら、その後の展開が変わっていたかもしれません。 あと、気づいた方もいると思いますが、今季プレースキックの時にカバーチームは3ポイントスタートでした。 しかし、この試合はKの左右に固まって「オンサイドでもやるのか?」と思わせるようなスタート。 関学のリターンチームにもスカウティング通りの動きをさせないという点でも効果的でした。 P#3尾崎のパントも本当に安定してましたね。飛距離・コントロール共に抜群。 第1Qのタッチバックになってしまったパントも、あと少しのところで#4町が触れそうでしたし、 圧巻だったのが最後の関学陣4ydsで止まるパント! あれは会心の出来だったのではと思います。 関学としては、立命に先手を取られたことで調子が狂ってしまったのかもしれません。 前半の立命の先制点&FGに焦ったのか、ディフェンスのタックルが甘かったのが気になりました。 第1Q途中からD#はワイルドキャットにも対応しはじめ、O#はジリジリと進めるようになっていたので 前半終了時には「立命にとって流れは悪いな」と感じていたのは事実です。 しかし、後半のファーストシリーズでTDパスを落球してしまい、 その直後に立命にTDを取られた時点で流れが変わってしまいました。 あと上記のポイントでも挙げましたが、キッキングの差もあったのかなと。 立命はKに四回生#17砂原を起用。対して関学は一回生#2大西でした。 こういう大事な試合、一回生にはプレッシャーが大きすぎたのかもしれません。 同じく一回生のRB#14松岡は「秘密兵器」として素晴らしい活躍でした。 しかしRBとKではプレッシャーの大きさが違う気がします。 今回こういう結果になり、本人は相当悔しいと思いますし、これを糧に大きく成長するでしょう。 K#2大西は立命を脅かす存在になると思います。 全体をまとめると、「これぞパンサーズのフットボール」という印象です。 しかも、それはこれまでとは違ってレベルアップしたものだと思います。 ちょっと前までは「タレントの能力を活かして相手をオーバーパワーする」のが立命でした。 しかし、現在は戦略や戦術にも相当力を入れていますし、 「優れた戦略+オーバーパワー」という図式が成立していると思います。 やはり相手をオーバーパワーしてこそ「パンサーズのフットボール」だと思いますし、 そういうパンサーズのスタイルに魅せられた人は多いと思います。 審判についてですが、今回は疑問に思うことがありました。 今年はシーズンを通して立命は厳しく見られている印象でしたが、この試合もそうでしたね。 前半の#52海島(希)のスピアリングも倒れた流れのもので意図的ではありませんし、 後半の#53相馬のレイトヒットにしても、あのタイミングで取られるのは厳しい気がします。 それならば立命のパントリターンで#20海島(児)がニーダウンしたにも関わらず、 関学#41安井にヒットされたのもレイトヒットを取るべきでしょう。 いくらヒットが弱かったと言ってもヘルメットからいってましたし、ジャッジの基準が曖昧でした。 しかし、いくら審判のジャッジに不満があったとしても、 パンサーズは文句を言わせない点の取り方をして、勝ったことは間違いありません。 それは胸を張っていいと思います。 応援についてですが、今回のユニバーでは立命スタンドの盛り上がりを感じました。 当日のスタジアムの雰囲気からすると2:3くらいで関学側が多い気はしていましたが、 応援の盛り上がりでいえば五分の勝負が出来たと思います。 皆さんが声を出し、チアスティックやハリセンを叩いてくれた証拠だと思いますし、 僕としても本当に嬉しいことでした。 ただ一点、応援団の曲の出し方に注文を付けたいですね。 前半終了時点で応援団の方に直接お話しに行ったんですが、 前半終了直前の関学のFG失敗の時点で何故「コンバット3」を入れなかったのか。 「コンバット3」はビッグプレーの時に出すべきですし、あれでチームに勢いがつきます。 あと、「BANANAS」も一回だけというのは、もの足りなかったですね。 立命の最後のドライブで関学がタイムアウトを取ったときにこそ 「BANANAS」を入れて盛り上げるべきだったと思います。 甲子園ボウルでは応援団の席はかなり端のほうですし、 どうやって応援をリードしてくれるのか、かなり注目しています。 関学を破って3年ぶりの優勝&甲子園出場を決めたことには 本当に最高の賞賛を贈りたいと思いますし、感謝の気持ちも述べたいです。 しかし、これで終わったわけではありません。 甲子園で勝ってこそ、関学戦勝利の価値が出ます。 関西代表として、全てのチームの想いをパンサーズは背負っているわけです。 3年ぶりの甲子園、長居を「Rits' HOUSE」にして必ず勝ちましょう! |
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3年前の忘れ物を取り戻しに! 久々の甲子園ボウルは in 長居で12月21日(日) 13:00Kick off! 相手は関東の学生王者・法政!3年前のリベンジマッチ! 長居をRits' HOUSEにして絶対に勝つ!! 「浅尾を日本一の主将に!」 |
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秋・第1回 「開幕」 秋・第2回 「苦悩」 秋・第3回 「迷走」 秋・第4回 「変化」 秋・第5回 「覚醒」 秋・第6回 「苦闘」 秋・第7回 「奪冠」 |
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i-modeからの試合速報です |
関学大戦メンバー表です |
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公式記録はこちらで確認して下さい。 |
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