第1回 | 開幕 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
DATE | Sep 6th(Sat) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PLACE | OJI STADIUM | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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「Dead or Alive」 3年ぶりの王座奪還へ、2008年のパンサーズが掲げた言葉だ。 一戦一戦を全力でやりきる。 パンサーズのフットボールが正しいことを証明するために。 2008年秋のシーズン、久しぶりに立命が開幕初戦を飾ることとなった。 対戦相手は昇格1年目の甲南大学。2003年シーズン以来の対戦の舞台は王子スタジアムだ。 -不安な立ち上がり- コイントスは立命が勝利し、後半をチョイス。 立命K#17砂原のキックを甲南#26高谷がリターンするも、 立命カバーチーム#29今西(亘)、#23穂垣のタックルにあい、 甲南は自陣16ydsからのオフェンス。 立命D#はLB#53相馬、DT#90久司などを中心にほとんどゲインをさせず。 スリーアンドアウトにしとめたかと思いきや、パント時にラフィングザキッカーの反則。 フレッシュ獲得後はパントへ抑えたものの、いきなり1st ダウンを奪われてしまう。 返しの立命ファーストシリーズは自陣25ydsから。 まずはIフォーメーションからTB#26松森がオフタックルのラン。 続いてTB#25橋本のランで最初のフレッシュを獲得するが、その後が続かず。 TB#22西田のランは1yrd、#26松森へのスイングパス・#25橋本へのスクリーンが 立て続けに失敗となり自陣内でのパントに終わってしまう。 立命P#3尾崎のパントにより、甲南はまたも自陣16ydsからのオフェンス。 RB#26高谷のランやWR#16吉田へのパスでダウン更新を許してしまう。 この後はダウン更新を許さずにパントに追い込むのだが、今度はここでオフサイドの反則。 結果ダウン更新はされなかったが、キッキングで2回連続のミスを犯す。 -勢いに乗る- 立命は自陣41ydsからの2度目のシリーズ。 ファーストプレーでQB#18松田(大)が右サイドを上がるWR#1呉田にロングパスを投じる。 パスはちょっと長めに見えたが#1呉田がなんとか追いつき、サイドライン際を駆け抜けてTD! 60ydsの一発TDパスがヒットして6-0!TFPも決まって7-0とする。 これで勢いに乗った立命。 直後の甲南のキックオフリターンでも#99岸本が素晴らしいタックルでリターンを許さず。 そのシリーズの2 and 10では甲南QB#11松延が放ったパスをLB#52海島(希)がカット。 ボールはLB#53相馬の胸に収まってインターセプト、ターンオーバー! 敵陣25ydsからの攻撃権を得る。 まずは#26松森のランで2yds、#18松田(大)がロールからFB#37大西へパスをヒットさせ13yds。 立命のフォルススタートの反則により1 and 15となったプレーで TB#22西田がLOSを上手く抜けると、そのままエンドゾーンへ! 1本獲った後の勢いはそのままに第1Qを終える。 -勢いを失う- 直後の甲南のオフェンスシリーズは反則で大きな罰退があるものの、 甲南にロングパスを狙われたりと若干危ないところもあったが結局パントへ。 ここから第2Qへ。立命のシリーズは自陣30ydsから。 復帰したWR#2宜本へのパスがヒットし9yds、さらにFB#41姉川のランが10ydsのゲイン。 さらに#26松森が2回連続ランプレーでフレッシュを獲得し敵陣へ。 しかし、一回生WR#85岡部を使ったスイープは甲南D#に読まれて大きくロス。 これが響き、敵陣侵入するもパントとなってしまう。 ところが、ここで立命P#3尾崎が蹴ったパントが甲南陣3ydsでアウトバウンズに! #3尾崎のスーパーパントで甲南を厳しい位置からのスタートにさせる。 ここでセーフティを獲りたい立命D#だったが、甲南RB#26高谷にボールを運ばれ レッドゾーンを脱出されてしまう。 自陣深くからのパントは立命RET#1呉田がフェアキャッチ。 立命は自陣44ydsからのオフェンスとなる。 しかしこのシリーズ、1 and 10はWR#31常包(雄)へのパスが通らず。 2 and 10はQB#18松田(大)のスクランブルがノーゲインに終わり、 3 and 10も#31常包(雄)へのパスがデフレクト、あわやインセプされそうになって失敗と スリーアンドアウトに終わってしまう。 さらに返しの甲南のオフェンスではディフェンスも集中力が切れたのか WR#25檜垣へのパスや#26高谷の34ydsのランなどで敵陣侵入されてしまう始末。 結局はパントに終わらせたが、第2Qは完全に勢いを失い無得点。 14-0で前半を折り返す。 -後半は立命のリターンから- 甲南はキックオフを短く蹴ってきたため、#5森がリターン。 立命は自陣40ydsからのオフェンスとなる。後半もQBは#18松田(大) まずはショットガン隊形から#26松森のランを試みるがこれは1yrdのゲイン。 続いて#25橋本、#22西田とランを続けてダウン更新。 #31常包(雄)へのショートパスで敵陣に入ると、#25橋本&#22西田のランで2度目のダウン更新。 すると今度はパスを受けたWR#89堀田がRACも良く敵陣深くへ。 #18松田(大)が右ロールから#25橋本へパスをヒットさせてゴール前2ydsに迫ると、 最後も#25橋本。2ydsをねじ込んで後半最初のシリーズをTDで締める。 TFPは外れて20-0。 -ようやく- 甲南の最初のシリーズは#13滝澤のあと少しでインターセプトというプレーもあり、 この試合初のスリーアンドアウト。 立命は自陣37ydsからの2回目の攻撃。 WR#31常包(雄)へのパスで敵陣に侵入すると、#22西田のオフタックルが9yds。 続く#26松森のランはロスydsになるものの、 3 and 4でショットガン隊形から#5森へパスがヒット。 タックルを受けた#5森は後ろから走りこんでいた#31常包(雄)へトス! #31常包(雄)が+10ydsほどゲインして29ydsのビッグゲイン。 (パンサーズ公式HPによると記録上は#31常包(雄)のレシーブ) これで敵陣8ydsとなると、#22西田がエンドゾーンへ走りこんでTD! 今度はTFPも決まって26-0とする。 -一変- 前半今ひとつだったディフェンスが後半は一変。 甲南の2回目のシリーズもあっさりとスリーアンドアウトにしとめる。 ここの甲南のパントは短く、立命陣44ydsでアウトバウンズに。 第3Q残り1分13秒からのオフェンス。 まずは#18松田(大)がスクランブルして5ydsをゲインすると、 再び#25橋本。中央を突くと、ダウンフィールドの好ブロックで空いた穴を見逃さず、 甲南D#陣を交わしてエンドゾーンへ!一気に51yds走りきってTD! 第3Qで3本目のTDを挙げる。 -第4Q- 続く甲南のシリーズ中に第4Qに。 このシリーズは甲南の反則罰退もあり、またもスリーアンドアウト。 パントはRET#1呉田がリターンして敵陣43ydsからの攻撃となる。 ここからQBは二回生#9松田(竜)が登場。OLもメンバーを若干入替え。 #9松田(竜)はいきなりWR#89堀田へ32ydsのパスをヒットさせてゴール前へ。 しかし、ここからRBトリオ#22西田・#25橋本・#26松森のランを繰り出すも エンドゾーンを割ることは出来ず。 ここはK#17砂原が29ydsを落ち着いて決めて37-0とする。 -1ミニッツ- 直後のキックオフリターンは立命カバーチーム#20海島(児)と#21長谷川が 鋭いタックルで甲南リターナーに仕事をさせず。 甲南は自陣12ydsからの攻撃。 立命CB#24毛利がロールした甲南QB#13京極に襲い掛かってロスタックルしたこともあり、 またしてもスリーアンドアウトに。パントはアウトバウンズに出て敵陣36ydsから立命の攻撃。 このシリーズ、1 and 10で#9松田(竜)がQBサック被弾。 2 and 15では#26松森のランが不発に終わり、 3 and 15でもパスを投げようとした#9松田(竜)が足を滑らせてサック被弾。 せっかくのチャンスを活かせずにパントとなってしまう。 パントがタッチバックとなり、甲南は自陣20ydsからのオフェンス。 1 and 10で立命DE#96青山がロスタックルを決め、 さらにはLB#6山田も好タックルを見せてパントへ。 立命は残り1分2秒。敵陣24ydsからという絶好の1ミニッツのチャンスを得る。 まずはFB#37大西へのパスが4yds、続いて#89堀田へのパスが5ydsでインバウンズデッド。 フレッシュ獲得には至っていない。 時間は進んでいるのだが、フィールド内の選手は誰もタイムアウトを取ろうとしない。 サイドラインから#18松田(大)が慌てて飛び出しタイムアウトのコール。 残り35秒、敵陣14ydsで3 and 1。 #89堀田へのパスでフレッシュ獲得。8yds To Go。 セットバックから#9松田(竜)が一度はファンブルしかけるも、 拾い上げて走り出すと、甲南D#陣のタックルを振り切りエンドゾーンへ。 結果オーライではあったが、最後はTDで締めくくり44-0でまずは1勝を挙げた。 初戦ならではの緊張感などもあったと思うが、若干不満が残る内容。 気になったのは好不調の波が激しいところ。 現時点での課題が沢山出たことも収穫だったと言えよう。 |
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個人的にはハードルを「50-0以上」と設定していたわけですが、 第2Qに1本も入らなかったことでクリアできず。 開幕初戦ということでいろいろあったと思いますが、個人的には今一つの印象。 その原因となったのはやはり甲南のファーストシリーズで犯した ラフィングザキッカーの反則でしょう。 スリーアンドアウトで終われるところだったのに反則でフレッシュ献上。 その次のパント時でもオフサイドの反則。 これはフレッシュには至りませんでしたが、 最初の1回のせいで前半のディフェンスは調子に乗れず、前半はスリーアンドアウトがゼロ。 甲南の拙攻にも助けられた印象があります。 あと、先に言っておきたいことが一つ。第4Qの1ミニッツドライブ。 問題だったのは敵陣20yds、2 and 6でのWR#89堀田へのパスとその後。 あのシチュエーション、#89堀田はキャッチしてからすぐにアウトバウンズへ出るべきです。 インサイドへカットをきり、結果的にインバウンズデッド。 そうなると、フィールド内の選手はすぐにタイムアウトを要求しないといけません。 しかし、この時は誰もタイムアウトを要求せずに時間が消費。 結果的に#18松田(大)がサイドラインから飛び出してタイムアウトをコールしましたが、 こういうプレー&時間のロスは1ミニッツを展開する上で大きなミスになります。 今回はフィールドポジションも良く、結果的にTDまでいきましたが、 今後は同じミスをしないようにして欲しいですね。 上記2つ、何が言いたいかというと「関学相手には許されないミス」だということです。 関学戦までは6試合しかありません。 なので、それまでの試合でいかに関学戦をイメージしながらプレーができるか。 立命の選手としてフィールドに立っている以上、求められるのはそこです。 一つのミスが致命的なものになる。過去2年、それをイヤというほど思わされたはずです。 ましてや試合の時に2ミニッツや1ミニッツを仕掛けられるチャンスはごくわずか。 練習とは違い、真剣勝負の場でそういうプレーができるかどうかが大事です。 今回はキッキングから。 先述した通り、パントカバー時の反則が2回連続で続いたことは大きな反省材料。 全体的にカバーは良く、大きなリターンもされなかったことを考えると、 こうしたミスは本当に勿体無いと思います。 カバーでは#99岸本・#20海島(児)。この辺りは春からの活躍通り。 #3尾崎のパントは本当に安定感が増しましたね。 ゴール前でアウトバウンズになったスーパーパントは最高のプレーでした。 正Kが不在だっただめ、K#17砂原がスターターでしたが遜色ない働きでした。 続いてオフェンス。 春からの傾向通りか、ラン:パス比は3:2。 甲南相手にラン32回147ydsはまずまずと言ったところかもしれませんが、 #25橋本の51yds TDランを抜いたとすると、若干不満の残る数字。 やはり、ランプレー時にOLが若干押せていない気もします。 ダウンフィールドのブロックに関しては上手いと思っているので、 この辺りはOLのパワーアップに期待というところ。 OLはこの日はスターターを含めローテーションで出場。 ほぼフル出場だったのは#59淺野くらいですかね? #56市川はLTとCをこなし、#67岩田・#77真田もプレー数は多目でした。 TB陣#25橋本、#22西田の活躍は春の状況を考えれば嬉しいポイント。 気になるのは#26松森。最初にいいゲインがあった程度で、あとはノーゲインやロスタックル。 原因は甲南D#の徹底マークで、3人がかりで止めに来ていたりもしました。 ただ、やはり本人の調子が今ひとつというところも感じられます。 「エースRB」の看板を背負っている以上、マークされてもゲインすることが要求されます。 QBは#18松田(大)のパス安定が課題でしょう。 WR#1呉田へのロングボムにしても「よく追いついた」という印象で、 全体的にパスは厳しいコースへ行っていました。 #1呉田、#31常包(雄)、#89堀田などが本当にいいキャッチを連発していましたね。 QB#9松田(竜)はいろいろ制限をつけられながらプレーしていた印象。 OLも替わっていましたし、サック被弾は仕方ないというところ。 それでもパスは4回試投4回成功という数字を残しています。 経験を積むことが大事だと思うので、もっと出れる状況を作るべきでしょう。 TE・FBですが、FB転向の#37大西がよく頑張っていますね。 パスレシーブ2回16yds。期待通りの数値です。 TE#5森は安定したブロック&レシーブでしたが、#31常包(雄)へトスしたプレーは 一瞬冷や汗をかきました。デザインされたプレーではなかったので、結果オーライでしたね。 オフェンス全体で気になったことはエンジンのかかりが良くないこと。 ファーストドライブで勢いに乗れなかったこともあったので、 2回目のシリーズでロングボムを投下したのは「起爆剤」的意味があったんでしょう。 この時期、狙った一発TDはあまり好みではないんですが、 オフェンスに発破をかけるという意味であれば、良かったと思います。 その次のオフェンスはテンポ良く展開できていましたからね。 後半最初のTDドライブも良いドライブだったと思いますが、あれは自陣40ydsからでした。 欲を言えば自陣深くからのドライブが見たかったですね。 最後にディフェンス。 前半ファーストシリーズの反則により、波に乗り切れないところがありましたね。 選手をローテーションさせながらのプレーだったことも影響していたかもしれません。 後半は若干バックスのメンバーを落としながらも全てスリーアンドアウト。 そこは良かった点でしたが、全体的には「力強さ」が足りない気がします。 DL陣ではスタートから出ていたDE#96青山が目を惹きました。 LB陣はスターター3人ともが抜群の安定感。 #52海島(希)のデフレクトに反応した#53相馬のインターセプト。 #99岸本も積極的にラッシュかけていましたし、#58浦川もスタータークラスの活躍。 #34菊地の運動量の豊富さも良かったと思います。 DB陣では#12今西が積極的にランサポートに突っ込んでいたのが目立ちましたね。 CB陣は#24毛利のロスタックルあり、#13滝澤はあと少しでインターセプトというプレーがあり 随所にいいプレーを見せていました。 チーム全体としても、好不調の波が激しいのが気になります。 関西フットボール界では有名なAKさんのサイトの展望にも書かれていましたが、 モチベーションが高い時は素晴らしいプレーをするのに対し、 若干ミスや失敗が続くとパフォーマンスが落ちた気がしました。 同じような傾向は2003年にもありましたが、あの時はチーム力が別格。 今のチームは一プレー一プレーを全力でやりきらないといけないチームです。 そのことを肝に銘じて、これからのシーズンを戦っていって欲しいです。 |
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今年の立同戦はナイター開催! 第2節 9月20日(土) 18:00キックオフの同志社大学戦! 昨年の因縁を晴らすためにも、最高の試合をして欲しい。 |
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秋・第1回 「開幕」 |
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i-modeからの試合速報です |
甲南大戦メンバー表です。 |
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公式記録はこちらで確認して下さい。 |
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