第4回 | 変化 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
DATE | Oct 18th(Sat) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PLACE | EXPO FLASH FIELD | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SCORE |
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ここまでなかなか調子が上がってこないパンサーズも珍しい。 毎試合毎試合課題が残る試合内容。それが今年の実力だと分かっていても、 この状態で第4節を迎えるのは、記憶にないくらいかもしれない。 それだけにこの試合でどのようにチームが変わってくるかが焦点となった。 -初の- この秋初めてコイントスで負けてしまい、近大にリターンを選択される。 自陣12ydsからの近大の攻撃をスリーアンドアウトにしとめると、 立命は自陣15ydsからファーストシリーズを迎える。QBは#11松田(大) まずは一回生WR#87岡部へパスを6ydsの通すと、 ロールからWR#2宜本へ15ydsのパスをヒットさせてダウン更新。 さらにショットガンからTB#22西田へのスクリーンが15ydsのゲイン。 自陣48ydsからの1 and 10となるが、ここでフォルススタートの反則を犯すと、 それを挽回できずに自陣でパント。 さらに近大のパントリターン中にフェイスマスクの反則で15ydsの罰退。 リズムの悪い立ち上がりとなってしまう。 -余計なもの- 立命による反則の15yds罰退で近大は自陣35ydsから二度目のオフェンス。 ここはRB#29吉田やWR#19森を使いダウン更新をするものの、 この日復帰したCB#13滝澤のロスタックルなどがありパント。 立命は二度目のオフェンスを自陣25ydsから進める。 WR#87岡部がランアフターキャッチ良く敵陣まで侵入するプレーがあったものの、 このシリーズでもオフェンスラインの呼吸が合わずに2回のフォルススタートの反則があり、 結局罰退分を挽回できずパントに終わってしまう。 P#3尾崎のパントが良く、近大を自陣6ydsの攻撃にさせると、 立命D#陣も鉄壁の守備を見せてスリーアンドアウト。 すると、4th down パントでランニングイントゥザキッカーの反則。 ここはフレッシュまで12ydsという地点だったので、1st down献上とまではいかなかったが、 ここまで立命側には余計な反則が目立っていた。 しかし、ここで目を醒ますような一発が出る。 敵陣42ydsでパントをキャッチしたRET#1呉田が近大D#を交わすと、左のエンドゾーンへ! 先制のパントリターンTDが飛び出して7-0とする。 -ようやく- 続く近大の攻撃を止めると、立命は自陣37ydsからのオフェンス。 TB#34橋本と#22西田のランを続けてゲインを重ねていくと、 敵陣41ydsで4 and 1というシチュエーションを迎える。 ここで#11松田(大)がQBスニークでダウン更新すると、ここからは一変してパスオフェンスに。 #1呉田へ17yds、#34橋本へ10ydsを通して連続ダウン更新。 そして最後も#1呉田がキャッチしてからのRACもよくエンドゾーンへ。 ようやく獲れた自陣からのオフェンスでのTD。これで14-0とする。 -強襲- 返しの近大のオフェンスでは2回のダウン更新を許すものの、 DT#90久司の2連続QBサックが飛び出してパントへ。 前半最後の立命のシリーズは敵陣に入ったろところでパントになってしまい前半を終了。 正直近大相手にならもっとできるだろうという不満の残る内容で前半を折り返す。 -兆し- 後半は立命のリターンから。 RET#22西田がアウトバウンズに出て自陣25ydsからのオフェンス。 このシリーズは立命のこれからの戦いへ向けた兆しのように感じられた。 まずは#22西田のランで9ydsのゲイン。続いて#34橋本のランで3yds稼いでダウン更新すると、 再び#34橋本・#22西田のランでダウン更新。 それからFB#37大西へショートパス、ガンから#22西田へのスイングパスとパスを続けてフレッシュ。 FB#37大西のクイックヒットで8ydsを稼ぐと、#11松田(大)の決め打ちキープでまたフレッシュ。 するとWR#81土井へ12ydsのパスを通し2プレー連続でダウン更新。 ここから#22西田・#34橋本のランで3 and 1になると、再びQBスニーク。 これでゴール前2ydsとすると、最後はTB#33山本が押し込んでTD。 16プレー75yds、6分6秒のTDドライブで後半のオープニングを飾る。 -一発- 近大の後半最初のシリーズは立命のパーソナルファールでの罰退や、 近大QB#18原田のスクランブル、#19森へのパスなどで立命陣侵入を許すも、 #80にジャージを着替えていたLB岸本のQBサックが飛び出し、 4th down ギャンブルも失敗に追い込んでターンオーバー。 自陣26ydsからの攻撃になると、#34橋本のランがLOSを抜けて一気にエンドゾーンへ! 76ydsの一発TDランが飛び出して28-0とする。 -交替- ここから立命D#陣は大幅に選手を入れ替え。 QB#18原田のキープでダウン更新されるものの、LB#58浦川のロスタックルなどがあり、 自陣内でパントに追い込む。 そしてここで一回生#36東松がパントリターン。 立命は自陣38ydsからの攻撃となるも、ここはパスを決めきれずにあっさりとスリーアンドアウト。 このシリーズ中に第4Qに入り、QB#11松田(大)はここでお役御免となる。 -2人目の男- 返しの近大のシリーズはDE#48十亀のナイスタックルやCB#4町の好カバーで スリーアンドアウトに。D#陣の中で2人だけ残っていたスターターが流石の活躍を見せる。 そして敵陣45ydsからのオフェンスでQBには二回生#10福永が登場。 O#陣もライン、バックスともに大幅に入れ替えてきた。 #10福永は秋のリーグは初登場。まずは#33山本にボールを持たせて19ydsのゲイン。 次のプレーはロールからTE#5森へのパスだったが、これは失敗。 再び#33山本のランで3 and 6とすると、ここは#10福永が果敢にQBキープ。 フレッシュラインには届かなかったが36yds FGトライへ。 しかし、ここでフォルススタートの反則を犯し5ydsの罰退。 これが響いたのかK#17砂原の41yds FGは失敗に終わってしまう。 -結果を出す- この後の近大のシリーズは一度のダウン更新を許してしまうもののパントへ。 今度は自陣38ydsからの立命のオフェンス。 まずはWR#19田原へロングパスを狙うも、これはオーバースロー。 しかし、ここから#5森への18ydsパス、TB#42高野橋の24ydsランでレッドゾーンに侵入すると、 #81土井へ14ydsのパスを通してゴール前へ。 WR#18細谷へのパスが2ydsのゲイン、2nd downのパスが失敗して3 To 4。 ここで#10福永が自らエンドゾーンへ走りこんでTD! TFPは#40石川のKickが外れてしまうが34-0となる。 -連続ターンオーバー- 直後の近大のシリーズで立命D#は再びDB陣を入れ替え。 これが若干影響したのかダウン更新を重ねられて立命陣へ侵入されてしまう。 しかし、ここでCB#28矢部がインターセプト! 失点のピンチを脱するビッグプレーとなる。 この後の立命のオフェンスはスリーアンドアウトになってしまうが、 パントで近大自陣18ydsへと追い込んだ1 and 10でファンブルフォース。 押さえたのはDE#96青山! 残り22秒で敵陣11ydsという絶好の位置で攻撃権を得るのだが... #10福永がニーダウンして試合終了。 大幅なメンバー交替もした。一回生も楽しみな存在が出てきた。 オフェンスで自陣からのTDドライブもあった。 ディフェンスは今回も完封した。 若干の「兆し」は見えたがまだまだ課題が山積みなことには変わりはない。 残り3戦はもっとハードな戦いになっていく。 このまま伸び悩んでいる限り、勝利を掴み取ることは難しい。 |
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対戦相手の近大には申し訳ないですが、力関係を見てもここは楽なカードでした。 その分パンサーズに求めるものは多く、厳しいものにしていました。 スコアは34-0。O#は総入れ替えもしましたし、D#は3本目まで使って完封しました。 しかし、個人的に設定していたノルマには全然達していません。 今日はどれだけ素晴らしい内容でも「それくらいできて当然」という目線で観ていましたから。 この日の試合内容は決して満足できるものではありません。 まず言いたいのは試合終了間際のターンオーバーからのオフェンス。 残り時間22秒、ゴール前11ydsという絶好のポジションだったにも関わらず、 何故ニーダウンで終わってしまったのか。 確かに勝利が間違いない場面であえて点を取りにいくことが 「相手に対して失礼にあたる」と考えたのかもしれませんが、 それなら前節の神戸大戦・残り16秒でTDを取りにいった説明がつきません。 O#がセカンドチームだったからでしょうか? むしろセカンドチームだからこそ狙いに行くべきだったのではないでしょうか? 1本目とか2本目とか関係なく、ああいう場面で狙いに行くことは重要だと思います。 常に関学戦を意識して、緊迫した場面でのオフェンスを想定してプレーさせることが 今のオフェンスにとって必要なことだと思います。 ということで今回はオフェンスから。 前半TD1本で終わってしまったことは相当反省しないといけません。 3回ものフォルススタートの反則にキャッチミス。 これまでの状況を一言で表すなら「イメージが足りなさすぎる」 関学戦の大事な場面をイメージしてプレーしていたら、そのミスが致命的なものになると分かるはず。 目の前の1プレーに集中するのが大前提なので矛盾したことを言っているようですが、 常に関学戦をイメージしながら練習や試合をすることが必要ですし、 そういうギリギリの状況でプレーできなければ、 いくら伸びしろがあると言われていても成長できるはずがありません。 そういう意味では後半に出てきた選手やこの試合から出た選手の方が スターターを獲ろうという気持ちを出し、1プレーにかける意気込みを感じましたね。 一回生WR#87岡部は甲南戦ではランプレーでの起用がありましたが、 この試合ではパスターゲットとしても何度か使われました。 スピードもありますし、これからも期待できます。 二回生TB#42高野橋も久々に複数回キャリーがありましたが、やはりいいランをしますね。 TB陣の層の厚さを感じさせます。 QB#10福永は春以来に見ましたが、思い切りのいいランが魅力ですね。 本人もスピードを武器と思っているようですから、 ワンポイントでQBキープやオプションなどの起用ができそうです。 一回生では第4QにRG#70山口、FBの二番手として#98丸谷も登場しました。 OLで一回生が出てくるのは久々な気がしますが、今後も楽しみです。 #98丸谷はまだブロック専門ですが、AJ級のラインと証された力を今度はキャリーでも見たいです。 前節の神戸大戦に続き、オフェンスに光明を見出すなら、後半最初のオフェンスシリーズ。 6分6秒をかけた16プレー、75ydsのTDドライブ。これは良いドライブでした。 このドライブではFBダイブあり、決めうちのQBキープやスニークありの 本気を見せたドライブだったなと個人的には感じています。 これが今後のオフェンスのキーになるのではないかと思います。 ディフェンスは今回も安定していましたね。 DL陣の勢いが凄すぎます。特にDT#90久司の2連続QBサックは 近大QB#18原田に嫌なイメージを植え付けたに違いないですし、 DE#48十亀もスピードを活かしてサックを決めました。 この試合途中から#80を付けたLB岸本ですが、ジャージが破れたようですね。 場内放送で呼ばれるときにアナウンスの方が「立命館80番・・・?(誰)」ってなってました。 後半はメンバーを大幅に入れ替えたためにズルズルと進まれる場面もありましたが、 それを断ち切ったのがCB#28矢部。 春のインターセプト王ですから、出てきた時にその期待はしていましたが 自陣深くまで攻められていたところでのインターセプトでしたし、 失点のピンチを脱する値千金のものでしたね。 キッキングではRETに一回生#36東松が登場。 今回はリターナーとしての出場だけでしたが、彼のランは武器になると思いますし 今後の「秘密兵器」と言ってもいいかもしれません。 繰り返しになりますが、今回の試合は決して満足のいくものではありませんでした。 立命スポーツのコメントを読んでも選手たちは満足には程遠いようですし、 そうやって自分たちの現時点での力を認めること。 そこから練習を重ねて自信を持てるようになることが必要だと思います。 あと、特にオフェンスのスターターの選手には 「スターターとしての自覚を持て」と言いたいですね。 この日の試合で後半に出てきた選手がある程度の結果を残しました。 スターターは当然それ以上のパフォーマンスが求められるわけで、 それができなければ「スターター降格」です。 そういう危機感を持って試合でプレーして欲しいと思います。 |
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終盤の第5節は息を吹き返した関西大学戦。 激しさが増していくこれからの戦い。 1プレー1プレーをこれまで以上に全力でやりきることが求められる。 第4節で見せたかすかな「兆し」をより明確な「光」とすることができるか。 また、戦力の底上げを図ろうとするならここが最後のチャンスにもなる。 京大・関学との試合に向けても大事な第5節は11月2日(日) 11:00Kick off! |
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秋・第1回 「開幕」 秋・第2回 「苦悩」 秋・第3回 「迷走」 秋・第4回 「変化」 |
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i-modeからの試合速報です |
近畿大戦メンバー表です |
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公式記録はこちらで確認して下さい。 |
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