第5回 | 証明 | PANTHERS 2007 |
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DATE | Oct 28th(Sun) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PLACE | NISHIKYOGOKU Track and Field STADIUM | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SCORE |
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得点経過 |
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STATS |
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観戦記 | 立命にとっては非常に大事な一戦。 第4節・同志社戦からどれだけチームを立て直してきたのか。 相手はここ2試合を完封で勝利し、不気味な京都大学。 快晴の西京極での決戦となった。 -勝負強い男- この試合もコイントスは立命が勝利し、後半をチョイス。 京大は自陣22ydsからのファーストシリーズ。 京大はまず9人でセットし、プレー直前に1人がアウト、替わりに3人が入って セットしてプレーを始めるというトリッキーな作戦を仕掛けてくる。 QBも#10桐原と#19宮下を交互に使い分けていたが、 立命守備は落ち着いて守り、スリーアンドアウト。 パントはアウトバウンズに出て、立命は自陣31ydsからのファーストシリーズとなる。 まずはIフォーメーションからTB#29西田が4ydsのゲイン。 2nd and 6で一回生WR#84呉田へ10ydsのパスを通して最初のダウン更新。 続いてWR#7小城へスイングパスを通すと、#86尾崎へ6ydsのパスを通して2度目のダウン更新。 敵陣に入ると、ショットガンから#9木下(雅)が右ロールから#84呉田へパスを通して、 3連続でダウン更新。 ここからTB#21山城がオフタックルをついて5yds。 続いて#21山城がフラットゾーンへ走りこみパスをキャッチ。 さらにそこから京大選手のタックルを受けながらも力強い走りでエンドゾーンに飛び込んでTD! ファーストシリーズを8プレー、69ydsのTDドライブとする。 -安定- 京大2度目のシリーズは自陣25ydsから。 まずはWR#82中村に9ydsのパスを通され、3rd and 1では#99又賀に押し込まれて この日最初のダウン更新を許すが、 直後の#10桐原→#19宮下からのフリーフリッカーが不成功になると、 京大は反則で5yds罰退。さらにファンブルしたところに、 #56岡本と#97久司が襲い掛かりロスタックル。結局ダウン更新させずパント。 立命は2度目のシリーズを自陣44ydsからスタートさせる。 このシリーズ、まずは#9木下(雅)が左ロールから#84呉田へのディープのパスを狙うも失敗。 続くTB#29西田のランも1ydくらいのゲインと止められてしまうものの、 3rd and ロングで#7小城へパスをヒット。 #7小城はRACで京大DBを一人弾き飛ばして22ydsのゲイン。 さらにそこから#2家亀、#21山城の4回生コンビのランが続いてダウン更新。 再び#2家亀のランで、敵陣15ydsとしたところで第1Qが終了。 エンドが変わってWR#11前田へのパスが決まってゴール前6ydsでフレッシュ獲得。 TB#25橋本へのピッチは2ydsのゲインだったが、 最後はWR#84呉田へ早いタイミングでパスを通してTD! オフェンスが安定したドライブで早くも2本目のTDを挙げる。 -一発目- 直後のキックオフリターン。 タッチバックにするかと思われたが、京大#10桐原がリターン。 しかし、立命カバーチームの#19田原・#18細谷のタックルがよく10yds止まり。 このシリーズ、京大は1st and 10で#19宮下がファンブル。 自分でリカバーして事なきを得るものの、直後にディレー・オブ・ザ・ゲームの反則。 さらに3rd and ロングで放ったパスを立命DE#56岡本がブロックし、 上がったボールを#31乗次がインターセプト! 敵陣17ydsという絶好の位置で攻撃権を得る。 まずはIからTB#41高野橋のカウンターで4ydsゲインすると、 最後はプレアクションからTE#89吉田へTDパスをヒットさせ21-0! -二発目で死守- 返しの京大のオフェンスシリーズは自陣18ydsから。 #10桐原のキープや#99又賀のランでダウン更新を許すと、 さらに#82中村へのクイックスタントが一気に抜けて44ydsのゲイン。 なんとかCB#13石貞が追いついたものの、この試合初めて立命陣深くまで攻め込まれる。 #19宮下のランで立命陣13ydsまで進まれた直後の1st and 10、 QB#10桐原がエンドゾーン左コーナーに放ったパスを、CB#13石貞がインターセプト! 二発目のビンゴでエンドゾーンを死守。タッチバックとする。 これで自陣20ydsからのなると、#41高野橋のランが15ydsのゲイン。 さらに#11前田(直)へのパスで15yds稼いで連続ダウン更新。 #29西田のランが7yds、#2家亀が15ydsと続いて敵陣深くへ。 そしてここで#29西田→#11前田(直)のリバースプレーが出て5ydsほどのゲイン。 このプレー中に京大がフェイスマスクの反則を犯してしまい+5yds。 ゴール前20ydsとすると、#9木下(雅)がWR#80井上へTDパスをヒットさせて 堂々の80ydsTDドライブを完結!28-0と4本差とする。 -一閃- 返しの京大のリターンも立命カバーチームの出足がよく、10ydsほどのリターン。 1st and 10で#10桐原から#82中村へ、前のシリーズと同じクイックスラントのパスを通され 22ydsのゲインを許してしまうものの、その後の3回の攻撃をシャットアウト。 京大P#99又賀のパントをキャッチしたのは#84呉田。 #84呉田は左サイドの京大の選手を交わすと、67ydsを一気に走りきってエンドゾーンへ! まさかの第2Q4本目のTD! 35-0という大量リードで前半を折り返す。 -真価の問われる後半- 前半は最高の出来だった。しかし、真価を問われるのは後半。 どんなゲームを見せてくれるのかを楽しみにしていた。 後半は立命のリターン。 京大のスクイーブキックを#21山城がリターン。 これが敵陣48ydsまで戻す好リターンとなり、立命はいきなり敵陣からのシリーズ。 すると、後半ファーストプレーからRB#26松森とWR#1本多が登場。 前節以降、セカンドチームに落とされてからというもの、 「真面目に練習に取り組んできた」と古橋HCの評価もあり、出場となったようだ。 ファーストプレーはその#26松森のランだったが、1ydのロス。 しかし#11前田(直)へのパスを皮切りに、#41高野橋、#2家亀のランと続くが、 エンドゾーンは割ることができず。 K#30澤和の39ydsFGトライ。 今シーズンこれまで2回のトライを失敗しているが... ここで待望の初成功!まずはファーストシリーズを得点に結びつける。 -後半の京大- 京大のリターンは#19田原、#8井田のタックルがあり、自陣20ydsまで。 そこから京大のファーストシリーズ。 前半やっていた3〜4人が遅れて入ってくる作戦はとらず、普通にセット。 ここはLB#52海島が3ydsのロスタックルをみせ、スリーアンドアウト。 パントリターンは#11前田(直)だったが、キャッチした地点よりも下がってダウン。 自陣30ydsからの2度目のシリーズ。 まずは#21山城、#41高野橋のランでダウン更新。 次のプレーでは#1本多へ一発を狙ったパスを投じるが、京大のDB2人に阻まれ失敗。 しかし、TE#85森へのパスを通して2度目のダウン更新をすると、 #41高野橋が6ydsのラン、そして#11前田(直)がワンハンドキャッチをみせて19ydsのゲイン。 そして最後は#7小城がパスをキャッチし、京大DBを交わしてエンドゾーンへ! 後半最初のTDで45-0とする。 -ここで登場- 続く京大のオフェンスは#19宮下から#1へのパス、#19宮下のキープなどで9ydsを稼ぐが、 3rd and 1で立命ディフェンスがRB#99又賀をロスタックル!パントに終わらせる。 このパントが5yds地点で止まり、立命は自陣5ydsからのオフェンス。 このシリーズから#16松田(大)が登場。 #21山城のランで3ydsゲインするものの、続くプレーでQBサック被弾しボールをファンブル。 ここは#77紀平がリカバーし事なきを得るものの、この試合初めてのスリーアンドアウトに。 P#20木下(裕)のパントは自陣エンドゾーン内からだったが、 これが京大陣30ydsまで好パント!ピンチを脱する。 -届かず- 京大のオフェンスは#82中村が立命DB#12今西と競り合いながらもパスをキャッチし 24ydsのゲインでダウン更新。 そこからダイレクトスナップから#99又賀のランや、クイックスラントのパスなどでダウン更新。 さらに立命の反則もあり、立命陣21yds地点まで攻め込まれる。 ここでの3rd and 1、京大QB#19宮下がドロップバックしたところに、 立命ディフェンス陣が襲い掛かりロスタックル! 4th ダウンのFGも失敗に終わり、失点を免れる。 返しの立命オフェンスは自陣26ydsから。 #16松田(大)からのパスを受けた#11前田(直)が素晴らしいRACで14ydsのゲイン。 さらに#11前田(直)はディープへのパスをキャッチし連続でダウン更新。 #41高野橋、#29西田のランと続けてダウンを更新し、 #89吉田のナイスキャッチでゴール前12ydsへ。 #16松田(大)でTDが欲しいと思っていたが、 2nd and 6で#16松田(大)がパスを投げれずにスクランブル。 これが-10ydsとなってしまい、大きくロス。 3rd and 16での#26松森のランも素晴らしかったが7ydsのゲイン止まり。 ここは再び#30澤和の出番。 31ydsのFGをキッチリと決める。 -最後まで- 京大の返しのシリーズは#82中村へのパスが決まるものの、 立命DL#90佐倉のパスカットなどがあり、スリーアンドアウト。 京大の攻撃を完封する。 そして残り3分29秒から立命の最後のシリーズ。 1バックの隊形から#21山城のランが10yds。 京大のパスインターフェアの反則もあり15ydsのゲイン。 ゴール前15ydsとなり、#16松田(大)から#86尾崎へのコーナーを狙うが、キャッチミスできず。 #1本多へのパスでゴール前10ydsまで攻め込むが... 最後は残り2秒でK#30澤和が25ydsのFGを成功させて51-0で試合終了。 これぞ「立命のフットボール」という、素晴らしい内容の試合。 対京大史上、最多得点差で撃破となった。 しかし、これで満足はできない。 次節・関大戦、最終節・関学戦。 全ての戦いが終わるまで、パンサーズの力を証明し続けなければならない。 |
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試合を 振り返って |
文句なしの最高の試合でした。 最後まで集中力を切らさず、フットボールを楽しむ。 「これが本来のパンサーズのフットボール」というのを、見せつけてくれました。 第4節から2週間でチームを立て直したスタッフはもちろん、 選手たちにも本当に感謝したいです。 個人的にも選手たちが楽しそうにフットボールをしている姿が印象的でした。 試合展開もありましたが、スタンドも本当に楽しそうな雰囲気が出ていましたし、 応援に来ていた皆様も、パンサーズのフットボールを楽しめたのではないでしょうか。 今回は何といってもオフェンスから。 OLは前節と見違えるほど素晴らしい活躍でしたね。 京大DLのラッシュがそれほどかかっていなかったこともありますが、 QB#9木下(雅)がラッシュから逃げるような場面はほとんどありませんでした。 前に出ても良し。パワーのあるRB#21山城、#2家亀を活かしたランプレーが 効果的に出ていたのは、OLの力の証明でしょう。 後半、メンバーを若干入れ替えても、その力は変わることはありませんでした。 QB#9木下(雅)はOLのプロテクションが良かったこともありますが、 本人の調子もかなり良かったのではないでしょうか。 ショート・ミドルはもちろん、走りながらのパスもかなり良かったです。 パス失敗はレシーバーの落球だったり、 一発ディープを狙って失敗しても仕方ないものでしたから、 #9木下(雅)のパス自体は素晴らしいものだったと思います。 本当に落ち着いて投げれていましたね。 RB陣は#26松森が前半出場できなかった穴を#21山城、#2家亀の4回生コンビ、 2回生#29西田、1回生#41高野橋の4人がしっかり埋めました。 特に4回生コンビの2人は今年のパワーフットボールにはピッタリのRB。 セカンドエフォートで+αを稼げるのは大きいです。 目立つことは少ないですが、FB#34中道も好ブロックでした。 中央のランが出るのは本当に頼もしいです。 WR陣は#11前田(直)はもちろん、#7小城、#80井上と4回生が牽引。 それぞれにパスが散らばりましたね。 特にこの日は#7小城が強い当たりを見せていたのが良かったですね。 そして、#1本多が前半出場できない穴を1回生#84呉田・#86尾崎が埋めました。 #84呉田はスピードを活かして京大DBを翻弄していました。 #86尾崎も素晴らしい活躍でした。 後半のエンドゾーンでのキャッチミスだけが惜しかったですね。 TEの#85森、#89吉田はブロック良し、レシーブ良しでしたね。 #89吉田はTDレシーブと落球もありましたが... この日はダブルTEはもちろん、 OLもシフトしてのアンバランス体型をよく使っていましたね。 春のシーガルズ戦でよく使っていたパターンですが、 これが今年のパンサーズのキーになるのではと思っています。 ディフェンスは京大オフェンスを完封。素晴らしい出来でした。 京大オフェンスは前半、ハドルを解いた直後9人でセットし、 プレーをする直前に1人がアウトし、3人が入れ替わりで入ってフォーメーションを決めるという トリッキーなことをしてきました。 この意図はプレーするメンバーを直前まで分らせないことと、 ストロング/ウィークサイドをディフェンス陣に絞らせないということでしょう。 立命ディフェンス陣が慌てている間になんとか攻略を、というのが 京大の狙いだったと思いますが、ディフェンス陣は落ち着いていましたね。 素早くアジャストし、京大オフェンスの狙いを完全に破りました。 QB#10桐原とQB#19宮下の同時起用(#19宮下をRBに)も 惑わされることはありませんでしたね。 DL陣は3回生DLトリオがようやく勢ぞろい。 負傷がちだった#92前田(和)が復帰し、ロスタックルを決めたのは嬉しかったですね。 LB陣ではこの日初スターターだった#60相馬が素晴らしい出来でしたね。 今年これまであまり出ていなかったので、気になっていたのですが、 この日の活躍を見て安心しました。これからも期待したいです。 DB陣は京大WR陣にほとんど仕事をさせませんでした。 #31乗次のインターセプトは絶好のポジションからの攻撃に繋がりましたし、 #13石貞は失点のピンチを脱する値千金のものでした。 WR#82中村へのクイックスラントで2度ほど大きなゲインを許してしまいましたが、 スカウティングにはなかったプレーなのかもしれません。 しかし、DBとすれ違いになってビッグプレーにされてしまいましたから、 あのタイミングでのプレーには今後対策が必要でしょう。 個人的には、この日一番注目したのはスペシャルチームでした。 リターンTDを挙げた#84呉田とパントリターンチームはもちろんなんですが、 この日はカバーチームが良かった気がします。 #8井田はいつも最初のキックオフの時から好タックルを決めてるんですが、 #19田原、#18細谷の2人が特に目立ってました。試合当日も名前叫びましたしね。 ビデオや写真で確認すると、#83土井もいいですね。 #21山城はカバーチームでもリターンチームでもいいですね。 後半最初のキックオフリターンも積極的に行ってましたし、好リターンでした。 京大の#10桐原、#19宮下という快速リターナーコンビにほとんど仕事をさせなかったのは 本当に大きかったですね。今後もこの調子でやって欲しいです。 P#20木下(裕)も1度だけのパントがエンドゾーンからという厳しいポジションでしたが、 一気に敵陣30yds付近まで戻す好パントでしたね。あれはファインプレーでした。 あと、K#30澤和にようやくFG成功が出たことがホッとしましたね。 これまで2回しかチャンスがなく、成功がゼロだっただけに、ここで3本決めれたのは大きいです。 本人もやっと安心できたのではないでしょうか。 この日はサイドラインも素晴らしい雰囲気だったと思います。 チーム全体でここに勝負を掛けてきたのが分かる試合展開・内容でした。 ただ、この試合だけで満足してはいけません。 次の関大戦、最終節・関学戦も同じように素晴らしい試合をしてこそ、 真に「立命のフットボール」を証明したことになるからです。 「勝って兜の緒を締めよ」 最後までこのフットボールを続けていけば、結果は必ずついてくるはずです。 |
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STARTING MEMBER |
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NEXT GAME | 残るは2戦!最終節に繋がる戦いが求められる。 第6節は関西大学戦!11月11日(日)はEXPOでDiv.Iが3ゲーム。 立命は第2試合、14:00Kick off! |
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REVIEW | 秋・第1節 「開幕」 秋・第3節 「不満」 秋・第4節 「崩壊」 秋・第5節 「証明」 |
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i-modeからの試合速報です |
京都大戦メンバー表です |
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公式記録はこちらで確認して下さい。 |
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