第4節 | 崩壊 | PANTHERS 2007 |
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DATE | Oct 13th(Sat) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PLACE | EXPO FLASH FIELD | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SCORE |
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得点経過 |
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STATS |
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観戦記 | いよいよ第4節・同志社戦を迎えたパンサーズ。 第3節の神戸大学線で見せた不安を払拭できるかがこの日の課題だったのだが... -いつもの- コイントスは立命が勝利し、いつものように後半をチョイス。 K#30澤和のキックオフで試合がスタートした。 同志社のオフェンスは自陣23ydsから。 まずはQB#17多川のパスをDE#56岡本がブロック! さらにDE#75十亀の好タックルもあり、スリーアンドアウト。 同志社のパントをRET#1本多が敵陣49ydsまで返し、立命のファーストシリーズになる。 まずはQB#9木下(雅)がスクランブルで12ydsゲインすると、 Iフォーメーションから左オフタックルを抜けたTB#26松森が38yds駆け抜けエンドゾーンへ! あっさりとファーストシリーズで先制点を挙げる。 -確認- 同志社の続いてのシリーズもスリーアンドアウト。 パントはRET#84呉田が敵陣41ydsまでリターンして、立命2回目のシリーズ。 このシリーズは全てショットガンからのパス。 しかしこれが全て失敗となり、早くもこの日最初のパントとなってしまう。 返しの同志社のシリーズでは2度のダウン更新を許してしまうものの、結局パント。 立命はまたしても敵陣スタートという好ポジション。 このシリーズはIフォーメーションからの攻撃を確認するように、 WR#11前田(直)へのパスを2回、ダブルTEのIフォーメーションから#26松森のランを2回と オフェンスのベースの攻撃を確認するように攻め立て、 最後はWR#87宜本が難しい体勢でパスをキャッチし、そこからエンドゾーンへ。 しっかりとTDドライブにする。 -課題の露呈- 第1Q残り1分からの同志社のオフェンス。 ここではLB#52海島(希)やLB#5木下(恵)のロスタックルで大きく後退させ またしてもスリーアンドアウト。 第2Qに入り、立命は敵陣46ydsからのオフェンス。 #26松森のランやTE#85森へのパスでダウン更新を重ねるが、 敵陣24ydsの3rd and 5でQB#9木下(雅)が同志社D#陣の3人のラッシュを受け 大きくロス。FGも蹴れず、パントになってしまう。 自陣16ydsからの同志社のオフェンスも3rd and 7で #2太刀掛へのピッチをCB#13石貞が狙い済ましてロスタックルに仕留めるなど ディフェンスの活躍が光ってパントへ。 続く立命のオフェンスは自陣45ydsから。 WR#11前田(直)へのパスはヒットするものの、反則で帳消し。 #87宜本へ4ydsのパス、#26松森のラン+同志社の反則でダウン更新すると、 #26松森が右スイングパスから24ydsのゲイン。 アンバランスのIから#26松森のランで6ydsを稼ぎ、敵陣16ydsに迫るが、 #9木下(雅)のパスをWR(番号分からず)が弾き、 それを同志社DB#22にインターセプトされてしまう。 しかし、返しの同志社オフェンスをLB#54名和のロスタックルなどで スリーアンドアウトにし、敵陣47ydsから前半最後のオフェンスになる。 まずはWR#1本多へ13ydsのパス、続いて#9木下(雅)のスクランブルが出るも クリッピングの反則で15ydsの罰退。 そこから再び#1本多へパスを通してダウン更新。 さらに#80井上、#1本多へ連続でパスをヒットしてダウン更新する。 ここから#80井上へエンドゾーン奥へのパスを投げ込むものの、2回連続で失敗。 最後は#11前田(直)へTDパスをヒットさせて21-0とする。 これで前半終了と思った矢先、同志社のキックオフリターンで ビッグリターン。#13石貞がようやく追いつくものの、 あわやエンドゾーンを陥れられそうになる。 ゴール前14ydsからの同志社オフェンス。 #17多川から#35へのパスでゴール前1ydsまで迫られるものの、 続く#2太刀掛のダイブプレーはなんとかディフェンスが凌いで前半終了。 しかし、ここで立命のパーソナルファウルが発生。 後半のキックオフ開始時に施行されるという珍しいケースになる。 -予感- 前半最後の反則の施行があり、同志社が50yds地点からのキックオフ。 蹴られたボールは、なんとポストの間を通過! しかしこれはタッチバックとなり、立命自陣20ydsからのファーストシリーズ。 2nd down 9でセンターのスナップがホームランし、 #9木下(雅)がリカバーするものの、なんと19ydsのロス。 3rd and 29で#1本多へのパスが20ydsゲインするものの、ダウン更新には届かず。 後半のファーストシリーズをスリーアンドアウトとなり、嫌な雰囲気が漂う。 しかし、それでもディフェンスがゲームを作る。 同志社最初のシリーズでLB#45浦川の好ラッシュや、 #56岡本のQBサックなどが飛び出し、あっさりとスリーアンドアウトに。 これで自陣41ydsからのオフェンス。 まずは#7小城へ7ydsのパス。さらにRB#41高野橋へのピッチが10ydsのゲイン。 #26松森のランで4ydsのゲインを重ねるが、#29西田のランは反則で帳消し。 しかし、WR#84呉田へのパスがTD目前となる40ydsのゲインになり、ゴール前2ydsへ。 ここから#33山本がノーマルTの体型からダイブして後半最初のTDを挙げる。 -兆し- 直後のキックオフ。ボールをキャッチした同志社RETに襲い掛かったのは#84呉田! とてもWRのタックルとは思えないような串刺しタックルでリターンをゼロに抑える。 そこからの同志社オフェンスも#90佐倉のパスカットなどでスリーアンドアウト。 敵陣47ydsからのオフェンスは#80井上へ10ydsのパス。 #7小城へ21ydsのパスを通して連続でダウン更新。 さらに#29西田、#26松森とTB陣のランでg-るまえ2ydsに迫り、 再びノーマルTから#33山本が飛び込んだのだが... 痛恨のファンブルロストでターンオーバー。 ここでセーフティを狙いたいディフェンス陣だったが、 このシリーズからメンバーを大きく入れ替える。 #35橋本へ5ydsのパスを通され、ピンチを脱出されると、 QB#17多川に94yds独走されてTDを奪われてしまう。 続く立命のオフェンスシリーズでも、ロングパスを狙ったところを またしても同志社DB#22にインターセプトされターンオーバー。 悪い連鎖反応が起こり始めていた矢先、 同志社QB#17多川のパスをLB#45浦川がインターセプト返し! ゴール前3ydsまでリターンし、一気に悪い流れを断ち切るかと思った。 そこからのオフェンス。QBは#16松田が登場。 #2家亀のランはゴール前1ydへ。 そこから2プレーを掛けて#26松森がエンドゾーンへ運んでTDを挙げたのだが、 プレー後の反則で#26松森がなんと退場処分を受けてしまう。 -崩壊- 悪い流れが断ち切れなかった立命。 続く同志社オフェンスにも#2太刀掛のランを中心にずるずると進まれてしまう。 #90佐倉のQBサックがあり、ようやく4th downへ追い込むが、 同志社がここでギャンブル。プレーは#2太刀掛のラン。 止めたと思ったのも束の間、ここでフェイスマスクという痛恨の反則。 これで1st downとなり、さらに次のプレーでもパスインターフェア。 反則で立て続けにフレッシュを献上してしまい、最後は#36を付けたQB多川がTD。 TFPは外れたものの2本目のTDを挙げられてしまう。 直後のキックオフ。狙ったように浮かしたボールは 立命のブロッカーとリターナーの間でバウンド。 誰が捕るのかハッキリしない状態のままでいると、 ボールを同志社の選手に抑えられ、連続で攻撃権を与えてしまう。 そして、その流れは止められず#2太刀掛に33ydsを走りきられてTD。 これで今季初めてTDを3本献上してしまう。 -さらに悪化- 直後の立命のシリーズ。 #41高野橋の左へのピッチプレーでダウンフィールドのブロックに出た#1本多が 同志社ディフェンス陣ともめて退場処分。 立命史上、いやおそらく関西学生史上初の1試合2人の退場者を出してしまった。 そして最後の同志社のオフェンスでは立命の1本目のディフェンス陣が登場。 最後は#97久司のロスタックルで試合を終えたものの、 立命サイドには負けたような嫌な雰囲気が漂っていた。 |
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試合を 振り返って |
本当に悔しいし、残念です。 僕がパンサーズを応援して9年、その中で間違いなく最低の試合でした。 雑なプレー、暴力行為による2選手の退場。 「これがパンサーズか」と疑いたくなるくらい最低の試合内容でした。 平井前監督から古橋HCに引き継がれてきた「人間形成の場として」のフットボール。 これまで、ゲームではもちろん試合会場の外でも選手たちは それを証明していたと思います。 僕たちファンも、それが実践されていると感じていましたし、 それこそが「パンサーズのフットボール」だと信じ、誇りに感じていました。 しかし、今日の試合はこれまで築き上げてきた信頼をぶち壊すほどのものでした。 試合後にも大声で叫んでしまいましたが、 僕たちファンはこんなパンサーズを応援してるんじゃありません。 次節・京大戦はいつもの「僕たちが好きなパンサーズ」を見せてください。 以上を踏まえ、今回はかなり厳しく書きます。 今回はまずチーム全体について。 正直言うと、前半はそこまで酷い試合ではなかったです。 むしろ神戸大学戦より内容では良かったでしょう。 それが前半終了時のパーソナルファウルで狂い、 後半最初のオフェンスのスリーアンドアウトで狂い、 第3Q半分以降は完全な崩壊状態。 チーム全体が「雑」になっているのが明らかに感じられました。 オフェンスはゴール前でファンブルロストに2人の退場者。 ディフェンスは2本目に変わった途端に立て続けにTDを許しました。 スタンドからも声が上がっていましたが、 第4Qにはサイドラインからも全然声が出ていませんでした。 一試合の間でこんなに崩れ落ちるとは、本当に信じられませんし、 フットボールの怖さというものを感じました。 今のチームがいかに未熟かということを露呈してしまいましたね。 ではオフェンスについて。 今日の全てを壊したのがオフェンスでしょう。 後半の雑なプレー、暴力行為で2人の退場。 しかも#1本多と#26松森というオフェンスの上回生中心選手が退場という大失態。 退場となる直接の原因を見ることができませんでしたが、 理由はどうであれ一発退場になるほどの暴力行為というのは、 フットボール選手として絶対やってはいけないことです。 #1本多の場合は、#26松森が退場になった後ということもあり、 ちょっとしたことで退場の判定になった可能性もありますが、 それでも退場になるほどのことをしては... OLはまだまだ完成度は低いままですね。 前半で同志社D#が3人もQB#9木下(雅)に襲いかかったプレーもありましたし、 ゴール前から一発で押し込めなかったのがパワー不足を露呈していました。 スナップのホームランもありましたし、集中力に欠けていました。 QB#9木下(雅)はこの日も被インターセプト2つ。 1つ目はWRが弾いたのをビンゴされるという不運がありましたが、 2つ目はそれまで全然決まらなかった#80井上へのフレアのパスを獲られました。 本当にフレアのパスはダメでしたね。 WR陣は前節まで安定していたダウンフィールドのブロックで反則を連発しましたね。 クリッピング、背後への不正なブロック等々... ビンゴにつながったキャッチミスも大きなマイナスでしたし、 後半突然#11前田(直)がサイドラインからいなくなったのも気になります。 RB#26松森ですが、エースRBが暴力行為で退場なんてのはもっての他です。 #33山本のゴール前でのファンブルロストは オフェンスの流れを完全に断ち切ってしまいました。 オフェンス全体で猛省して下さい。 少しでも明るい材料を挙げるとすれば、前半は及第点だったこと。 この日は神戸大学戦の不安点を払拭するかのように、 ドライブすることに意識したオフェンスの組み立てでした。 一発狙いのプレーは少なく、きっちりとダウン更新を繰り返していました。 その点で前半はドライブ力に関しては及第点と言える気はします。 ディフェンスは良くもあり悪くもあり。 1本目は相変わらず素晴らしかったです。 前半最後に同志社オフェンスにゴール前1ydまで迫られた時も しっかりとエンドゾーンを死守しましたし、完璧な内容でした。 しかし、第3Qのファンブルロストからの同志社のシリーズ。 あそこからメンバーを大幅に入れ替えた途端にパフォーマンスが落ちましたね。 同志社QB#17多川に94ydsを独走されてショックを受け、 次のシリーズでLB#45浦川がインターセプトをして勢いに乗るかと思いましたが、 次のシリーズはドライブされてTDを許してしまいました。 痛恨だったのは4th downのフェイクプレーで犯したパーソナルのフェイスマスクと 直後のパスインターフェアでしたね。 あれで無条件でゴール前12ydsからの攻撃を献上してしまいましたから。 結局同志社最後のシリーズは1本目が再登場してきましたが 1本目と2本目の大きな力の差を感じました。 個人的には選手個々の能力では全然劣っていないと思うのですが、 「ディフェンスの11人」という塊で見ると、まとまりがあまり感じられない気がします。 ユニット毎の連携というか、そういうのがバラバラで、力を発揮できていない気がしますね。 ディフェンスの層の厚さというのも重要なポイントです。 セカンドチームも「最強のディフェンス」と言われるようにレベルアップしてもらいたいですね。 キッキングは前半最後にピンチを招いたビッグリターンしかり、 同志社TD後のキックオフでお見合いした挙句、 相手にリカバーされるという失態ありで、再整備が必要ですね。 この試合、好材料があるとすれば#84呉田の活躍でしょうか。 WRでも早くから出場していましたし、RETでも好リターンを連発。 さらにカバーチームでも凄まじいタックルを見せていました。 ゲームをブレイクできる選手として、期待できそうです。 次節に向けて、パンサーズの選手たちに伝えたいことが一つ。 この2戦、「何か足りない」とずっと違和感を感じながら観ていましたが、 落ち着いて考えてみて、それが何か気づきました。 今のパンサーズからは「フットボールを楽しむ姿勢」があまり感じられません。 パンサーズの根底にあるのは「フットボールを楽しむ」という考え方。 選手たちが楽しそうにフットボールをし、笑顔で勝利する姿に これまで僕達は元気を貰えていました。 そのパンサーズの楽しそうな姿が今はないんです。特にこの2戦は。 この後の戦いに向けて、もう一度基本に立ち返って、 フットボールを楽しんで下さい。 個人的な話をさせて頂きますと、 観戦当日、つい汚い言葉で怒鳴ってしまい周りの観客の皆様、 関係者、選手ならびに父母の方たちにはご迷惑をお掛けしてしまい、 大変申し訳ございませんでした。 これからも一生懸命声を出して応援していきますので、 宜しくお願いいたします。 最後になりますが、終わってしまった試合について いつまでも語っていては仕方ありません。 次節に向けて、我々ファンができることはスタジアムへ行き、 パンサーズを応援することだけです。 今後も応援宜しくお願いいたします! |
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STARTING MEMBER |
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NEXT GAME | 建て直しが課題となる第5節。 しかし、相手はあの京大。なりふりは構っていられない。 なんとしても勝って「パンサーズのフットボール」を証明してもらいたい。 第5節・京都大学戦は10月28日(日)西京極で14:00Kick off! |
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REVIEW | 秋・第1節 「開幕」 秋・第3節 「不満」 秋・第4節 「崩壊」 |
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i-modeからの試合速報です |
同志社大戦メンバー表です |
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公式記録はこちらで確認して下さい。 |
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