第7回 | リベンジへ | PANTHERS 2004 |
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DATE | Nov 28th(Sun) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PLACE | NISHIKYOGOKU Track and Field STADIUM | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SCORE |
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得点経過 |
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STATS |
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観戦記 | 前日の試合で関学が勝利、6勝1敗で第7節を終えた。 プレーオフ進出のためには立命も負けてはいられない。 最終節・フラッシュボウルの相手は関京戦で意地の復活を見せ、関学を逆転で破った京大。 三強対決のファイナルバトル、甲子園への道を自力で開けることができるか。 -コイントスは立命が勝利- 立命はリターンを選択、#23古川のリターンで自陣31ydsからの攻撃。 いきなり#88大滝へ18ydsのパスをヒットさせてダウン更新。 しかし続く#23古川のランは1ydsどまり、#11木下(典)へのサイドのパスも 京大ディフェンスの出足が早くロス。3rd and 12で#44齋藤が10yds稼ぐも届かず。 ファーストシリーズはパントとなってしまう。 このパントで京大リターナーに襲い掛かったのは#14藤本! 京大自陣9ydsからの攻撃とする。 この試合、京大はQBに一回生#19宮下を使ってきた。 FB#31中村の2回のランでダウン更新するものの、その後が続かず。 3rd and 9でLB#5内田が#31中村を-6ydsのロスタックルに仕留めてパントへ。 お互い淡々とした立ち上がりとなった。 -あ、マズ- 第1Q5分半で敵陣43ydsから立命の攻撃。 #11木下(典)へ22ydsのパス、#44齋藤のランなどでゴール9ydsへ。 これでまずは先制!と思いきや、2nd to 9で#12池野が放ったパスは 京大#18畑中にエンドゾーン内でインターセプトされてしまう。 「こりゃマズいなぁ」と嫌な流れをにわかに感じずにはいられなかった。 -しかし- 普通ならここでズルズルいかれてしまうかもしれない。 しかし、ここからがこの日の立命の凄いところだった。 インターセプトで得た京大の攻撃をしっかりと3アンドアウト。 嫌な流れになるところを食い止めたのだ。 -今度こそ先制- 3回目のオフェンスシリーズは自陣36ydsから。 #11木下(典)へ右のロングパスを狙うも、これは失敗。 しかし#7長谷川へのパスを皮切りに、#22佃のランや#88大滝へのパス、 #21岸野のランなどで着実に敵陣へ。 しかしここで#21岸野が負傷。足を引きずりながらサイドラインへ。 第2Qに入り、#12池野のスクランブルで敵陣14ydsとすると、 #23古川のランでエンドゾーンまで残り9yds。 ここから最後の一歩が届かなかったものの、Field Goalとなる 出てきたKは一回生#30澤和。 #30澤和は28ydsをしっかりと決め、3-0と先制する。 -ディフェンスがいい!- 第2Qに入ってもディフェンスの調子はバツグン。 返しの京大のオフェンスもまったく進ませず、3rd and 10では #59谷野がQB#19宮下を仕留めて-3ydsのロスタックル! あっという間に3アンドアウトとなる。 -まずは一本!- ディフェンスが調子いいものの、そろそろTDを挙げて立命ペースに持ち込みたい。 前のドライブに続き、オフェンスが着々とドライブを続ける。 まずは#23古川へのスイングパスだったが、これがショートで失敗。 #22佃のランもゲインなく止められたが、ここで京大がフェイスマスクの反則。 2nd and 5とすると、#7長谷川へ33ydsのパスが決まって一気に敵陣へ! さらに#23古川の2回のランで敵陣9ydsとすると、 #11木下(典)へのパスで5ydsゲイン。エンドゾーンまで残り4ydsとなるが、 続く#23古川のランはノーゲイン。 3rd to 4で#88大滝のパスは失敗と思われたが、ここで京大がホールディングの反則。 これで敵陣2ydsで1st Downゲット! 最後は#22佃が復活TDランで9-0! TFPも#30澤和がしっかりと決めて10-0とする。 -もう一本!- 続く京大オフェンス。このシリーズで初めてダウン更新を許すものの、 ここも立命ディフェンスが鉄壁の守り。 #57岩崎の-5ydsのロスタックルもあり、わずか5プレーでパントへ追い込む。 そして、残り2分24秒から立命のオフェンスシリーズ。 1st and 10は#12池野が持ちすぎてQBサック。-5ydsのロスとなるが、 #7長谷川へのポストで一気に47ydsのゲイン! 敵陣20ydsからの1st Down獲得。 ここでも#12池野がWRを見すぎてQBサックを食らうものの、 最後は#11木下(典)へ27ydsのTDパスをヒットさせて17-0! セーフティリードを作って、前半を終了させた。 -後半は京大リターンから- ハーフタイムはPeeWeeSのハーフタイムショー、 スタンドではイエローマン率いる「レインボーマン軍団」のグレーター合唱などで盛り上がった。 そして後半のキックオフ。 #30澤和のキックで後半スタート。京大自陣30ydsからの攻撃。 いきなり#25森田へ19ydsのパスを通されるが、その後はシャットアウト。 LB#10田中(亮)のロスタックルでパントへ追い込む。 立命の後半最初のオフェンスシリーズとなるが、立ち上がりは不調。 #12池野のパスはあわやインターセプトという危険なものだったし、 #23古川のランで7ydsのゲインがあったものの結局はパントへ。 この試合初の3アンドアウトに終わってしまう。 -ディフェンス絶好調!- 逆にディフェンスは好調。 続く京大のシリーズ、#19宮下のQBキープで16ydsのゲインをされるものの、 直後のプレーでLB#5内田がインターセプト! 立命陣内へ入られた直後だっただけに、非常に大きなビンゴとなった。 ここからのオフェンス。 #7長谷川へのパスがヒットして24ydsのゲインがあったが、その後が続かず。 3rd and 5でも#12池野のパスがショートして不成功とイマイチ感が残る。 結局パントになってしまう。 -ん?- 続く京大のシリーズは全てパス失敗であっという間に3アンドアウト。 わずか28秒で1シリーズを終えてしまう。 そして立命のオフェンスへ。そろそろ後半最初の得点が欲しいところ。 まずは#23古川のランが14ydsのゲイン。さらに#11木下(典)へ2回パスを通してダウン更新。 そして再び#23古川。技ありのランで12ydsゲインして敵陣35ydsへ。 ここで#12池野が放ったパスは京大DBにインターセプト!かと思われたが、 キャッチしたところはアウトバウンズ。インセプを免れる。 その後#22佃へのスクリーンで21ydsのゲイン。 敵陣12ydsからの1st and 10でQBサックされるも、#23古川のランで敵陣10ydsへ。 3rd and 8のパスは失敗に終わるが、 K#30澤和がこの日2本目のFGをしっかりと決めて20-0とする。 -おぅっと- ここで立命はDB陣に若干の入れ替え。と同時に京大の意地のオフェンスが始まる。 QB#19宮下はTE#89東へ6ydsのパスを通すと、#82鋤崎が技ありキャッチでダウン更新。 さらに#25森田のリバースプレーで左サイドを駆け上がられて立命陣26ydsへ。 ここまで来るともう止まらず。 次のプレーでどフリーになった#34飯田へTDパスを決められて20-7。 これまでシャットアウトしてきたディフェンス陣だったが、 このドライブだけは見事にやられてしまった。 -ちょっとツメは甘い- 京大はここでオンサイドを試みるが、立命のリターンチームが抑えてオンサイド失敗。 立命は敵陣45ydsからの攻撃となる。 まずは#23古川のラン。一旦は止められそうになったがセカンドエフォートが良く11ydsのゲイン。 さらに#7長谷川へのパスで連続ダウン更新。 敵陣20ydsとしたところで再びQBサックを食らって5ydsのロス。 #23古川、#34太田のランでも最後まで行けず、再びK#30澤和の登場。 この日最長の36ydsのField Goalだったが、しっかりと決めて23-7と再び突き放す。 -一気に!- こうなると俄然元気になる立命。 直後の京大のオフェンスシリーズは自陣12ydsからだったが、 この1st and 10でLB#5内田がこの試合2本目のインターセプト! 一発で京大オフェンスを終わらせるビッグプレー! これで敵陣18ydsからの攻撃権を得る。 まずは#12池野のキープで5ydsのゲイン。続いて#33中西のランでダウン更新すると、 最後はエンドゾーン右奥コーナーで#11木下(典)がスーパーキャッチ! 30-7と完全に試合を決定する。 -たたみかける!- さらに続く京大のオフェンスシリーズでもディフェンスの勢い爆発! このシリーズから登場した一回生LB#41木下(恵)がインターセプト! ディフェンスの2回連続のビッグプレーで一気にたたみかけ! 敵陣12ydsからの攻撃では#34太田が8yds押し込むも、後4ydsを押し込むことができず。 #30澤和の22ydsのダメ押しField Goalで33-7とした。 -そしてプレーオフへ- 京大最後のオフェンスシリーズは4th down ギャンブル失敗。 残り2分34秒で敵陣45ydsからの攻撃。 #28國枝、#33中西のランや#7長谷川へのパスで着実に進み、 ゴール前4ydsまで進んだがここでゲームオーバー。 最後の最後でトドメをさすことはしなかったが、京大相手に完勝! 6勝1敗で3年連続の関西学生リーグ優勝を決めた。 試合後、古橋HCを中心にハドルが組まれる。 最終節へ向けて、みんなで気合を入れなおしていた。 しかし、まだ終わったわけではない。 次は甲子園出場をかけたプレーオフ。 立命にとっては甲子園出場以上に関学へのリベンジという意味合いが強い。 「もう戦えることなどない」と誰もが一度は思った。 しかし、再び関学と対決するチャンスが回ってきた。 立命はすでに「王者」ではない。関学に対する「挑戦者」なのだ。 もう二度と、関学に笑わせない。 絶対にリベンジを果たし、パンサーズが喜びを爆発させる番だ。 |
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試合を 振り返って |
まずは、立命の全ての観客に感謝したいですね。 この日の西京極は本当に「Rits House」でした。 バックスタンドは第1試合の後半から立命ファンで溢れ、超満員。 あんなにスタンドが埋まるほど観客が入ったのは僕にとっては初めてでしたし、 こんなに応援してくれれば、この日の試合は大丈夫だと感じました。 そして、応援団も素晴らしかった。 あれだけの大観衆を見事に率いることができていたと思います。 次のプレーオフはさらに多くの立命ファンが来ることでしょう。 スピーカーを使うなどの対策が必要だとは思いますが、 立命館大学応援団なら絶対にやってくれるはず! 長居スタジアムを立命の応援で埋め尽くし、関学応援団を圧倒しましょう! 応援団も関学へリベンジです! さぁそれではチームの方に触れていきましょう。 まず一番はディフェンス!絶好調でしたね。 特にこの日はLB陣、その中でも#5内田は2インターセプトの大暴れ! 第1Qにはロスタックルもありましたし、本当にプレー判断が正確。 関学戦では積極的に前に出て、関学バックス陣を封じて欲しいですね。 そして#10田中(亮)も良かった!あのロスタックルは本当に凄かったですね。 #9塚田も京大の中央突破をしっかりと止めていましたね。 そして後半出場の#41木下(恵) 京大にトドメをさすインターセプトは圧巻! #45北仲も出場していましたし、LB陣は全員が上り調子。 関学のランを止めるためにはLB陣の活躍が必須!期待しています。 そしてDL陣も良かった。 #99紀平(充)はもちろんのこと、この日QBサックも決めた#59谷野は 京大OLを割っていましたし、外からは#57岩崎が強襲! #97浮田もいいラッシュを見せていましたね。 DL陣は強力な京大OLを粉砕してました。 この調子で関学OLも粉砕して、QBへ襲い掛かってもらいましょう! もちろんDB陣もグッジョブ。 京大のパス成功を6回90ydsに抑えました。 CBに#13三宅を起用し、SSに好調の#4河村を起用したのは 関学戦を意識してのことでしょうか。 #17黒田・#20大黒も成長中でしたが、去年のCBコンビに戻しましたね。 後半メンバーを入替えてTDパスを許してしまいましたが、 この日のミスといえばそれくらい。 あとはナイスカバーで京大WR陣を抑えてました。 次は強力なWRが揃う関学。DB陣は絶対にリベンジしなくてはいけない相手のはず。 関学WR陣に仕事をさせないカバーを頼みます! そしてオフェンス。 オフェンスは何と言ってもOLに尽きますね。この日は本当に良かった! ブロック、パスプロともに文句なしではないでしょうか。 確かにゴール前のショートヤーデージで押し込めない詰めの甘さもありましたが、 この日はしっかりと仕事をしていたという印象です。 何度もQBサックを受けましたがあれは完全にQBの責任。 OLがプロテクションできる限界を完全に超えてましたからね。 これについてはQBの欄で。 そしてWR・RB陣も本当に良かった。 #7長谷川は流石の大活躍! 特に第4Qに見せたランアフターキャッチは圧巻の一言。 そして#11木下もケガから復帰。元気な姿を見れて安心しました。 最後のTDレシーブはエンドゾーンギリギリでしたが、よく取りましたね。 この日2TDの大活躍。関学戦でも期待しています。 そして#88大滝も完全に3番目のレシーバーの位置を確保。 結構安心して見ていられますね。 RB陣では#23古川が孤軍奮闘! カットで京大ディフェンスを切り裂いてましたし、セカンドエフォートも良かった。 今のRBの元気印です。 他のRB陣が軒並み故障したのが本当に心配です。 #21岸野も第1Q早々にサイドラインへ下がり、Field Goalも#30澤和に任せましたし、 #44齋藤もサイドラインへ下がってからは出場しませんでした。 #22佃も復帰したのは嬉しかったですが、負傷してサイドラインへ。 大事を取って、サイドへ下げてからは出場させなかったこともあるんでしょうが、 これだけ故障がちだと本当に心配ですね。 その穴を埋められるかは若手のRB陣にかかっています。 パワー派の#34太田は何度も出場をしていますが、 スピードタイプの#33中西、大型ディライトRBの#28國枝はビッグゲームでは 出場機会がほとんどありません。 ただ、タイプの違うRBが揃っていますから、 彼らの台頭があればランのバリエーションも増えるはず。 エースRB陣がケガを治して出場できればベストですが、万が一の状況では 彼ら若手に期待がかかります。 そしてこの日、唯一不安が残ったのがQB#12池野。 う〜ん、僕が関学戦で見た#12池野ではなかった! 言いたいことは「見すぎ、ビビりすぎ、置きにいきすぎ」の三つ。 確実に確実にいこうとしてWRを見すぎるし、空いているWRにしか投げない。 そしてあまりにも確実にいこうとしてパスを置きにいっています。 結果的にパスがショートするのを連発。完全に悪い傾向です。 #12池野に必要なのは「思い切りの良さ」 もっとレシーバーを信じてあげて下さい。 パンサーズのバックスはホントにスーパーなヤツばっかりです。 どんな球投げてもスーパーキャッチしてくれるようなのもいます。 次は生きるか死ぬかの一発勝負です。 それだったら思い切ってパス投げた方がいいに決まってるでしょう。 #12池野なら、絶対に出来るはずです! それは10月31日の関学戦で自分自身が証明しています。 プレーオフは#12池野の出来にかかっています。 キッキングですが、カバーチームに若干の不安ありですね。 大怪我はしなかったものの、何度か大きくリターンされそうになりました。 関学戦ではビッグリターンも許してしまっていただけに、ここは修正が必要。 リターンチームですが、パントもほとんど外へ出されてましたし、 この日はほとんど仕事させて貰えなかったですね。 チーム全体ですが、本当にいい状態だったと思います。 適度な緊張があって硬くなりすぎずにプレーできていましたし、 完全にプレーに集中していましたね。 その証拠が反則の少なさ。立命の反則はわずかに1回。 つまらない反則がまったくありませんでした。 プレーオフへ向けてチーム状態も最高に持っていけるのではないでしょうか。 さぁ泣いても笑っても次で全てが決まります! 長居をRits Houseにして、関学にリベンジしましょう! |
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STARTING MEMBER |
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NEXT GAME | 12月4日(土)17:00Kick off!決戦の地は長居スタジアム! 去年大逆転を演じた場所で、今度はリベンジを果たす! 「Over The Top」へ向けて、絶対に負けられないプレーオフ! 最後に笑うのは我等がパンサーズだ! |
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REVIEW | 第1回 「ホームBKCで開幕」 第2回 「危険信号」 第3回 「雨のち曇り?」 第4回 「決戦へ向けて」 第5回 「歴史に残る一戦」 第6回 「道は開けた」 第7回 「リベンジへ」 |
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i-modeからの試合速報です |
京大戦メンバー表です |
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公式記録はこちらで確認して下さい。 |
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