第3回 | 足りないものは... | PANTHERS 2005 |
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DATE | Oct 2nd(Sun) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PLACE | TAKARAGAIKE STADIUM | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SCORE |
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得点経過 |
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STATS |
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観戦記 | 新しく人工芝になった宝が池で今シーズン唯一の立命の試合。 そろそろ調子を上げていかなければいけないのだが...厳しい試合になった。 -コイントスは龍谷- リターンを選択し、龍谷が自陣26ydsからのファーストシリーズ。 2 and 10で#18に6ydsのパスを決められると、次のプレーでオフサイドの反則。 早くも龍谷に1stダウン献上してしまう。 龍谷オフェンスは#9中川へのヒッチ、ショートパスを中心にオフェンスを展開。 立命陣内まで攻め入る。 しかし、ここで繰り出した#12善元→#16から前パス→#12善元のスペシャルプレーは 立命ディフェンスの対応が早く2ydsのロス。 続く#9中川へのパスも2ydsのロスとなりパントとなる。 対する立命オフェンスは自陣5ydsからのスタート。 1 and 10で龍谷Dのオフサイドを貰ったと思いきや、次のプレーで今度はフォルススタート。 自らペースを崩すような悪い流れ。 しかし、#12池野のキープが45ydsのロングゲインとなると、 #22佃のオフタックルで連続ダウン更新。 さぁこれから!と思った矢先、#12池野のパスをディフレクトされ、さらにインターセプト。 このシリーズでこの日のオフェンスのペースが決まってしまう。 -押し込めず- この後、2度目の龍谷・立命のシリーズは共にパント。 しかし、このパントで龍谷RETがファンブル。リカバーしたのは#9塚田! 時間は第1Q残り1分を切ったところで敵陣48ydsからの1stダウン獲得となる。 #22佃のラン、#5阿南、#15末原へのパスで敵陣9yds。 さらに龍谷のオフサイドで残り4yds。一気に押し込める距離のはずなのだが... #12池野のQBキープはゲインなし、2 to 4の#7松村(悠)へのパスは失敗、 3 to 4のパスも龍谷ディフェンスのラッシュにあい失敗。 K#30澤和が21ydsのField Goalを成功させるが、どうも詰めが甘い。 -低調- その後の龍谷・立命のオフェンスは共に3アンドアウト。 龍谷第2Q2回目のオフェンスシリーズ。 あっさりと3回で終わらせたと思ったら、パント時にラフィングザキッカーの反則で またしても反則で1stダウンを献上してしまう。 ところが、そこから龍谷3回の攻撃は全てパス。 しかも3rd and 10は#32河合が狙いすましてインターセプト。 しっかりと帳尻は合わせる。 -ところが- このオフェンスシリーズでも低調のまま。 #11前田(直)のパスで1度のダウン更新はするものの、龍谷の反則で残り1ydsとなった 3rdダウンでも#21中西のランで押し込めず。 結局パントとなるのだが、このP#13三宅のパントが良く、龍谷陣5ydsで止まる。 -来たか!?- この龍谷のシリーズをパントに抑えた立命。 そのリターン。ボールをキャッチした#26松森が相手ディフェンスをまくると、 一気にスピードに乗りエンドゾーンへ! と思ったのも束の間、立命の反則でTDは取り消し、自陣20ydsからの攻撃となる。 しかし、これでもオフェンスの調子は上がらない。 #15末原、#88大滝へのパスで敵陣2ydsまで攻め入るのだが、 最後の最後は押し込めないまま。#30澤和の2本目のFGが決まり6−0。 こんな状況で前半を終了する。 -後半は立命のリターンから- 好リターンもホールディングの反則があり、自陣12ydsからのスタート。 まずは#15末原へ10ydsのパス、さらに#22佃の22ydsランで連続ダウン更新。 さらに#15末原へ2度パスを続けて敵陣侵入すると、 #22佃が龍谷ディフェンスを巧に交わして36yds走ってTD! 後半最初のシリーズを、この日1本目のTDで締める。 しかし、龍谷のファーストシリーズを3アンドアウトで終わらせた次の立命オフェンス。 #11前田(直)へのパスは#5阿南のブロックがよく11ydsのゲインになるものの、 龍谷#99にQBサックを見舞われてパントへ。 この#13三宅のパントが飛距離、バウンドも絶妙で、さらに#14藤本が2yds地点でボールタッチ。 龍谷の2度目のオフェンスは自陣2ydsからのスタートとなる。 当然「セーフティや!」という声がスタンドから起こったのだが、 #9中川への12ydsのパスと#29楠田のランでレッドゾーンを脱出される。 #57谷野、#96吉田のQBサックも見られたのだが、#4へのパスで一気に24ydsもゲインされてしまい、 結局ハーフラインまで戻されてパントとなった。 -OL大丈夫か?- 続く立命のシリーズ、ここでこれまでパスプロに関してはバツグンの安定を誇っていた 立命OLがほころびを見せる。 1 and 10は#15末原へのパス失敗だったのだが、2ndダウン、3rdダウンで連続してパスプロを破られ、 #12池野はQBサック被弾。10yds×2回も戻される羽目になってしまう。 さらに龍谷のパントリターンもよく、あわや一発というところだったのだが、 腕に引っ掛かってくれたので大怪我をしないですんだ。 ここで#9中川へのパスは#13三宅の早いタックルでゲインなし。 次のプレーで9ydsゲインされ、3 and 1となり第3Q終了。 第4Q最初のプレーは#29楠田のランだったのだが、ここでLB#44橋本がロスタックル! 嫌な流れを断ち切るプレーが出て、立命の第4Q最初のシリーズとなる。 -また- 自陣17ydsからの攻撃は#11前田(直)への38ydsのパスがヒットし、一気に敵陣へ。 さらに#22佃のラン、#15末原へのパス、#12池野のキープなどで攻めるものの、 またしてもエンドゾーンまで届かず。#30澤和が今シーズン最長45ydsのFGを決めて16−0とする。 -今度こそ- 龍谷の4th ダウンギャンブルを止め、立命のシリーズは敵陣41ydsから。 #22佃のランでダウン更新すると、#21中西へのスクリーン、 今度は#22佃のオープンと着実にオフェンスを進めていく。 さらに#88大滝へのパスがヒットし、敵陣12ydsとすると、#21中西がエンドゾーンへ! この日ようやく2本目のTDを獲る。 その後、立命ディフェンスは大幅にメンバーを入替える。 それで龍谷オフェンスが出始めたものの、結局龍谷を完封し26−0で勝利。 3連勝を飾ったものの、不満の残る内容となった。 |
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試合を 振り返って |
ん〜、別に天気にチーム状態合わせなくてもいいですよ。 この日の天気みたいなどんよりした試合でしたね。 オフェンス全体に関してですが、一点気になったことを最初に。 この日は宝ヶ池の芝が人工芝になってから、初めての試合でした。 ひょっとすると宝ヶ池の新しい人工芝に足を取られて、 思ったとおりに動けなかったのではないかという疑問もあります。 初めてのフィールドではかなり苦労する、という話を聞いたので。 しかし、それを差し引いてもこの日のプレーはちょっと酷かったですね。 ということで、ここから本題。 どうしても目立ったのが「集中力のなさ」 パスはポロポロ落とすわ、ブロックミスはするわ、結構酷かったです。 まずはWR陣。 ちょっと反省すべき点多すぎるんじゃない? 何と言っても集中力が足らなさ過ぎ。イージーなパスは落とすわ、 次のことを考えててボールから目を離すわ、WRに責任があるパス失敗が多すぎ。 そりゃQBもリズム崩しますわ。 そんな中でオフェンスのリズムを作っていたのがTE#15末原。 03年の栗山とはいかないまでも、いい感じでパスを取ってますね。 ああいうパスがテンポ良く通ると、オフェンスにも幅がでてきます。 QB#12池野も調子良くなかったですね。 パスはショートしてたり、何度もディフレクトされたり。 今後に向けて怖いのはディフレクトですね。 同志社戦でもありましたからね。ちょっと割合多いんじゃないかと気になります。 弾道が低いパスだから相手にブロックされやすいんでしょうが、 間違うと今回みたいにインセプという最悪な結果になりかねませんから、 今後はしっかりと注意して欲しいと思います。 OLですが、正直今回は微妙な出来でしたね。 龍谷があれこれ手を使ってプレッシャーを掛けてきたこともありますが、 あまりにもパスプロ持たなすぎでしょう。 しかし、ランプレーに出た時は、力強さを証明できているようで、 スタッツを見るとちょっとビックリします。ランの1回平均獲得ydsがなんと6.1yds! 独走もそんなになかっただけに、これはいい傾向と言えるのでは。 ただねぇ、ゴール前2ydsをランプレーで押し込めないってのはどういうことなんですかね? 僕としては「あえて使ってない」としか思えないです。 完全なパワープレーは今の時点では封印してると。 パスプロの話に戻しますが、今回龍大ディフェンスがいろいろ仕掛けてくれたおかげで、 OLユニットも今後への課題が見えたのではないでしょうか? この試合をスカウティングした他大学が同じことやってきても、 今度は同じようにはさせないでしょうし。 そういう意味ではこの試合で得たものは大きかったと思います。 RB陣ですが、この試合は#22佃の孤軍奮闘。 というかRBのキャリーはほとんど#22佃でした。 この日は久々に#22佃らしさが出たランプレーを見せてくれましたね。 ただ、やはり出ずっぱりは相当堪えると思うんで、無理しないようにやって欲しいです。 後半出場した#21中西も見事なTDランでした。 ディフェンスですが、今回ランに関しては合格点。 龍谷エース#29楠田のランをほとんど出しませんでした。 とはいえ、ランプレーは全63回中17回のみ。パスプレーに狙いを絞ってこられましたね。 #9中川へ早いタイミングでパスを通し、そこからのゲインで進もうという作戦でした。 対面だったのは#13三宅だったり、#14藤本だったりしたんですが... 結構やられた感はありますね。 通されたことよりも、その後のゲインで稼がれてしまい、やられたという感じが残ってます。 第1節から言っていますが、まだまだタックル甘いでしょう。 全然「One Shot One Crush」じゃない。 DLももう少しプレッシャーを掛けたかったところ。 中には#57谷野、外には#96吉田と#56岡本というスピードのあるDLがいるので、 もっと相手OLを押し込んでQBにプレッシャーをかけることができるはずです。 LBは#44橋本が随所でナイスプレー。 特に第4Q最初の3 and 1、あそこでロスタックルに仕留めたのは大きかったですね。 あれを獲られていたら、ズルズルと進まれていたでしょう。 ディフェンス全体としては、進まれてる印象は拭えません。 しかも、本来なら止まってるはずのプレーが止まってないという嫌な形で進まれてます。 それを解消するためには「One Shot One Crush」これしかないわけです。 ディフェンス全員が一撃で相手を止めることを常に意識して、プレーに臨んで欲しいですね。 キッキングチームは今回はまずまず。 #26松森の幻のリターンTDはホントに惜しかったですね。 迫ってくる龍大選手を大きくまくって縦に上がればすぐに独走状態なんですから。 圧倒的なスピードを持ってます。これからもリターンは注目。 #13三宅はホントに安定したパント蹴ってくれますね。 カバーチームでは#14藤本がいい働きをしてます。#9塚田もエグいタックルかましてましたね。 ただ、やはり今回も一発の危険があったのも事実。 カバーも「一撃必殺」お願いします。 第1節と第3節を観終えた時点での素直な感想。 現時点でチームに一番足りないもの、それは「気迫」です。 春から言ってきましたが、今年のチームは本当に「大人しい」チームだと思います。 相手を圧倒するほどの迫力が、どうも足りないように感じるんです。 上回生はもっとチームの雰囲気を引っ張らなくちゃいけないし、 下回生は思いっきり盛り上げるくらいの勢いを見せて欲しい。 大事な戦いでは「気持ち」が重要なファクターになってきます。 相手より「勝ちたい」という気持ちを持っていれば、すごいプレーができるはずです。 あと4戦、しっかり見せて下さい。 |
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STARTING MEMBER |
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NEXT GAME | 第4節は嫌な相手の神戸大。 守備は堅いし、オフェンスも何を仕掛けてくるか分からない。 本来なら充実した内容で折り返すべき第4節だが、今年はそうはいかないだろう。 しかし、第5節からは上位との対戦が待っている。 明るい兆しが見えるような試合にして欲しい。 10月16日(日) 神戸大学戦は王子スタジアムで16:20キックオフ! 立命はサブスタンド(アウェイ)です。 |
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REVIEW | 第1回 「苦しいスタート」 第3回 「足りないものは...」 |
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i-modeからの試合速報です |
龍谷大戦メンバー表です |
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公式記録はこちらで確認して下さい。 |
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