第6回 | 苦闘 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
DATE | Nov 16 (Sun) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PLACE | NISHIKYOGOKU Track and Field STADIUM | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SCORE |
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第6節は西京極での京都大学戦。 関学に破れ、立命に照準を絞った京大が牙をむいた。 -キックオフ- コイントスは京大が勝ち、リターンを選択。 立命K#17砂原のキックを京大#18がリターンするも、立命#99岸本が素早いタックル。 自陣22ydsからの京大のオフェンス。 京大はファーストプレーからQB#10桐原のパスを連続。 #82中村への11yds、#18坂田へ16yds、そして再び#82中村へ12ydsと 3プレー連続でパス成功・ダウン更新をされてしまう。 立命陣内に侵入され、#10桐原のキープをノーゲインにしとめると #20永田へのパスをヒットされてゴール前へ... と思ったが、LB#99岸本がファンブルフォース! それをCB#24毛利が拾い上げてリターンしてターンオーバー。 立命は自陣32ydsからのオフェンスをノーハドルで展開。 ファーストプレーはTB#26松森のランで5yds。 WR#31常包(雄)へ6yds、TE#5森へ20ydsのパスをヒットさせてダウン更新。 TB#25橋本のランで4yds、#5森への7ydsパスで再びフレッシュ獲得すると、 今度はTB#22西田へのスイングパスで2ydsのゲイン。 この後に立命、京大ともに15yds罰退の反則を犯して20yds地点へ。 QB#11松田(大)がWR#2宜本へ4ydsのパスをヒットさせると、 今度は#31常包(雄)がボディバランス抜群のRACでゴール前4ydsへ。 最後は#11松田(大)がワンフェイクを入れてからWR#1呉田へTDパスをヒット! TFPも決めて7-0と先制する。 -軋む- 直後の京大のリターンは立命#15木村のカバーで大きなリターンを許さず。 京大は自陣14ydsからのオフェンス。ここもパスを中心に展開してくる。 #18坂田へ7ydsのパスの後、LB#52海島(希)のQBサックが飛び出したかと思ったが タックル時にフェイスマスクの反則。 これでダウン更新を許してしまうと、#17生川、#18坂田、#82中村へのパスを止められず。 ジリジリと立命陣内まで攻め入られてしまう。 最後はFGへと追い込んだのだが、京大K#99又賀に30ydsのFGを決められてしまう。 -1つめのミス- 京大のFG後のキックオフリターンは#26松森。 自陣30ydsまで戻して2回目のオフェンスシリーズ。 TB#25橋本のランが10yds、6ydsのゲイン。 #26松森のランはロスするものの、#31常包(雄)へパスが通って敵陣へ侵入。 京大のパスインターフェアの反則を貰って進むと、#26松森のドローで3ydsゲイン。 さらに#31常包(雄)へのパスを狙うが、DBと競り合ってキャッチできず。 しかも落ちたボールが京大LB#99又賀の胸の中へ。 痛恨のターンオーバーとなってしまう。 京大は自陣5ydsからのオフェンスもフォルススタートの反則でハーフディスタンス罰退。 自陣3yds地点からとなるが、ここから立命D#陣が崩されまくる。 ここも#17生川や#82中村へのパスを立て続けにヒットされ、 さらに立命CB#13滝澤のパスインターフェアもあってレッドゾーン侵入を許してしまう。 なんとかエンドゾーンは死守したが、京大K#99又賀に33ydsのFGを決められ 7-6と一点差に迫られてしまった上に6分近くも時間を消費されてしまう。 -重傷だった2つめのミス- 直後の立命のオフェンスはスリーアンドアウト。 返しの京大のオフェンスもロスタックルや京大の反則などがあり、あっさりとパントへしとめる。 残り1分10秒で立命のオフェンスが回ってきた。 パント時に反則を犯したため、10yds罰退して自陣12ydsからのオフェンス。 フィールドポジションも悪かったため、ここは流して7-6のままで前半を終えるものだと思っていた。 しかし、サイドラインからは普通に得点を狙っていく指示が出たのだろう。 #11松田(大)は#31常包(雄)へパスをヒット、20ydsほどゲインしたのだが、 ここで痛恨のファンブルロスト。 ゴール前20yds地点で京都大学に攻撃権を奪われてしまう。 そして#10桐原から#82中村へのホットラインでTDを奪われて逆転。 7-13という厳しいスコアで前半を折り返す。 -後半立ち上がり- なんとしても6点差を逆転しなければならない後半は立命のリターンから。 京大のキックオフを立命RET#1呉田がリターン中にファンブル。 ボールは京大の選手が多いエリアに転がってしまうが、立命の選手が押さえる。 自陣20ydsから後半最初のオフェンス。 まずは#26松森のランで10yds一発フレッシュ。 #5森へのパスと#22西田のドロー、そして再び#5森へのパスをヒットさせてダウン更新。 そこから#26松森→#1呉田というリバースプレーを出すもノーゲイン。 #11松田(大)のスクランブルで5yds、#26松森へのパスで4yds稼いで ハーフラインでの4th down 1となるも、ここは無難にパントを蹴る。 このパントを立命のカバーチームがゴール前1yrdの地点で触ったかのように見えたが、 審判はタッチバックの判定。京大の後半ファーストシリーズへ。 1回のダウン更新を許すものの、自陣に留めてパントへと追い込む。 パントはリターンできず、自陣22ydsからの立命オフェンス。 #2宜本へのフラットパスがセカンドエフォートよく8yds、 #22西田のドローでダウン更新。 しかし直後のプレーで#11松田(大)がプレッシャーから逃げながら投げたパスを 京大DB#15前川にインターセプトされターンオーバー。 立命のオフェンスに焦りの色が見え始める。 -執念のドライブ- ターンオーバーからの京大のシリーズ。 1回のダウン更新を許し、立命陣内に侵入されてしまうが、 その後はパスのデフレクトやLB#52海島(希)の好カバーなどもあり、パントへ。 #1呉田がリターンして自陣17ydsからのオフェンス。 #26松森のラン、#2宜本・#31常包(雄)へのパスでダウン更新。 #25橋本へのシャベルパスはプレー中の反則で取消し。 ここで第4Qへ。 エンドが変わり#31常包(雄)へ11ydsのパスで一発フレッシュ。 #26松森の中央が7yds、#25橋本で2yds。 3 and inchをパワーで#33山本が押し込んでダウン更新すると、 左サイドへの#1呉田へのパスで7yds。 #26松森が絶妙のボディバランスで7yds走って再びダウン更新。 そして今度は#25橋本がパスを受けて14ydsゲインすると、 最後は#22西田が左サイドをまくってエンドゾーンへ! TFPもK#40石川がしっかりと決めて14-13と逆転。 立命O#の執念のTDドライブが決まる。 -ミス- 京大・立命ともにパントを蹴り合った後、 残り3分の時点で京大が自陣深くからパントを蹴り、立命は敵陣49ydsからのオフェンス。 #25橋本の25ydsランが飛び出して一気に進むと、 #33山本、#22西田、再び#33山本のランを繰り出して4 and 2。 ゴールまで15yds・残り31秒の場面だったがここはFGを選択。 K#40石川が32ydsのFGにトライするが、ボールはわずかに右に逸れて失敗。 決めて4点差にしたかったところが、一転してFGで逆転という最悪な状況に追い込まれる。 京大最後のシリーズ。 スペシャルプレーで#18坂田のパスや#82中村へのロングパスもあったが、 ディフェンス陣がすべて失敗へと追い込んで攻守交替。 最後はニーダウンして終了。 14-13で京大相手に薄氷の勝利となった。 |
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最終節を前に、本当に苦しい試合をしてしまったというのが感想です。 特にディフェンスでこれだけやられるとは... ぶっちゃけて言ってしまうと「あんまり準備してなかったのでは?」とまで思ってしまいます。 京大に対する準備の甘さとモチベーションの低さがこの辛勝の原因ではと。 京大は完璧なスカウティングと渾身のプレーを出してきました。 勝負どころでの強さはさすが京大だと思いますし、よく立命が負けなかったなと思います。 さて、まずはディフェンスから。 スカウティングが大ハズレになってしまったと言うか、京大に弱点をモロに突かれました。 今季スタート時から懸念していたDB陣の弱さが露呈。 両CBが集中的に狙われてしまいましたね。 パスを通されるのはまだしも、RACでゲインされたことが問題でしょう。 ディフェンス全体に言えましたが、タックルがかなり甘かったです。 後半のように京大WRもキャッチの時点でタックルできていれば、だいぶ違ったでしょう。 京大WRとのミスマッチを利用されていいようにやられたわけですが、 本人達は相当悔しいはずです。 DB的には特にこれといった対応をすることはありませんでしたが、 第2Qの最後の前のドライブからDLユニットがポジションチェンジ。 DT#30南に替わりDE#57武知をDTへ、DEに#48十亀を投入。 これで中央からのプレッシャーを強くし、スピードのあるDE#48十亀が 外からラッシュをかけるようにしました。 これが効果的だったのは明確ですが、対KGの秘策を見せてしまったのではと危惧しています。 あとは京大QB#10桐原のコントロールが前半ほど正確には投げられなかったことも 後半の京大オフェンスを完封した要因の一つでしょう。 LBユニットは#52海島(希)がランプレーとラッシュに存在感を発揮。 パスカバーに回ることが多かった#99岸本は役割が増えてしまいましたね。 続いてオフェンス。 ノーハドルの完成度はまずまずだったと思います。 あとはもうちょっとテンポよく、時間を使いながらの展開ができれば。 関学戦にも用意してくると思いますが、非常に楽しみです。 QB#11松田(大)は前半は良い内容だったと思います。 観戦仲間の方も言っていましたが、ラッシュがかかった時に雑になってしまうのが課題。 そのためにはOLがしっかりとパスプロすることが必要です。 OLはプレーも内容も充実してきた気がします。 この日のランプレーは27回142ydsの1回平均が5.25yds ロングゲインが第4Qの#25橋本の25ydsだけだったことを考えると、 OLやTE/WR陣がブロックを頑張っていることが分かります。 TB陣は#22西田の復帰が好材料。#26松森と#25橋本の両エースが長所を生かした走りでした。 反則多さは相変わらず。余計な反則は致命的ミスになることを忘れないで下さい。 この反則の多さを改善しない限りKG戦の勝利はないでしょう。 リターンチームの#23穂垣と#20海島(児)の反則は完全にやってはいけないものでした。 ただ、関大戦辺りから反則の判定が厳しく取られている気はします。 #5森のパスインターフェアランス、レイトヒットの反則は厳しすぎ。 パスインターフェアランスは京大LB#58が下がった時で、手もちゃんと引いてました。 しかもパスターゲットはもっと左の#1呉田(パスは成功)だっただけに、不可解な反則。 レイトヒットに関しては審判の笛が鳴る前に突っ込んだのに反則を取られてます。 審判を疑うのもイヤですが、目を付けられている可能性すらあります。 いろいろ書いても言い訳にしかなりませんが、 関学戦では同じようなプレーがもっと厳しく反則に取られるということを覚悟しておいて下さい。 リターン中の反則も多かったので、KG戦では十分注意して欲しいです。 あとはプレーコールに関して。 第2Q最後のオフェンスシリーズは何故時間をイートしなかったのか。 2006年の関学戦と同じ過ちを繰り返してしまいましたね。 デジャブを観ているようでガッカリでした。 パントリターン中の反則で10yds罰退させられ、自陣12ydsからのオフェンス。 残り時間は1分10秒、京大のタイムアウトはあと1回。 流れも完全に京大側に行きかけていたあの場面で、何故プレーをしたのか。本当に分かりません。 第4Q残り31秒の4 and 2、結果論でいえばFGのコールは失敗ですが、 あの場面はコールする立場であればギャンブルでもFGでも、どちらでも正解だと思います。 無難に3点を取りにいって4点差。TDが必須。京大は一発の可能性が低いことを考えると、 FGを選択するのも堅実な考え方で間違ってはいません。 逆に、あのシリーズはランも出てたのでギャンブルでパワー勝負をしても良かったとも思います。 京大のタイムアウトは残り1回。フレッシュを獲得した時点で詰みは確定的ですからね。 ただ、ギャンブルが成功する確率とFGが決まる確率を考えたら、FGをチョイスするのもわかります。 なので、余計にFGを外すことだけはやってはいけないミスです。 最悪の場合、敗戦の原因となりえた重大なミスだったということを忘れないで下さい。 KG戦へ向けて 「KGも関大相手に苦労した。立命も同じ」という考えは捨てて下さい。 KGはキックオフリターンTDと自陣内ファンブルロストからのシリーズで取られただけ。 関大のオフェンスにはほとんどやられていません。 対して我々立命は京大O#陣にやられまくりました。 そこが大きな差だと思います。 KGのO#陣に京大と同じポイントを狙われたら、いいように進まれるでしょう。 加えて能力の高いRB陣もいるとなると、手が付けられません。 立命D#陣は相当鍛え直さない限り厳しい戦いになると思います。 立命O#はいまだに未知数。潜在能力は計り知れませんが、それを活かせるかどうか。 QB#11松田(大)がいかにプレッシャーを受けずにプレーできるかに掛かります。 そのためにはOLの課題・パスプロの強化が必要です。 ランプレーはタイプの違う選手が揃っていますから安心していますが ボールセキュリティだけもう一度確認しておいて欲しいですね。 もう何回同じコトを言ったか数え切れないくらいですが、 今年は絶対KGを倒さないといけません。 「Dead or Alive」 負けた時点で全てが否定されてしまいます。 我々はKGを倒して関西学生を制覇しなければいけないんです。 「浅尾を日本一の主将に!」 その言葉を全員の胸に秘め、 これからの2週間で最高の準備をして、30日にユニバーで最高のプレーをして勝つ。 絶対KGを倒しましょう!! |
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ついに迎える最終戦。 11月30日 因縁の神戸ユニバーでの関西学院大学戦。キックオフは14:00。 この1年で準備してきたこと全てをぶつけてKGに勝たなければ意味がない。 浅尾を日本一にするために。 「Dead or Alive」我々パンサーズが最後まで生き残る!! |
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秋・第1回 「開幕」 秋・第2回 「苦悩」 秋・第3回 「迷走」 秋・第4回 「変化」 秋・第5回 「覚醒」 秋・第6回 「苦闘」 |
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i-modeからの試合速報です |
京大戦メンバー表です |
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公式記録はこちらで確認して下さい。 |
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