第3回 | Real Power | PANTHERS 2006 |
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DATE | Oct 1st(Sun) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PLACE | NISHIKYOGOKU Track and Field STADIUM | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SCORE |
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得点経過 |
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STATS |
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観戦記 | 第2節に続き、雨が心配された西京極。 朝はなんとか持ちこたえていたが...試合が近くなるにつれ雨がポツポツと落ち始め、 キックオフの時には完全に雨模様になってしまった。 雨のゲーム、思い出す前節。コンディションが気になる中、近大戦が始まる。 -久々のホーム- 今季は2試合しかないホームゲーム。 マルーンのユニフォームで登場した選手達が、その力を十分に発揮する。 まずは近大のオフェンスシリーズ。1st downでパスを決められ、 その後はインサイドのランを出されてダウン更新を許すなどしたが、 #4河村のロスタックルがあり結局はパントへ。 立命は自陣33ydsからのファーストシリーズとなる。 QBはこれまでの2試合と同じく#9木下(雅)。 その#9木下(雅)、この日はいきなり全開。まずはWR#80井上に17ydsのパスをヒットさせると、 RB#26松森の1ydのランの次にはWR#1本多へ30ydsのパスをヒット。 いきなりレッドゾーンへ。そこから#26松森が12ydsのランでゴール前7ydsへ。 すると最後はWR#7小城へのTDパスをヒットさせて先制のTDドライブ。 これまでとは違うという雰囲気を、いきなり示した。 -ディフェンスの立ち上がり- アッサリと先制したものの、次の近大のオフェンスシリーズでは ディフェンスがジワジワと攻め込まれてしまう。 近大自陣27ydsからのオフェンスではランプレーを連発され、 インサイドのプレーでコンスタントにゲインされ、3度のダウン更新を許してしまう。 しかし、立命陣に入ったところでFS#24大亀のロスタックル。 さらに#97久司のパスデフレクトもあり、近大攻撃をパントに。 この時点でもう第1Q残り1分強、立命の次のシリーズ中には第2Qへと移ってしまう。 立命2度目のシリーズは大きなゲインがなくパントに。 前のシリーズでゲインを許していたので気にはなっていたのだが、 近大の3度目のシリーズからは完全にアジャスト。 QB#10岡・#5春日井の併用にも問題なく、スリーアンドアウトに仕留める。 -点火- ディフェンスの奮起をきっかけに、オフェンスも再び勢いを取り戻す。 自陣23ydsからのオフェンス。1st and 10で#1本多に10ydsのパスを通してダウン更新。 さらに#26松森のランが27ydsのビッグゲインで連続ダウン更新。 敵陣に入り、今度は#7小城へ22ydsのパスをヒットさせると、 最後はパスを受けた#26松森がエンドゾーンまで17ydsを走りきってTD! オフェンスがもの凄い爆発力を見せて14−0とする。 -唯一- ディフェンスはすでに近大のオフェンスを進ませることはなくなっていた。 #10岡が率いるこのシリーズ、いきなりLB#5木下(恵)のロスタックルが炸裂し、あっさりとパントへ。 しかし、このパントが好パントとなり、立命は自陣20ydsからのオフェンスとなる。 ここでも#26松森のランが25yds、#7小城へのパスが20ydsと 2プレー連続でビッグゲインを連発し、怒涛のオフェンス展開か?と期待したのだが... その後のプレーでサインミスがあったのかハンドオフ時にファンブル。 これを近大ディフェンスに抑えられてしまう。 しかし、ここで再び流れを引き寄せたのはディフェンス。 ロングパスもDB陣がしっかりとカバーし、RB#20山上へのピッチには LB#54名和が素早い反応でロスタックル! 3シリーズ連続でスリーアンドアウトにしてオフェンスにバトンを渡す。 -オフェンスのポテンシャル- 自陣35ydsからのオフェンス。 まずは#11前田(直)へパスを投げるも不成功、2nd and 10ではレシーバーを見すぎて QBサック被弾し−3yds。3rd and 13となったところで#26松森へのサイドスクリーンが 14ydsのゲインとなりダウン更新。 さらに#1本多への22ydsのパスが決まると、再び#26松森へのパス。 続いて#80井上に13ydsのパスをヒットさせゴール前20ydsへ。 締めはそこから#11前田(直)へTDパスをヒットさせて前半3本目。 チームとしてはオフェンス・ディフェンス共に申し分ない形で後半へと移る。 -He is back!- 後半は立命のリターンから。 #26松森の好リターンで自陣45ydsからのオフェンスとなる。 QBはこの秋初登場となる#3渋井。 1st and 10ではパスターゲットが見つからず大きくロスしてしまうが、 次のプレーで#3渋井のキープが炸裂! スクリメージを抜けると一気にエンドゾーンへ60ydsのTDラン! これまで出場していなかった不安も一気に吹き飛ばす復活のTDを挙げる。 -早々に- 近大後半のファーストシリーズは#54名和の好タックルや、 #31乗次のナイスカバーもありスリーアンドアウト。 さらにパント時に近大のホールディングがあり立命2回目のオフェンスは敵陣スタート。 #26松森のランで14ydsのゲイン、続いて#3渋井のキープで8ydsをゲインすると、 続くプレーで近大がパスインターフェアを犯し、ゴール前5ydsへ。 そこから#26松森のダイブが3ydsゲインすると、最後は#37石井(健)が 右のオープンへ抜けてエンドゾーンへ! 後半も2シリーズ連続のTDで一気に試合を決める。 -交替- 次の近大のシリーズからディフェンスメンバーはDL陣以外交替。 しかし、いきなりRB#21尾下にロングゲインを許すと、 足が止まったように動きが鈍くなり近大にロングゲインを連発される。 そしてわずか4プレーであっという間にゴール前8ydsへ。 しかし...#10岡のキーププレーでファンブル。抑えたのはLB#53前田(孝)! ピンチをビッグプレーで脱する。 オフェンスもバックスを中心にメンバーを入替え。 自陣13ydsからRB#46山城のランが13yds、さらにWR#19片山へのパスがヒットして自陣44ydsへ。 しかし...次のプレーで#37石井(健)がファンブルのお返し。 これを近大に抑えられ立命陣からの攻撃権を献上してしまう。 直前のシリーズでも危ないところを見せていた立命ディフェンス。 このシリーズでもジワジワと進まれてしまう。 4th down ギャンブルを決められると、パスインターフェアの反則も続き立命陣20yds。 1st down 10ではピッチプレーで一回生LB#60相馬の好タックルが光ったが、 2nd downでは#6井本へTDパスをヒットされてしまい、この試合も完封ならず。 -好調- 返しのオフェンスは自陣35ydsから。 #46山城のラン、#1本多へのパス、そして再び#46山城のランと たった3プレーで2回のダウン更新を重ねると、今度は#37石井(健)のランで15ydsのゲイン。 敵陣25ydsまで攻め入り、#1本多へのパスは失敗、#40浅尾のFBダイブは1ydsのゲイン。 3rd downはQBサック被弾となり47ydsのFGトライへ。 しかしここで近大が交替違反の反則。42ydsのFGトライとなりK#30澤和のFGは成功! 反則の5ydsが大きく影響し、追加点をあげる。 -踏ん張り- 後半にメンバーを入替えてから、近大オフェンスにゲインを許してしまっているディフェンス。 このシリーズでもズルズルと進まれてしまう。 ところがレッドゾーンに侵入されたところでエンジンが点火。 LB#60相馬とCB#34町が近大のピッチプレーに素早い反応を見せて5ydsのロスタックル! その後で立命の反則があり、エンドゾーンまで10ydsの地点へ進まれてしまうが、 ここで意地の踏ん張りを見せたディフェンス。 ピッチを受けた#21尾下が右オープンに抜けそうなプレーを #34町がありえないスピードで入り3ydsのロスタックル! その後のランプレーでも#60相馬と#90堀田がノーゲインに仕留め、 さらに4th down ギャンブルは#97久司と#98田中(稔)がしっかりと止めてギャンブル失敗! このシリーズで交替したメンバーにようやく調子が出てくる。 -オフェンスにも一回生- 近大ギャンブル失敗からのシリーズ。 ここでオフェンスにも一回生が登場する。RB#35橋本(将)がハンドオフを受けて9ydsのゲイン。 続いて#37石井(健)が4ydsをゲインしてダウン更新すると、 #35橋本(将)がスイングパスを受けて今度はロングゲイン。 さらにWR#84中林へ21ydsのパスが通って3プレー連続のダウン更新。 そして最後は#1本多へ30ydsのパスを通してTDドライブ完結! 自陣17ydsから83ydsをわずか6プレーでドライブしてしまう。 -惜しいっ!- 返しの近大のオフェンスでLB#67海島がインターセプト! 自陣48ydsくらいからのオフェンスとなると、登場したQBは#18藤田! 4年間頑張ってきた#18藤田が秋のリーグ初めての登場となる。 ファーストプレーはWR#16河内を狙ったパスだったが... 近大DBにインターセプトされてしまう。 なんとかもう一度オフェンスに回してあげたい。 そんな想いもディフェンス陣が持っていたのか、次の近大のオフェンスに 一度もダウン更新を許すことなく4th downギャンブルも失敗へ。 残り数秒で再びオフェンスに回ってきたが、#18藤田はニーダウン。 しっかりとここでの役目は果たした。 そしてゲームオーバー。 45−7で近大に勝利して3連勝。 これまでの中でもベストのゲームだった。 次は京大戦。関京戦で不完全燃焼に映った京大の「魂のタックル」の復活が怖い。 絶対に気を抜けない第4節を迎える。 |
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試合を 振り返って |
試合時間になると、前節よりも雨が降っている状態になってしまったので、 ちょっと嫌な予感があったんですが、全くの杞憂に終わりましたね。 オフェンス・ディフェンス共にこれまでで最高の内容だったと思います。 何と言ってもこの日のオフェンスは凄かったです。 近大が積極的なディフェンスを敷いてこなかったというのもありますが、 思い通りにプレーを出せていたのではないでしょうか。 QB#9木下(雅)は思う存分にプレーできていましたね。 ラッシュが掛かっても落ち着いてパスを通していましたし、春からもかなり成長した感じを受けます。 ハンドオフミスがありましたが、気になるのはそれくらいだったでしょうか。 本当に楽しみな存在になりました。 後半は#3渋井がこの秋初めてQBとして出場。 やはり出てくると頼もしいですね。まだパスに不安定なところがありましたが、 得意のランでのビッグプレーもありましたし、これからも楽しみです。 あと、個人的には#18藤田の登場が本当に嬉しかったです。 これまで#3渋井と一緒にQBの練習をしてきた選手。 去年・今年の春では試合に出ていることはありましたが、秋の試合は初登場。 インターセプト被弾は残念でしたが、観戦仲間の方達も出場したことを本当に喜んでいました。 RB陣も#26松森を筆頭に走りまくりましたね。 #37石井(健)、#46山城などがまた違うタイプのランを見せてくれています。 そして後半には一回生#35橋本(将)が公式戦デビュー! 春はRBとしては見たことなかったんですが、いいですね。期待の存在です。 OLはこれまでの2戦とはガラっと変わってきましたね。 本来の実力であれば、これくらいはできるユニットやと思ってるので、 本当に嬉しいです。ブロック、パスプロ共に申し分なしです。 WR陣は3回生が凄いですね。#1本多、#7小城、#11前田(直)に加えて、 この秋出場している#80井上が初スターター。WRの3回生「カルテット」が完成です。 4回生も負けてはいません、#84中林、#19片山もいいキャッチを見せてロングゲイン。 WR陣の層の厚さを感じさせますね。 オフェンスに関しては、このまま行って欲しいという気持ちですね。 これなら安心して見ていられると思います。 ディフェンスは前半に近大QB#5春日井率いるオフェンスに インサイドのランプレーを立て続けに出された所が気になりましたね。 DLは安定して能力を出せていると思っていただけに、ちょっと不安です。 2回目のシリーズからは本来のプレーができるようになりました。 #90堀田は本当に安定してますよねぇ。#97久司も最後まで出場していいプレーしていましたし。 後半だと#98田中(稔)が光ってましたね。 LB陣、1本目は本当に安定しています。 #44橋本を筆頭に、#54名和・#5木下(恵)のロスタックルは本当に狙いすましたようなプレーで 見ているこちらが驚かされます。 DB陣はCB#13石貞が戻ってきたので#24大亀がFSに。 後半は#31乗次も出ていましたから、ちょっと布陣を変えたんでしょうかね。 第3QにLBとDBのメンバーを大幅に入れ替えたシリーズで、 いきなり近大オフェンスにTDドライブされてしまうのはダメでしたねぇ。 替わった選手にしてもこの秋出場している選手ばかり。それが全く動けていませんでした。 この後のドライブでも自陣深くまで攻め込まれていましたし。 TDを取られた後はターンオーバー、ギャンブル失敗、ギャンブル失敗で終えているものの、 2本目はズルズルと進まれて不満の残る出来でしたね。 しかし前節に引き続き、CB#34町と一回生LB#60相馬のプレーには驚かされますね。 #67海島もいいプレー連発していますし、この辺りが安定してくると、 1本目をかなり脅かすのではないかと期待してます。 キッキングは今回はそれほど問題はなさそうでしたね。 リターンチームは毎回好リターンが目立ちました。 #37石井(健)はカバーチームでも活躍してますね。 #30澤和のキックは本当に安定していますし、飛距離もだいぶ伸びたような気がします。 あと、この日はチームの雰囲気全体が良かったような気がします。 練習の時からも明るい感じでやってましたし、雨でイヤだな、というのは全く感じませんでしたね。 こういう状態でやっていけると本来のパンサーズのフットボールができるような気がします。 これを忘れずに一つ一つ階段を上がっていって欲しいですね。 |
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STARTING MEMBER |
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NEXT GAME | 次の相手は関京戦の敗北を糧に、必ず大きく変わってくるであろう京都大学。 第1節で見せたあの気迫が戻って来れば、本当に怖い相手。 平日のナイター西京極決戦! 第4節、京都大学戦は10月13日(金) 18:30Kick off! |
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REVIEW | 秋・第1回 「高みへ」 秋・第2回 「in the dark」 秋・第3回 「Real Power」 |
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i-modeからの試合速報です |
近畿大戦メンバー表です |
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公式記録はこちらで確認して下さい。 |
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