第3回 | NEW HOPES | PANTHERS 2005 |
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DATE | May 14th(Sat) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PLACE | BKC QUINCE STADIUM | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SCORE |
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得点経過 |
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STATS |
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観戦記 | 自分としては、実に2年ぶりのJV戦観戦。 しかも今年は若手に期待の存在が多く、かなり楽しみにした試合だった。 -コイントスは- 立命が勝利し、リターンを選択。 大阪学院K#97がキックしたものの飛距離が出ず、#56前田(和)がリターン。 自陣30ydsからの立命のファーストシリーズ。 QBは3年目にして初のクォーターバッキングとなる#18藤田が登場する。 その#18藤田、まずは#87本多への12ydsのパスを通していきなりダウン更新するものの、 その後が続かず。3rd and 8ではQBサックを食らってしまいパントへ。 デビューシリーズをTDドライブに結びつけることはできなかった。 -まずは1本!- 大阪学院のファーストシリーズで立命ディフェンスがいきなり爆発! まずは2nd and 6で#54長井が5ydsのロスタックル! さらに3rd and 11で#37尾上がインターセプト! 大阪学院の攻撃をあっという間に終了させる。 そして敵陣40ydsからの立命2回目のシリーズ。 定石通りに一発狙いのパスを#87本多へ投げると、相手DBと競り合いながらスーパーキャッチ! 30ydsのゲインとなり、エンドゾーンまで残り10yds。 最後は#99太田が格の違いを見せ付けるランでTD! TFPは#20毛利が決めて7−0と先制。QB#18藤田、初のTDドライブを完結させる。 -元気のいいディフェンス- 大阪学院の2回目のシリーズ、ここもディフェンスは元気だった。 #45北仲のパスカットに続き、#29岡田がQBサック! 大阪学院オフェンスを進ませない。 直後の立命のシリーズ。今度は#18藤田のドライブ力が試される自陣30ydsから。 しかし、今ひとつパスの調子が安定しない。 ショートしたと思ったら、リード気味の球を連発したり... それでも#89森脇、#87本多へパスを散らしてドライブを進めていったが、 最後は決めきれずにFGへ。 しかし、ここで#30澤和が24ydsのFGを外して追加点ならず。 -大阪学院の逆襲開始- この辺りから大阪学院の攻撃パターンが一気に変えてきた。 QBのパスに不安を感じたのか、ライン戦に可能性を感じたのか、 この辺りからインサイドのランに重きをおくようになった。 そしてこの作戦が的中。立命陣進入までは許さなかったものの、 エースRB#2のランに、2回のダウン更新を許してしまう。 しかし、ここで再び#37尾上がインターセプト! いいところで流れを断ち切る。 そこからの立命のオフェンス。このシリーズQBは#3渋井が登場。 #3渋井が登場したからにはTDは必須と考えていたのだが、少しずつ歯車が狂い始める。 自陣39ydsからの1st and 10でイリーガルシフトの反則。 それを挽回する#84中林への21ydsのパスがヒットするものの、 その後のゴール前1ydsへと迫る#21中西の技ありRACは反則で帳消し。 結局パントになってしまう。 大阪学院のオフェンス。中央が出ると分かった大阪学院はエースRB#2を積極的に使う。 一気に45ydsの独走を許し、初めての立命陣内への侵入を許す。 しかし、その後はCB#48木下(裕)のがいいパスカバーを連発。パントへ抑える。 -やっぱり- 次の立命のシリーズは1st downでの反則もあって、自陣5ydsからの攻撃。 QBは#16木下(雅)が登場するが、エクスチェンジミスや反則で敵陣侵入もできず。 さらにパントで#48木下(裕)がジャックル。かなり危ないところだったが、 #48木下(裕)がなんとか蹴って敵陣40ydsまで戻す。 反則などでリズムを掴めない立命に対し、 これまで少しずつ進んできた大阪学院オフェンスがここで逆襲。 まずは#22へのパスを通すと、#2のラン。さらに#28へのパスが通ると、 立命ディフェンスの反則で2度目のダウン更新献上。 その後#59武知のQBサックが飛び出すものの、 #2へのスクリーンパスで20yds、そして最後は#28のリバースでTDを奪われてしまう。 -なんとか- 残り16秒から自陣43ydsからの攻撃。なんとかリードして終わりたい立命。 QBは#3渋井。まずは#11前田(直)へのパスを投じるが、 #11前田(直)が落球。7-7で折り返すかと覚悟をした前半ラストプレー。 #3渋井のターゲットは、大阪学院DBをスピードで振り切っていた#1松村(歩)! 57ydsを一発でズドンと沈めてなんとか14-7で折り返す。 -後半は- 大阪学院のオフェンスから。しかし、これまでやられていたDL陣が奮起。 1回生#53久司のQBサックが飛び出してファーストシリーズはパントへ。 #87本多の好リターンで立命後半最初のシリーズは敵陣25ydsから。 QB#18藤田は#1松村(歩)への15ydsのパスをヒットさせるものの、エンドゾーンを割れず。 ここはK#20毛利が27ydsのFGを決めて17-7とする。 -3つ目!- 返しの大阪学院のオフェンス。 しかし1st downで投じたパスを#37尾上がインターセプト! パスターゲットをもう一人のDB(この時も#29岡田だったと思うんですが)が しっかりマークしていたので、ごっつあんインセプではあったが、3本目は見事。 そしてここで登場したQBは#3渋井が投じたパスを #87本多が倒れこみながらのスーパーキャッチ!これで一気に残り1ydsへ。 ここは#46山城が持ち込んで後半1本目のTDを挙げる。 このTFPはH#11前田(直)がジャックルし、スクランブル。 ところがこれがハマり、2ポイント成功となる。 しかしこれが、この後の連続2ポイントのフラグだとは思わなかった。 -バテてても- 大阪学院は少ない人数の上に怪我人が多発。 両面で出てる選手などもいて、もうバテバテの状態。 しかし、立命ディフェンスも容赦はしない。ここでも#53久司のQBサックで 一気に6ydsのロス!直後にロングパスを決められるが、ダウン更新には至らず。 立命のオフェンスシリーズ。QBは#16木下(雅)。 しかし、パスを相手LBにブロックされると、それをDBにインセプされてしまう。 ここの大阪学院のオフェンスは3アンドアウトに抑えたものの、 パントで立命RET#87本多が確保できず。それを大阪学院#17に抑えられ一気にピンチに。 こうなると流れは止められず。#23へあっさりとパスを通されて25-14とされる。 -差は開く- 大阪学院のキックオフを#21中西が好リターン。自陣41ydsからの攻撃でQBは#18藤田。 まずは#39家亀のラン、さらに#81石井(崇)へのパスを通して敵陣へ。 さらに#85豊田へのパスを通すと、#44中道へのパスで再びダウン更新。 そして最後はこの日#22をつけた松森がスピードを生かしてTD! TFPは#20毛利のキックが外れて31-14となるが、取られたら取り返す。 -この後は- 大阪学院は怪我人が続出し、ついにエースRBの#2まではSFとして登場。 厳しいチーム事情の中の試合となってしまった。 立命オフェンスはこの後、#23茂森がもの凄い加速で 大阪学院ディフェンス陣を抜き去ると、43ydsのTDラン。 そしてここのTFPでもH#11前田(直)がスナップをセットできず。 ここも走って2ポイントが成功してしまう。 -最後は#16木下(雅)- 立命最後のオフェンスシリーズは#16木下(雅) まずは#22松森のラン、さらに#16木下(雅)のスクランブルから、 いいところへ走りこんでいた1回生RB#36浅尾へのパスがヒットしてダウン更新。 さらに#44中道へのシャベル、1回生WR#28岸本へのパスでダウン更新して残り1yds。 ここはパワー隊型から#99太田へのパスを通してダメ押し。 そして最後のTFPはスナップが悪く、#11前田(直)がスクランブル。 ここも決まってしまいなんと2ポイント3本目...(苦笑) 47-14で勝利した。 |
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試合を 振り返って |
個人的には2年ぶりのJV戦観戦になったんですが、 メンバー表を見て、「今の選手って何ていう名前やったっけ?」と 探しながら観戦する雰囲気はやっぱり楽しいですね。 何よりJV戦は若手が多いのでミスもあるんですが、全体的に元気なのがいい。 特に今年は元気の良さを感じますね。 オフェンスですが、何と言っても#18藤田のクォーターバッキングを 初めて見れたのが嬉しかったですね。 前半は丁寧なプレーだったんですが、ちょっとパスがリード気味なのが気になるかな、と。 あと、後半にパスが「おじぎパス」になってしまったのが残念でしたね。 せっかくのプレーするチャンスなので、思い切って投げ込んだ方が、 いいですし、見てるこちらも「ええパス投げるな」と思いますし。 また彼のプレーが見たいです。 #3渋井は最初のシリーズこそ反則でTDドライブできませんでしたが、 前半最後のロングボムTDを皮切りに、後半2シリーズもTDドライブ。 3/4のTDドライブ率は「流石#3渋井」と思わせますね。 #16木下(雅)ですが、この日はファーストプレーのエクスチェンジミスから リズムがおかしかったですね。 でもパスは相変わらずいい球投げてますから、あとは波に乗れるかですね。 OLですが、やはり全体的に力負けの感がありますね。 前半ほとんどランを出せてませんし。 後半ランが出たのも大阪学院のラインがバテたおかげでしたしね。 とはいえ、1回生#22松森のスピードとボディバランスにはビックリ! 凄い1回生が入ってきたなぁと思いましたね。 あと#23茂森のTDランも衝撃でした。もの凄いスピードでLOSをぶっちぎりましたからね。 もう一人の1回生RB#36浅尾もプレーが崩れたところから上手くダウンフィールドで フリーになりましたね。あそこでパスが決まったのは大きかったです。 #46山城もスピード・パワーともに申し分ないですし、 今年はRBのスターター争いは激化必至ですね。 秋にこの若手が登場してくるのが楽しみで仕方ないですね。 WR陣ですが、この日出場した中で良かったのは#84中林でしたね。 多く使われてたというのもありますが、安定感があります。 あと#1松村(歩)はスピードでは断然抜けてますね。 大阪学院のDBが全然付いていけてなかったですし。 今年こそトップチームでのプレーを続けて見せて欲しいですね。 2回生#87本多がいいというのは去年から分かってますしね。 順調に成長しているようで今後も楽しみな存在です。 あと、TEですが今年はいろんな使われ方をしそうですね。 #89森脇はショットガンTEとしての働きを見せてましたし、ブロッキングもレシーブも○。 後半登場した#85豊田もキャッチがいいですね。 で、一応TE登録になっている#44中道。 #92岡前と同じですが、パワープレー要員としてのFB的役割もしますし、 かと思えばこの日の#44中道はレシーブもあり。 TEは今年のキーになりそうな気がします。 ディフェンスは大阪学院のRB#2にかなりやられましたね。 特にDLは前半いいように穴を開けられてしまっていたように感じます。 しかし、この日SSに入った#37尾上が3インターセプトの大活躍! ポジショニングが良かったですね。 #48木下(裕)もナイスカバー連発。正面に飛んできたパスを落として インセプしそこねたのはマイナスでしたが。 #29岡田もいいスピードでQBサックを炸裂させましたし、 #35石貞もしっかりとカバーできていました。 LBは#45北仲は普通にトップチームでもスターターですから、レベルが違いましたね。 DL陣はトップチームのスターターもいましたが、 大阪学院のOLにしっかりとブロックされて穴を開けられてしまったのはちょっと... パスラッシュに行くのは速いんですけどね。 後半出場した1回生の#53久司はいいパスラッシュ見せてましたね〜。 QBサックもお見舞いしてましたし、これから期待ですね。 キッキングはカバーチームに関しては全然問題ナシだと思います。 というかむしろカバーの早さはトップチームよりいいくらいですよ。 JVでこれだけカバーが良くて、なんでトップチームはあんなにビッグリターンを許すのか不思議。 K#20毛利は初めて見ましたがなかなかいいですね。飛距離もありますし。 で、恐らくこのコーナーでも言及するのは初めてだと思うホルダー。 まぁ良くも悪くも#11前田(直)がポイントなんですけどね。 TFPの2Pointコンバージョンがが3/3って聞いたことありませんよ! 2回は#11前田(直)のジャックルから。最後の1回はスナップの悪さからのスクランブル。 で、これが#11前田(直)だったから成功したようなものですけどね。 「結果オーライ」的なものはあんまり評価できませんねぇ。 (後々、やばくなった時に意表をつく2Pointを狙える可能性もありますけどね) サイドラインで#11前田(直)がボールをセットする練習をしてたのが印象的でしたよ。 P#48木下(裕)は危ないところをよく蹴りましたね。あれはかなり大きかったです。 ということを考えるとスナッパーは不安定。猛練習必要ですね。 リターンチームですが、#87本多のファンブルは頂けませんね。 あれでTDまで持っていかれたわけですから。 致命傷になるようなミスは絶対になくさないと。 大阪学院大学は流石に高野氏がHCを務めているだけあって、 立命ディフェンスの弱点を見つけるのが早かったですね。 3シリーズ目から中央のランをメインにすえると、#2の上手さもあって 攻撃にリズムが出ていましたね。前半は大阪学院の攻撃はテンポ良かったです。 しかし前半救急車で運ばれた選手をはじめ、攻守に怪我人が続出してしまいましたからね。 後半サイドラインに残ってるのがOLとQB、WRくらいになってましたから。 エースRB#2までSFに入れるなど苦しい台所事情になってしまいましたね。 この日活躍していた選手達が、もっとレベルアップしていけば、 トップチームもレベルアップに繋がりますし、彼らが出れば元気の良さが チーム全体に伝わると思います。 今年は若手にかなり期待しています。 |
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STARTING MEMBER |
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REVIEW | 第1回 「長浜ひょうたんボウル結果」 第2回 「新たな風」 第3回 「NEW HOPES」 |
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i-modeからの試合経過です。 細かくはないですけど。 |
大阪学院戦メンバー表です。 |
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公式記録はこちらで確認して下さい。 |