第5回 | WeNeedMorePower | PANTHERS 2005 |
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DATE | Oct 30th(Sun) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PLACE | NAGAISTADIUM | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SCORE |
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得点経過 |
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STATS |
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観戦記 | '05年のフットボールシーズンも佳境に入り、迎えた第5節は3強対決第1弾。 まずは神戸大に1敗を喫しているとはいえ、「魂」を取り戻しつつある京大。 #12池野を欠いたオフェンスがどれだけできるか。 ディフェンスは京大QB#12宮下を止めることができるかが鍵となった。 -コイントスは立命勝利- コイントスは立命が勝利したものの、後半をチョイス。 審判が前半京大リターンを宣告し、選手達がフィールドに飛び出す。 そして、久々のオクラホマスタイル。「Who'sHouse?」「RitsHouse!」の雄叫びがあがった。 -ファーストシリーズ- まずは京大のファーストシリーズは京大陣15ydsから。 RB#19奥原のランは#57谷野がゲインなしに押さえ、 QB#12宮下のランは4yds止まり。3rdダウンでもしっかり止めて3アンドアウト。 #50伊藤のパントを#26松森がリターンして立命自陣48ydsからのファーストシリーズとなる。 QBは#3渋井。ファーストプレーは#5阿南へのパスだったが、これを#5阿南が落球。 #22佃のランはゲインがなく、3rdダウンで一発ロングを狙うものの、 #11前田(直)に収まりかけたボールは京大DB陣と競り合って確保できず。 いきなりパントになってしまう。 -突然やってきたチャンス- 次のシリーズもお互いにパントを蹴りあい、京大3度目のオフェンスシリーズ。 #12宮下は#35木戸にピッチしようとしたが、ボールが後逸。 争ったところで#41木下(恵)が掻き出し、#56岡本がリターン! あと1ydというところでタックルされてしまったものの、先制の絶好のチャンスを得る。 オフェンスはそれに応え、1プレーで決めた。 #3渋井がブーツから左サイドへ出た一回生TE#86森へTDパスをヒット! ディフェンスが得たチャンスを確実に活かして先制する。 -さらに続くチャンス- 京大は続くシリーズでもミスが出てしまう。 京大陣12ydsからの3rdダウンでまたしても同じようなピッチミス。 今度はリカバーするものの、パントはエンドゾーンの中から蹴ることに。 パントはアウトバウンズになり、立命は敵陣35ydsからの攻撃。 #3渋井が#22佃にピッチのフェイクを入れ、右奥へパスを投じる。 待っていたのはフリーになった#11前田(直)! 一撃必殺のロングボムが決まって14-0と突き放す。 -しかし- 返しの京大のシリーズも3アンドアウトに仕留め、立命は再び敵陣からのスタート。 好ポジションをキープしながら一気に流れを掴むシリーズへと入るはずだった。 まずは#22佃のランで5yds、さらに#22佃へ今度はパスをヒットさせて20ydsのゲイン。 しかし、次のプレーでファンブル。京大にボールをリカバーされてしまう。 京大は自陣28ydsからのオフェンス。 ここはディフェンスが踏ん張り3アンドアウト。ここで第1Qが終了する。 -痛恨- 京大のパントで、立命は自陣16ydsからの攻撃。 まずは#15末原へのパス、さらに#5阿南へパスを通してダウン更新。 しかし、続く1stand10、インサイドスクリーンで走りこんだ#88大滝に投げたパスを 京大LB#29植竹に狙われてインターセプト被弾。 2シリーズ連続でターンオーバーを喫してしまい、ピンチを迎える。 京大はこのチャンスを逃さない。 #82鋤崎へ15ydsのパスをヒットさせ、ゴール前8ydsへ。 しかもこのプレーで#82鋤崎と競り合った#13三宅が負傷してしまう。 その後は#12宮下の2度のランでエンドゾーンを割られ、14-7。 一本差に迫られてしまう。 -取り返す- しかし、これで黙っている立命ではない。 まずは#87本多へ8ydsのパスを通すと、#21中西の18ydsのランが飛び出しダウン更新。 さらに#5阿南がシュアなキャッチを見せると、ランアフターキャッチも良くゴール前5ydsへ。 一気にエンドゾーンを陥れたいところだったが、#22佃へのピッチは1ydsのゲイン。 #21中西の中央突破もわずかに届かず。 インチを#3渋井のスニークで押し込もうとするが...エンドゾーンを割れず。 #30澤和が登場し、17ydsのFGを決める。 -ディフェンスの踏ん張り- 直後の京大オフェンス。 どフリーになった#82鋤崎へ25ydsのパスを決められるものの、 その後は#56岡本の好タックル、さらには#44橋本のQBサックでファンブルフォース! 押さえたのは#56岡本!これで2つ目のターンオーバー! さらに次の京大のシリーズでも#9塚田、#44橋本の活躍で3アンドアウト。 そして最後の京大オフェンスでは#24大亀がインターセプト! ディフェンスの活躍で京大のオフェンスに付け入る隙を与えない。 -後半は立命のリターンから- 自陣39ydsからのオフェンスシリーズ。 まずは#5阿南に8ydsのパスを通すも、その後2回のランでフレッシュ獲得できず。 いきなりの3アンドアウト。 京大のオフェンスは自陣の25ydsから。 #12宮下のQBキープ2発でフレッシュ獲得するも、次の1stand10で放ったパスがオーバー。 それをCB#14藤本がインターセプト!リターンして敵陣44ydsからの攻撃となる。 ここで#22佃の5ydsのラン、さらに#88大滝への14ydsのパスが通ってダウン更新。 さらに#22佃が19ydsのランで敵陣8ydsへ! #3渋井のキープ、#22佃のランで残り2yds。 しかし、3rdto3で#5阿南へのパスは京大DBにカットされ失敗。 #30澤和が登場し、20ydsのFGを決めて後半最初の得点をあげる。 -後半もいいディフェンス- 返しの京大のオフェンスは#12宮下のキープを#57谷野の好タックルでゲインなしに止めると、 #24大亀のナイスカバーでパスは不成功。 3アンドアウトで終わらせる。 さらに次のシリーズでもディフェンスは大活躍。 #12宮下からピッチを受けたRBを#4河村が12ydsのロスタックル! さらに京大の反則もあり、このシリーズも京大を自陣に釘付けにしてパントにする。 ディフェンスの踏ん張りに応えたいオフェンス。 自陣35ydsからのシリーズ、#3渋井はまず#15末原に18ydsのパスをヒット。 #7松村(悠)へのパスは不成功に終わるが、#22佃のランが15ydsのゲイン。 さらに#3渋井のスクランブル、続いて決め打ちのキープと続くが、これもエンドゾーンまで届かず。 #30澤和、3本目のFGは27ydsを成功させて23-7とする。 試合は第4Qに入っていた。 -最後もFG- FG後の京大オフェンスは自陣23ydsから。 ここは#12宮下のキープが上手い具合に出て、2度のダウン更新。 そして立命陣に入った4thand8。京大はパントフォーメーションだったが、 スペシャルプレーをやってくるのは明らかだった。 そして、やはりプレーは#19奥原のラン。 しかしこれを止められず、フレッシュ獲得のラインを超えたと思ったところで#4河村がタックル。 これがファンブルフォースになって#41木下(恵)がリカバー! 結果オーライだが、自陣35ydsから立命のオフェンスシリーズとなる。 このドライブはしっかりと時間を使う。 #22佃のラン、#5阿南へのパスで1回目のダウン更新。 次の1stand10で#22佃のランがロスタックルを食らうも、 #3渋井が#88大滝への21ydsパスをヒットさせてすぐさまダウン更新。 今度は#3渋井がQBサックを被弾し、10ydsの大幅なロスを強いられるも、 再び30ydsのパスを#88大滝へ決めて3度目のダウン更新。これでゴール前9yds。 今度こそTDを!と思っていたのだが、#3渋井のキープは1yds止まり。 #11前田(直)へのパスはヒットするものの残り4yds。 最後は#22佃を走らせるが、ここでもエンドゾーンを突破することはできず。 ギャンブルもアリだとは思ったのだが、チームの選択はFG。 #30澤和が4本目のFGを叩き込んでトドメをさした。 試合結果は26-7。これで5年連続で京大を破った立命。 しかし、オフェンスの詰めの甘さという課題は残った。 ディフェンスにはケガ人が出た。 新しい課題を抱え、次節関大へと挑む。 |
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試合を 振り返って |
う〜ん、不完全燃焼ですねぇ。 これまで5試合やって攻守ともに満足いく出来だったのは前節の神戸大戦くらいですね。 リーグはあと2試合しかないので、そろそろ内容的にも満足いく試合が 欲しいところなんですが、次の関大戦に期待しましょう。 今回はまずディフェンスからいきましょうか。 シーズン前半に露呈したランへの対応の悪さが気に掛かってはいましたが、 京大戦ではQBキープ、オプションにしっかり対応してきましたね。 パスはWR#82鋤崎に決められたのは仕方ないですね。 あんなスーパープレイされたらカバーしろと言う方が酷ってもんです。 まずライン戦で有利に立てたのが大きかったです。 中央を#57谷野・#78西畑で抑え、外からは#56岡本.#92前田(律)、そして#96吉田。 #96吉田は途中でサイドラインに下がってしまいましたが、この日は本当にいい動きしてましたね。 #57谷野と#56岡本は負傷しては復活、負傷しては復活と何度も蘇り、 それでも好タックルを連発するという不死身ぶり。ただ、あんまり無理はしないで下さい。 後半出場した#93久司と#10武知の一回生DLコンビはスピードありますね。 春から注目してる#93久司は猛ラッシュかけてましたし。今後も楽しみな存在。 LBも#9塚田は流石の好プレーぶり。#44橋本も途中で負傷してしまいましたが、 それまではロスタックル連発! さらにはQBサック&ファンブルフォースもあって、素晴らしかったですね。 #41木下(恵)は好プレーもあったんですが、ミスも目立ちましたね。 タックルをミスして#12宮下に走られてしまったり、 第4Qの京大のギャンブルの時にはコンテインを破られて#19奥原に外をまくられてしまいましたし。 ファンブルリカバーしたのは#41木下(恵)でしたが、結果オーライではダメですし。 ちょっとらしくないプレーだったかなと思います。 DB陣は#32河合と#13三宅が早々に負傷してしまいましたが、 替わりに入ったFS#24大亀とCB#14藤本が共にビンゴを決める活躍。 #24大亀はちょっと危ない部分もあったり、タックルが甘かったこともありましたが、 最後の方はかなり動けていたのではないでしょうか。 #17黒田はナイスカバー連発でしたが、京大の最後のシリーズでの ホールディングはいけなかったですね。 SS#4河村はこの日のDB陣では最高の働きで、好プレー連発! タックルもしっかりしてましたし、去年から注目してましたが、いいSSになったなぁと思います。 ディフェンス全体としては本当によくやったと思います。 まだ「もの凄い気迫」とまでは行きませんが、全体的に集中力が出てきましたね。 ただ、DLとDBに怪我人が出てしまったのが気になりますね... この後は大事な試合が控えていますから。 次はAJ級のエースRBがいる関大。 第1節・同志社戦のように、一人のエースRBに翻弄されることがないように、 しっかりと準備して関大戦に臨んで欲しいですね。 「STOPThat#22」キーポイントはもちろんライン戦です。 DLもだいぶ成長してきたみたいですし、関大OLを圧倒して、 トップスピードに乗る前に止めてしまいましょう。 さて、オフェンスです。 結果的に言うと、この日のTDは全て一撃。ドライブしてのTDはありませんでした。 普通のフィールドポジションではオフェンスを上手く展開できるんですが、 レッドゾーンに入ると急にオフェンスが出なくなりますね。 特に第2Qの3rdto1。QB#3渋井のスニークで押し込めなかったのはショックでした。 OLは今年粒ぞろいで、ユニット全体で期待していたんですが、 これまでの試合でもゴール前で物足りなさを感じていましたし、 ちょっと今のところ疑問符がついてしまっています。 シーズン開幕した頃からのスターター予想とは変わり、 #50田口がC→Gへ、#58坂根がスタートCに返り咲いているという違いこそありますが、 それでももっと出来るはずのメンバーですからね。 今のOLに欲しいのは「ゴール前での強さ」なんです。 どれだけスカウティングされても、力勝負で勝てばエンドゾーンには押し込めます。 あと2戦、「やっぱOLスゲー」と思わせるほどのパワーを見せ付けて欲しいですね。 QB#3渋井ですが、初めての京大戦ということを考慮すると、合格点だったと思います。 ゴール前での詰めの甘さはありましたが、そこまではしっかりとドライブできていましたし。 個人的には最後のFGの時は、オフェンス全体に、 #3渋井にチャレンジさせるためにもギャンブルさせて欲しかったと思います。 試合後、サイドラインで整列している時に悔しさで泣いていたみたいですが、 この試合で「悔しい」と思えたなら、この先もっと成長できると思います。 RBですが、この日の#22佃は反省材料しかないですね...前節誉めすぎましたか。 後半のファンブルは京大のタックルがエグかったのもあるんですが、 それでも1試合2度のファンブルロストはオフェンスを引っ張る者としてはやってはいけません。 #21中西はキャリアーになればしっかり仕事しますね。この日は好ゲイン連発でした。 WR陣はそろそろ調子が上がってきたようですね。この日一番だったのは#88大滝。 京大DBを上手く振り切ってフリーになってましたね。 20yds、30yds級のキャッチがありましたし、タックルされても倒れないところが凄い。 彼の調子が上がってくると、今後の2試合が楽しみです。 そして#11前田(直)が久々のTD!メチャメチャ吼えてましたね。 あれは会心のプレーだったでしょう。ファーストシリーズのパスもあと少しというところでしたし、 あれが取れるようになったら、かなり信頼できるWRになりますよ。 この2人のアウトサイドレシーバーが今後のキーですね。 インサイドの2人は引き続き好調ですね。 #5阿南はファーストプレーでの落球はマイナスでしたが、 第2Qで見せたシュアキャッチと上手いランアフターキャッチは見事。 #15末原はキャッチこそ少なかったですが、京大DBには警戒されてましたね。 そして先制TDを決めたTE#86森! まずはホントにスミマセン。最初#88大滝がTD取ったと思ってましたし、 速報も「#88大滝へのTDパス」って書いてしまいました(11/1修正) プレーの写真取った時に「86」って見えたので気になってたんですが、 読売TVの中継で再確認しました。公式戦初TDおめでとう! キッキングですが、カバーチームがだいぶ整備されてきましたね。 タックルがメチャメチャ早い!メンバーを見ると下回生が多い気がしますね。 #93久司とか、好タックル見せてましたし、#38今西も良かったですね。 #30澤和ですが、この日はTFPも含めて6本のキックを全部成功。 これで安定感が出てくれるといいですね。 #13三宅の負傷で急遽出場となった#48木下(裕)でしたが、 最初のミスパントは緊張からくるものだったんでしょうか。 去年から見てて「こいつはいいパント蹴る」って思っていたので、 思わずコケてしまいましたが(笑)ただ、その後はしっかりと蹴れていましたね。 ファンブルしてドタバタしたのも上手く蹴りましたし。 次から出る時はスーパーパント期待してます。 京大はオフェンスこそ手詰まり感がありましたが、ディフェンスは流石でした。 立命オフェンス陣の詰めの甘さもありますが、4度もエンドゾーンを割らせなかったわけですから。 「京大のタックルは痛かった」と#3渋井もコメントしていたように、 「ギャングタックル」は健在でした。今後も怖いチームであることは変わりありません。 リーグもあと2戦となりましたが、ここへきて負傷者が何人も出てしまったことが気になりますね。 CB#13三宅が一番気になりますし、DL陣もケガがちな選手が多いですね。 #12池野はこの日もスタイルしていましたし、次節あたりには帰ってきそうな雰囲気ですが、 どうなるか分からないですね。 今ケガしてる選手は、まず無理をしないこと。そしてゆっくり治療に専念すること。 選手が無事で試合を終えることを僕たちファンは第一に祈っています。 |
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STARTING MEMBER |
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NEXTGAME | エースRB#22中西を擁する関大。 2敗を喫してしまったが、ここは背水の陣で挑んでくるはず。 まずは「STOPTHE#22」ディフェンス陣に期待がかかる。 オフェンス陣はこれまでの課題をクリアすることができるか!? 関学との全勝対決のためにも絶対に勝利しなければならない第6節。 関大戦は11月13日(日)長居球技場で16:10Kickoff! |
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REVIEW | 第1回 「苦しいスタート」 第3回 「足りないものは...」 第4回 「OneMoreShot,OneMoreCrush」 第5回 「WeNeedMorePower」 |
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i-modeからの試合速報です |
京大戦メンバー表です |
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公式記録はこちらで確認して下さい。 |
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