第6回 Reversal PANTHERS
2005
DATE Nov 13th(Sun)
PLACE NAGAI FOOTBALL STADIUM
SCORE
  1Q 2Q 3Q 4Q
PANTHERS 7 3 6 16 32
KAISERS 14 7 0 0 21
得点経過
1Q 0:26 #12池野Pass→#88大滝 82yds TFP#30澤和Kick
0:48 #14森口Pass→#86強 8yds TFP#20西口Kick
1:56 #11高橋 Fumble Return TD 9yds TFP#20西口Kick
5:06 #30澤和Field Goal 23yds  
2Q 3:08 #11高橋INT Return TD 52yds TFP#20西口Kick
3Q 3:00 #12池野Pass→#88大滝 23yds
4Q 0:06 #30澤和Field Goal 33yds  
  9:33 #12池野Pass→#11前田(直) 50yds
  11:42 #28國枝Run 2yds TFP#30澤和Kick
STATS
  PANTHERS KAISERS
Touch Down 4 3
1st Down 回数(ラン-パス-反則) 22(--) 5(--)
P-A-T 1point 2/2 3/3
2point 0/2 0/0
総獲得yds 559 81
攻撃回数 73 45
平均yds . .
パス 獲得yds 547 39
成功/回数 29/52 5/21
成功率 .% 24.%
被インターセプト 3 1
ラン 獲得yds 21 42
回数 12 24
平均yds . .
FG 成功/回数 2/3 0/0
反則 回数 5 4
喪失yds 24 26
3rd Down Comversions 8/14 1/11
4th Down Comversions 0/0 1/1
Ball Possesion 23:09 24:56
観戦記 関学が前日に京大を破り、全勝をキープした。
最終節・全勝対決へ― パンサーズは#22中西擁する関大と対戦した。

-大荒れの立ち上がり-
関大がコイントスに勝利し、後半をチョイス。
立命のリターンとなり自陣18ydsからのファーストシリーズ。
QBは神戸大戦の負傷から復帰したばかりの#12池野。
ファーストプレーはポストを走った#88大滝へのパス!
これが決まると#88大滝は一気に抜けてエンドゾーンへ!
開始26秒で先制TDを挙げ、一気に波に乗るかと思われた。
しかし、直後のキックオフリターン。関大RETがビッグリターン。
#35石貞がなんとか止めるものの、関大は敵陣9ydsからのファーストシリーズ。
1プレーで#14森口から#86強へのTDパスを決められ、あっさりと同点とされてしまう。
さらに、悪いことは連続する。
#22佃のリターンで自陣34ydsから2回目の攻撃。
1st and 10は#22佃のランで3ydsゲイン。
しかし2nd and 7、スイープでオープンに抜けようとした#22佃に関大Dがタックルしファンブルフォース。
ボールに飛び込んだ関大選手がリカバーしたかに見えたのだが、ボールはまだデッドではなかった。
最後は関大#11高橋が拾い上げてリターンTD。
僅か1分56秒の間に3本のTDが入る大荒れの展開。立命はリードを許してしまう。
 
-また押し込めない-
気を取り直して立命の3回目のシリーズ。
フォルススタートの反則で1st and 15からスタートするものの、
#5阿南へのパスで6ydsゲイン、#21中西のランはノーゲインに終わるものの、
3rdダウンで#88大滝へ37ydsのパスが通って敵陣へ。
さらに#11前田(直)へ21ydsのパスが通ってゴール前6yds。
しかし、ここからが押し込めない。
#21中西のランは1ydゲイン。その後の2回のパスは失敗。
#30澤和の22ydsのField Goalが決まって10-14とする。
 
-ディフェンス「は」好調-
関大は自陣30ydsからのオフェンス。これが2回目のシリーズ。
まずは#14森口のキープだが、これは1ydのゲイン。
次はQBを#19宮城に替えてキープするも、5yds止まり。
3rdダウンはパス失敗で3アンドアウト。ディフェンスは完全に優位に立っている。
返しの立命のシリーズは自陣12ydsから。
#12池野のキープで3yds、#21中西へのピッチで1ydsのゲイン。
3rd and 6となるが、ここで#11前田(直)へ48ydsのパスが通って一気に敵陣へ。
さらに#88大滝へ2度のパスをヒットさせてエンドゾーンまで14yds。
#21中西のランは5ydsのゲインになるものの、
#11前田(直)へのフライのパスはギリギリでアウトバウンズ。
3rdダウンのパスも失敗し#30澤和のField Goalへ。
しかし、26ydsのFGトライを失敗。追加点をあげることができない。
 
-またミスから-
第2Qに入り、関大の次のシリーズ。反則でファーストダウンを与えてしまうも、
その後は全く進ませずにパント。関大オフェンスを完全に抑え込む。
立命は自陣30ydsからのオフェンス。
#22佃のランで4yds、#11前田(直)への11ydsパスでダウン更新。
さらに#22佃の7ydsのランで敵陣へ入り、ここでも逆転ドライブを、と思ったのだが...
敵陣48ydsからの2nd and 3、#12池野が投げたスクリーンパスが浮き、
関大#11高橋の胸の中へ。そのままエンドゾーンまで持ち込まれて10-21。
追い上げムードへ入りたかったところで出たミス。
それが大怪我へと繋がってしまった最悪なパターン。
流れは完全に関大に持って行かれていた。
 
-悪い流れは-
直後のオフェンスでも引きずる。次のシリーズは3アンドアウト。
しかも#12池野が投げるのに迷ってサックされ10ydsのロス。
さらに2度のパス失敗と内容も良くない。
パントもエンドゾーンから蹴ったもので、関大は敵陣38ydsから。
なんとか流れを変えたいところで、ディフェンスの踏ん張りがチームを支える。
関大が背後への不正なブロックで10yds罰退してからのシリーズ。
#56岡本のQBサックに、#44橋本の好ラッシュ。
3rdダウンの#22中西のランも#14藤本と#4河村が素早い出足でわずか2ydsのゲインに抑える。
ここも3アンドアウト。ディフェンスは本当に好調だ。
 
-最悪の前半終了-
今度のシリーズは自陣17ydsから。
まずは#21中西のオープンが出て10ydsのゲイン。
続くプレーは#12池野が迷って下がったところでサック被弾。
しかしそこから#88大滝、#11前田(直)、#15末原へと3連続でパスがヒット。
さらに#11前田(直)へ15ydsのパスが通ったのだが...
次のプレーは左サイドの#88大滝へフライのパス。
しかし、これを関大#13にインターセプトされターンオーバー。
またしても得点をあげることができない。
次の関大のシリーズを3アンドアウトに抑え、さらに#20西口のパントが失敗パント。
敵陣40ydsから前半最後のオフェンスシリーズ。残りは48秒タイムアウトはなし。
1stダウンはパス失敗。しかし#5阿南へ21ydsのパス。
さらにそのまま#11前田(直)へ11ydsのパスを通し、ゴール前8ydsへ。
スパイクの後は#88大滝へのパス失敗。
そして最後、#5阿南へのパスが通るも、ゴール前1yd、インバウンズでダウン。
そのまま時間は流れ...10-21で前半を終了。
最悪の流れのまま、試合を折り返すこととなる。
 
-逆転を信じ-
後半は関大のリターンでスタート。
自陣20ydsからのシリーズも、#44橋本の好タックルもあり3アンドアウト。
後半最初の立命のシリーズは自陣40ydsから。
#27和田への8ydsのパスを皮切りに、#21中西のランが10ydsのゲイン。
さらに#88大滝へ10ydsのパスを通して連続ダウン更新。
そして最後は#88大滝へ23ydsのTDパスをヒットさせて16-21!
TFPは#22佃へのスイングで2ポイントを狙うも、エンドゾーンに届かず。
後半逆転へのシナリオは順調にスタートしたように見えた。
 
-強烈ディフェンス-
後半になっても好調な立命ディフェンス。
関大2回目のシリーズでさらにディフェンス陣は牙をむく。
まずは#57谷野が#22中西を3ydsのロスタックルにしとめると、
#14藤本がインターセプト!関大オフェンスからターンオーバーを奪う。
しかし、ここでの立命オフェンスは3アンドアウト。
その後の関大オフェンスでも立命ディフェンスの勢いは止まらず。
#56岡本のQBサックに、#44橋本のパスラッシュでまたしても3アンドアウト。
さらに失敗パントで敵陣29ydsからのオフェンス。一気に逆転が可能な場面となった。
#88大滝へ17ydsのパスを通して敵陣6ydsへ。
#22佃のランで2yds下がった後の3rdダウン。
ここで今度はエンドゾーン内でインターセプト被弾。
オフェンス、またしてもミスで得点ができない。
 
-時間は刻々と過ぎていく-
エンドゾーン内のインターセプトで自陣20ydsからの関大オフェンス。
ここは1度のダウン更新を奪われるものの、#41木下(恵)は#22中西を2ydsに抑え、
#56岡本の2度目のQBサックも飛び出してパント。
そしてこれをRET#26松森がビッグリターン!
敵陣40ydsからの攻撃となる。
この1st and 10、関大はDB一人だけを残し10人でラッシュをかけてきた。
ここはパス失敗となったが、2nd and 10は9人のラッシュ。
これで黙ってる#12池野ではない。
プレッシャーを受けながらも#11前田(直)に28ydsのパスを通してダウン更新!
しかし、この後2回の攻撃はロス。3rdダウンのパスも失敗して#30澤和のFGへ。
33ydsのトライとなったここはしっかりと決めて19-21。
試合は第4Qに入った。残りは11分54秒、得点差は2点。
 
-またか...-
関大のリターンを#26松森が素早い出足でタックルし、関大自陣14ydsからの攻撃。
ここは#19宮城のキープ、#22中西のランなどでダウン更新されるが、
#41木下(恵)が猛ラッシュでQBサック!12ydsもロスさせる。
このプレーが大きくて関大はパント。立命の攻撃となる。
そろそろ逆転としたい立命オフェンス。
2回の反則後の#21中西のランが6ydsのゲイン。
#88大滝へ28ydsのパスをヒットさせて敵陣へ入ると、
#7松村(悠)へ11ydsのパスを決めて敵陣14ydsへ。
今度こそと誰もが願ったシリーズだったが、#27和田がランアフターキャッチの間にファンブル。
そしてこれを関大ディフェンスに抑えられてしまい痛恨のファンブルロスト。
時間は6分30秒ほどを残していた。時間の経過が気になってくる。
 
-
ここが踏ん張りどころ-
立命ディフェンスはここが最大の踏ん張りどころ。逆に関大は勝負の賭けどころ。
関大は#22中西のランが出ないかわりに、パスを通して2回のダウン更新。
予想外に時間を使われてしまった。しかし、ここでも関大のパントはミスキック。
残り3分で回ってきたオフェンスシリーズ。これがラストチャンスだと誰もが思った。
 
-ついに-
センターラインからのオフェンス。
#88大滝へのパスは不成功。しかし、2nd and 10で#12池野が放ったパスは
#11前田(直)にヒットしてそのままエンドゾーンへ!
待ちわびた逆転の50ydsTDパス!
TFPは#12池野のパスが不成功に終わったものの、ついに逆転する。
 
-全勝・最終決戦へ-
逆転でキャッチアップの立場に立たされた関大。
このシリーズはパス一辺倒。しかし#14藤本、#24大亀の好カバーもあり、
ギャンブルも失敗。残り1分49秒を残して立命のオフェンスシリーズが回ってくる。
ここは時間を使いたい立命。
#22佃のランはゲインなし。#21中西はロスタックルにあい3rd and 11。
次のプレーでは反則が両チームにありやり直し。しかし時間は進んだ。
残り49秒からのプレーは、ロングポストを走った#11前田(直)へのパス。
そして#11前田(直)は飛び込みながらのスーパーキャッチ!
惜しくもエンドゾーンには届かなかったが、ここで最高のプレーが飛び出してゴール前2ydsへ。
最後は#28國枝がダイブしてダメ押しTD!
32-21。関大に勝利。

-ファンサービス-
試合後、選手全員がスタンドに上がり、エール交換を迎える。
エール交換が終わった後、#41木下(恵)の「関学戦も応援に来てください」という声を皮切りに、
選手達が応援に来てくれた立命ファンへ封筒を渡しにスタンドへ散った。
関学戦へ向けて、パンサーズから「応援に来て欲しい」というメッセージだった。
最後は幹部とファンが肩を組み「グレーター立命」を熱唱。
関学戦へ向けて気合を入れた。
 
オフェンスのミスで最後まで苦しんだ。自滅と言われるような内容だった。
普通なら完全に負けていた試合。ディフェンスの奮闘があったこそ勝てた試合だった。
それでも最後はしっかりと逆転できたこと、それは本当に大きい。
自分達のどこがダメなのか、最終節を前に再認識できたことは収穫と言えるかもしれない。
とにかく全勝で最終節を迎える。相手は最強のライバル・関西学院大学。
今年の下馬評では関学が1枚上手。
「関学有利」の下馬評結構。今年もまた「挑戦者」の立場で臨める。
逆境を跳ね返し、関学を倒すこと― 残り2週間でパンサーズはどこまで強くなれるのだろうか。
 
 
試合を
振り返って
まさか自分達の自滅で全勝対決を逃しそうになるとは思いませんでしたよ。
この試合は完全に負けパターンの試合。
それでも最後に逆転して勝てたということは収穫だったかもしれません。

まずは山ほど言いたいことがあるオフェンス。正直今シーズン最悪です。
いろんなところでも書かれてますし、自分達も分かっていると思いますが、
あれだけミスしたら点は入りません。当然のことです。
力だけでいえば、関大ディフェンスを圧倒していました。
ほとんどのドライブがエンドゾーン手前まで行きましたし、
(こういうことを言うのもイヤですが)ミスがなければもっと点が入っていたと思います。
それでも何でこんな試合展開になってしまったのか。
3インターセプト、2ファンブルロスト。ゴール前でのターンオーバー3回。
あとの2回(インセプとファンブルロスト)は全部TDに繋がる最悪のプレイ。
ミスをするということはボールに対する集中力が関大に負けてたということでしょう。
自分達でオフェンスを進めて、自分達でミスしてTD献上。完全なる一人相撲。
ではポジション別に。
QB#12池野はケガから復帰したばかりということで、プレー勘が鈍っていたのかなと感じました。
いい意味でも悪い意味でも全ての要因は#12池野だったなと。
まず、いいプレーと悪いプレーの差が大きかったです。
ショート・ミドル系のパスはしっかり投げていたと思うんですが、
フライ系のパスがショートする場面が何度もありました(結果2インターセプト)
あと、スクリーンが浮いてしまったのは最悪でしたね。
とりあえず、関学戦に間に合ったので良かったとしましょう。
関学戦ではこの日のようなミスがないように、しっかりオフェンスを引っ張ってもらいたいですね。
WR陣、正直この日は関大DB陣に圧勝でした。
#88大滝、#11前田(直)、2人のアウトサイドレシーバーは正直大活躍だったと思います。
ただ、フライ系のパスは狙われましたね。パスがショートしたのもありましたが、
もうちょっと競り合えたのではないかとも思ってしまいます。
#27和田は好プレーもあったんですが...
後半からの出場で前半の悪い流れを引きずってないかと思っていたんですが、
ゴール前でファンブル...悪い雰囲気が伝染してましたね。
インサイドは#5阿南、#15末原と磐石でした。
ただ、#15末原の負傷退場はちょっと気になりますが、
#89森脇がしっかりとカバーできていたのが好材料でしょうか。
RBは#22佃がメインのキャリアー。#21中西も今回は多めでしたね。
#22佃は2試合連続のファンブル。ちょっとキレもないように感じました。
最終節、やはりランプレーは#22佃の活躍に期待が懸かっています。
#21中西はオープンに抜けるいいプレーがありましたね。
この日のランプレーのポイントは#28國枝のダイブにおきたいと思います。
ゴール前で押し込めないのが課題でしたが、ようやく#28國枝のダイブを使ってきました。
これまでは#22佃だったり#21中西だったりしたんですが、
大型RBの#28國枝にダイブさせることで、よりパワー勝負へと持っていくことができたと思います。
6節終わって、OLのパワーに疑問を持っていたんですが、
ここから何か出てくるのではないかと期待させるようなプレーだったと思います。
で、そのOLです。
この日のランプレーが21回12yds。今シーズン最低の記録でした。
ただ、ほとんどが中のプレーでシンプルなものばかりでしたし、
関大ディフェンスも前を厚めにしてましたからね。
関学戦でどのようなライン戦になるのか楽しみな所ではあります。
 
オフェンス全体としてですが、あの状況で最後逆転し、
さらにもう一本取れたのは真の力というところでしょうか。
精神的にも苦しい状況を経験できたのは収穫だったと思います。
関学戦はもっと厳しい状況になることだって想定されるわけですからね。
どんな状況でも負けない底力を見せて欲しいですね。
 
ディフェンスですが、ほぼ完璧に関大ディフェンスを抑えましたね。
最初のTDは仕方ないでしょう。
キックオフリターンでゴール前8ydsまで持ってこられましたし、
あの状況・流れで止めろというのはかなり難しいこと。
あのシリーズ以外の関大オフェンスはほぼ完璧に抑えましたし、
#22中西にもほとんど走らせませんでしたからね。
やはりライン戦で圧勝したのが大きかったですね。
#56岡本はこの日2本のQBサックですか。大暴れですね。
インサイドも#57谷野、#78西畑が磐石。
LB陣では#44橋本がいい動きでしたねぇ。ロスタックル連発でした。
#41木下(恵)もこの試合は良かったですね。12ydsもロスさせるQBサック決めましたし。
DB陣は比較的守りやすかったでしょうね。
基本的にはランサポート、パスが飛んできた場合はしっかりとカバーするという方針だったと思います。
後半で一発ロングを抜かれそうになったプレーがありましたが、
それだけ前に寄って守れたということでしょう。
#24大亀、#4河村のSFコンビの上がりも早かったですし、
#14藤本も#17黒田もいいカバーしてました。
オフェンスで苦しい状況の中、ディフェンスが踏ん張ってくれたおかげで
最後逆転まで持っていけたわけですから、ディフェンス陣の活躍は賞賛に値するでしょう。
開幕当初に比べて、かなりディフェンスが整備されてきた感はありますし、
関学戦へ、いい状態で向かえるのではないでしょうか。
ディフェンスにはかなり期待しています。
 
スペシャルチームですが、カバーチームは大きなミスをやってしまいましたね。
オフェンスチームが取った先制TDをフイにするようなリターンのされ方。
あれで試合の流れが大きく狂ってしまったことを考えると、あの一発は大きすぎました。
その後は大きなミスはありませんでしたが、関学戦ではあんなことが絶対にないようにして貰わないと。
リターンチームですが、関大のパントが非常に良かったために(嬉しいミスパントもありましたが)
ほとんどリターンさせて貰えませんでしたね。
関学戦はキッキングも重要になってきますからね。
立命にはいいRETが揃ってますから、期待しています。
 
勝ったから言えることですが、関学戦を前に苦しい試合をしたというのは
結果的に良かったのではないかと思います。
これまで見えなかった課題が一気に見えたわけですし、
チームも「このままではアカン」と気合いを入れなおしたでしょうからね。
今年の関学は明らかに強いでしょう。下馬評も関学有利です。
「覇者」立命という立場ですが、関学に対しては「挑戦者」です。
試合はやってみないと分かりません。思いっきりぶつかるのみです。
絶対に気持ちで負けないこと。勝ちたいと強く思ったほうが甲子園に行けます。
パンサーズにはそれができるはずです。

最後に、良かったことを一つ。
試合後、エール交換の時に選手が全員スタンドに上がり、スタンド最前列に整列。
エール交換が終わった後に、スタンドに散らばり、応援してくれたファンの方に封筒を渡していました。
僕は貰えることができなかったんですが、封筒の中にはボールペンと、
最終節・関学戦の案内、そしてその選手の関学戦への決意文が入っていたそうです。
新聞の記事によると、古橋HCの提案だそうですね。
「千葉ロッテを見ていて、ファンの力を感じた」と感じたそうで、
この封筒は関学戦に勝つにはファンの応援が必要やという、チームからのメッセージだったと思います。
正直、胸が熱くなりました。本当に嬉しかったです。
こういうことが出来るチームってなかなかないと思うんですよ。
春の選手との交流イベントでも感じましたが、我々ファンと選手のつながりって普通ならほとんどありません。
そこを改善したいと思って、こういう計画を考え、実行する。
選手も試合後で疲れているはずなのに、スタンドまで上がり、
ファンの方に直接封筒を手渡しでくれたのが素晴らしかったと思います。
パンサーズというチームがどれだけファンのことを考えてくれているか分かりますし、
ずっと応援し続けている僕にも、もっとパンサーズを応援してあげたいと思わせてくれました。
こんなことが出来るチームは他にはありません。
この素晴らしいチームに、僕は優勝して欲しいと思います。
関学戦、力果てるまで思いっきり応援します。
パンサーズは僕達ファンの応援を求めています。
チームとファン、全員がパンサーズです。
ぜひスタジアムに足を運んで、パンサーズと一緒になって関学と戦いましょう!
 
 
STARTING
MEMBER
Offence Deffence
WR 88 大滝 裕史 4 DE 56 岡本 遥 2
LT 77 紀平 和秀 2 DT 57 谷野 雄治 4
LG 50 田口 幹也 3 DT 78 西畑 圭 4
C 58 坂根 賢一 4 DE 96 吉田 大祐 4
RG 52 谷口 祐二 3 LB 44 橋本 亨祐 3
RT 74 佐々木 隆哲 4 LB 9 塚田 昌克 4
WR 15 末原 勇輝 4 LB 41 木下 恵一郎 2
WR 11 前田 直輝 2 CB 14 藤本 将司 3
WR 12 池野 伸 4 SS 32 河合 紀明 4
QB 5 阿南 孝仁 4 FS 4 河村 崇之 3
RB 22 佃 宗一郎 4 CB 17 黒田 雅宏 4
K 30 澤和 明宏 2 P 48 木下 裕介 2
NEXT GAME 10年ぶりの最終節・全勝対決!
相手は最強のライバル・関西学院大学。
これで全てが決まるまさに最終決戦。11月27日(日)西京極で13:40Kick off !
パンサーズは我々ファンの応援を求めています!
みんなでマルーンの服を着てスタジアムへ行きましょう!
西京極を「Rits House」にして関学を迎え撃つ!そして4年連続の甲子園へ!
REVIEW 第1回 「苦しいスタート」
 
第3回 「足りないものは...」
 
第4回
 「One More Shot, One More Crush」
 
第5回 「We Need More Power」

第6回 「Reversal」
 
 

i-modeからの試合速報です

関大戦メンバー表です
関西学生アメリカンフットボール連盟HP。
公式記録はこちらで確認して下さい。
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