第5回 梅雨入りのち梅雨明け PANTHERS
2004
DATE Jun 6th(Sun)
PLACE BIWAKO KUSATSU CAMPUS
SCORE
  1Q 2Q 3Q 4Q
PANTHERS 3 14 0 7 24
SEAGULLS 0 3 0 0 3
得点経過
1Q 8:45 #21岸野Field Goal 25yds
2Q 1:37 #12池野Pass→#7長谷川 14yds TFP#21岸野Kick
10:51 #44齋藤Run 8yds TFP#19片山Kick
: #1金親Field Goal 21yds  
4Q 5:52 #12池野Pass→#11木下 62yds TFP#19片山Kick
STATS
  PANTHERS SEAGULLS
Touch Down 3 0
1st Down 回数(ラン-パス-反則) 11(3-8-0) 10(1-9-0)
P-A-T 1point 3/3 0/0
2point 0/0 0/0
総獲得yds 289 192
攻撃回数 57 62
平均yds 5.07 3.09
パス 獲得yds 227 194
成功/回数 24/37 15/32
成功率 64.8% 46.8%
被インターセプト 0 2
ラン 獲得yds 62 -2
回数 20 30
平均yds 3.1 -0.6
FG 成功/回数 1/1 1/1
反則 回数 4 7
喪失yds 25 37
3rd Down Comversions 7/13 7/17
4th Down Comversions 0/1 1/1
Ball Possesion : :
記録は筆者によるものです。
公式記録とは異なりますのでご了承ください。
観戦記 草津市制50周年とBKC10周年を記念して行われたBKCフェスティバル。
そのメインイベントとして行われたパンサーズの試合。
対戦カードは'03ライスボウルの再現となるシーガルズ戦となった。
当日は何とか雨も降らず、多くの草津市民やファンが観戦した。
 
-結構な演出-
シーガルズ、パンサーズともに、ライスボウルばりの登場の仕方。
ベストイレブンも紹介されて、両チームが終結した。
 
-コイントスは-
立命が勝利するも、いつものように後半チョイス。
立命のキックオフ、シーガルズのリターンで開始となった。
シーガルズ最初のQBは#18高橋。
自陣18ydsからの攻撃で#87脇田へパスを通すと、
立命陣内へ進入。ここで3rd and Inchになるが反則で5yds罰退。
しかしここでパント体系からのギャンブルプレー。
10ydsもゲインされてダウン更新を許してしまう。
QBが2人目の#17井上に変わった辺りから攻撃がでなくなり、
結局パントとなるのだが、ここで立命RETがマズさを見せる。
RETに入った#22佃(だったと思う)がファンブルし後逸。
いきなり自陣2ydsからの攻撃を強いられる。
 
-立命ファーストシリーズ-
この日のQBはケガから復帰した#12池野。
この苦しいポジションから、まずは#11木下へパスを通すと、
#44齋藤のランでダウン更新。
さらに#87松村(悠)が好レシーブから57ydsを一気にゲイン!
敵陣へ入り込む。
さらにこの後も#87松村(悠)へのパスをつないで
敵陣9ydsまで進むが、エンドゾーンは割れず。
最後は#21岸野の25ydsのFGで締めくくって3-0!
意外にもあっさりとシーガルズから先制する。
 
-リプレイ?-
続くキックオフリターン。
シーガルズRETが大きく戻すが、リターン中の反則で帳消し。
自陣7ydsからの攻撃でQBは3人目の#15龍村。
しかしオフェンスは進まず。
#15龍村がドロップバックしたところを#13三宅がQBサック!
9ydsもロスさせるプレーもあり、結局はパント。
ところがシーガルズPがこれをファンブル。
そこへ猛然とラッシュをかけたのは#32河合!
まるで'03ライスを見ているようなシーンの再現で、
敵陣14ydsという絶好のポジションからの攻撃となる。
 
-ここはリプレイじゃなかった-
'03ライスでは、そこからの攻撃はFGに終わった。
しかし、この日は違った。
#12池野から#7長谷川へ一発でTDパスがHIT!
難しい球だったが、#7長谷川がナイスキャッチ!
#19片山のTFPも決まって10-0と完全に流れを掴む。
 
-まさに最強ライン-
シーガルズはQBを3人ローテで回すオフェンスが機能せず。
立命DLがシーガルズOLを粉砕する活躍を見せる。
#99紀平が!#97浮田が!#57岩崎が#59谷野がQBへ猛ラッシュ!
これで大きくロスさせる場面が多く目立った。
さらに次のシリーズでは#17井上が放ったパスが#27福島にビンゴ!
立命が再びチャンスを得る。
 
-収穫大きいドライブ-
このシリーズのQBは#3渋井。
横浜ボウルでのフル出場が彼に自信をつけたのか、
この日は目を見張るようなプレーがあった。
まずは早いタイミングパスを#88大滝へヒット。
さらに右ロールから#15末原へパスを決めると、
#22佃のラン、ハンドオフフェイクからのキープなど
多彩な攻撃で着実にオフェンスを展開。
そして最後は#44齋藤のドローでTDドライブを完結。
17-0と大きく突き放す。
 
-唯一の失点-
しかし続くキックオフリターンでシーガルズ#47寺田がビッグリターン。
立命陣内18ydsまで戻されてしまう。
立命ディフェンス陣がなんとかエンドゾーン死守したが、
#1金親にField Goalを決められ、この試合唯一の失点を喫する。
 
-後半は立命のリターンから-
だったのだが、シーガルズKが狙って高く上げたボールが
ダイレクトでアウトバウンズへ。立命は自陣41ydsからの攻撃。
立命はQB#12池野で後半スタート。
敵陣48ydsでの4th down Inchをギャンブルするも失敗。
しかしシーガルズもファーストシリーズをパントで終える。
第3Qは立命、シーガルズともにパントの蹴り合いとなる。
 
-やはり-
試合の均衡を破りかけたのはやはりミスだった。
シーガルズ#18高橋がファンブルしたところを
#99紀平がリカバー!
結局立命もこの後のシリーズを得点に結びつけることは出来なかったが、
相手のミスを見逃さずに少しずつ流れを引き寄せていく。
 
-次元が違う-
第4Qも中盤に差し掛かり、立命の攻撃も手詰まり感が出始めた頃、
やはりこの男が決めてくれた。
3rd and ロングの状況で、#12池野が放ったパスが#11木下へHIT
そこから#11木下は走るルートとカットだけで62yds一気にエンドゾーンへ!
ブロッカーの働きも良かったが#11木下の個人技が光るTDだった。
 
-ありえません-
これでディフェンス陣ももう一度パワー充填されたか、
この後のシリーズで大暴れ。
#99紀平がQBサックを決めて5ydsロスさせると、
反則を挟んだ次の2nd and 13、
なんと立命DL4人全員がQBへ襲い掛かる!
シーガルズOLを完全に圧倒していた。
そして最後はシーガルズの4th Down ギャンブルでのパスを
SS#13三宅がインターセプトして勝負あり!
 
立命は'03ライスに続きシーガルズに勝利!
市の助役から優勝チームにトロフィーが送られ、
MVPは文句なしでDT#99紀平充則が受賞!
試合後のエール交換が終わると、選手全員が観客のもとへやってきて
ヘルメットの小さなレプリカを渡していた。

試合を
振り返って
まずは観客が多かったことが嬉しかったですね。
BKCで行われていたイベントの影響もあって、
かなり沢山の草津市民の方に見て貰えたのではと思っています。
やはり地元の人に応援してもらうのは大切ですしね。
そういう意味では今回の試合は成功だったと思います。
何故かサンガのキャラも応援してくれてましたし。って他の3つは何??

いろいろ書きたいことがあるのですが、まずはパンサーズについて。
今回は収穫大!だったと思います。
オフェンスにしてもディフェンスにしても。

前回はディフェンスから書いたので、今回はオフェンスから。
前半はいいオフェンスが展開できていましたね。
特にOLが安定してきたような。
これまではパスプロにも不安がありましたが、
この日はそれほどQBにプレッシャーがかかる場面がありませんでしたし。
ブロック撃つことに関しても良くなってきていると思います。
そしてQBですが#12池野はまず試合に出れたことが良かった。
横浜ボウルで欠場しただけに心配していたんですが、安心しました。
前半は良かったですねぇ。
その分後半がこれまでの悪い状態に戻ってしまったのが残念でしたが。
レシーバーとのタイミングはあとちょっとでしょうね。
少しずつ良くはなってきていると思います。
秋からはホント頼みますよ!
そして何と言っても#3渋井の変化は素晴らしかった!
やはり横浜でかなり自信をつけたんでしょうね。
早いタイミングパス良し、ロールしてからのパス良し、キープ良し。
わずか1シリーズの出場でしたが、夏の間の成長を期待させるプレーでした。
レシーバー陣は#11木下がレベルの違う存在。
あのTDもブロッカーを上手く使い、走るルートとスピードで
シーガルズディフェンスを交わしきってのもの。
正直彼を止められるDBは日本にいるのでしょうか?とまで言いたくもなります。
(しかもあれで本調子じゃないって?怪物ですよ)
#7長谷川も難しい球を良く取った!ナイスTDです。
やはりこういう時に頼りになりますね。
次に注目したいのが#87松村(悠)。
第1Qの好レシーブからのビッグゲインは素晴らしかったですね。
上の2人に迫る一人となるでしょうか。秋に期待です。
RBは、この日2人は#44齋藤と#22佃のみの登場でしたね。
ランプレーが少なかったのはそのためでしょうか?
#44齋藤のTDランは見事でしたねぇ。流石です。
この2人は安心して見れますが、若手のプレーも見たかった気がします。
オフェンスで気になったのは前半のたった1シリーズの攻撃体系。
中央にCと両Gの3人、そして両アウトサイドレシーバーの真横にTがつくという
かなり変わっている体系。こんな感じです。
ここから何をしたかったのかは分からずじまいでしたが、
秋にはもの凄いプレーコールが用意されるかもしれません。
 
そしてディフェンス。
何と言ってもDLが凄すぎでしたね。
特に注目したいのが#99紀平の起用方法。
時々ですが2ポイントセットでMLB的位置からスタート。
スナップと同時にラッシュに入ったり、パスカバーに下がったりと変幻自在。
あの関学の石田力哉の4回生時の起用方法に似ています。
でも、#99紀平の起用方法としては正解だと思います。
DLの破壊力2割増(筆者比)くらいではないでしょうか。
そこへDE#97浮田もDEとOLB的DEの1人2役。
中から#59谷野、逆サイドから#57岩崎のラッシュと
まさに変幻自在のスタイルを確立したDL陣。
#78西畑もX相手に慣れたのか、いい動きでしたよ。
完全にシーガルズOLを圧倒し、ラッシュをかけ続けました。
DLに関しては「圧勝」と言っても過言ではありません。
LB陣も#9塚田、#10田中(亮)ともに本来の動きができてきたなと感じました。
#5内田は...無理しないで下さい。これに尽きます。
横浜で出てはケガ出てはケガの繰り返しでしたから。
春の段階で無理するよりは、しっかり治療して元気な姿で出場して欲しいです。
DB陣はまだ不安なところもありますが、
かなり安定してきていますね。
#13三宅と#32河合のSF2人は相変わらずの暴れっぷりだし、
#27福島も値千金のインセプでオフェンスのTDドライブを演出。
#20大黒、#17黒田もいい動きでした。
ディフェンスに関しては変幻自在DLのさらなる強化でしょうね。
現時点でも相当な強さのDLだと思いますが、
秋にはもっと強くなってるDLを見たいですねぇ。
(そうなるともう反則のレベルだな...)
 
キッキングが甘さの残る結果になりましたねぇ。
ビッグリターン連発されましたから。
1回は反則で帳消しでしたが、1回はFGへつながりましたし、
ブロックの甘さが目立ちました。
リターンチームも今一つ。
リターナーが消極的に写るのが気になります。
 
対するシーガルズなんですが、精彩を欠きましたねぇ。
明らかに出来が良く無かったですからね。
パールボウルで敗退してテンション下がっちゃってたんでしょうか?
反則の多さも、ミス(ファンブル、インセプ)の多さも相変わらず。
本当に'03ライスを再現してくれているような出来の悪さでした。
う〜ん、Xのトップチームとしてはちょっと恥ずかしい試合だったのでは?
 
春の総括
この春はX相手の3試合しか見ることが出来なかったのですが、
少しずつ内容は良くなってきました。
オフェンスは課題が残るとはいえ、ある程度の目処は立ちそうですし、
ディフェンスも新スターターのメンバーの頑張り次第で
去年のレベルに到達することも可能だと思います。
そしてこの3試合(特に最後の2試合)を見て思ったことは、
「今年の目標もやっぱり関西制覇!」です。
これはXを軽視してるわけではなくて、
ライスの一発勝負でXの強豪相手に勝つよりは、
関西学生リーグの7試合を勝つ方がよっぽど大変だということです。
'04ライスで古橋HCが言っていたことを実感しました。
今年は第5節に関学と当たりますし、最終節は京大。
最大目標は'03パンサーズにあるとしても、
まずは関学・京大を倒してからの話。
秋は一度も負けられない戦いになります。
そこでこの春に負けてしまった悔しさをもう味わいたくないという
意地も出てきますし、春の終盤で培った「勝利への粘り」も生きてくるでしょう。
今年は伸び盛りの選手ばかりですから、 この夏にどれだけの成長があるのか。
秋に出てくる新戦力はいるのか。
いろいろ想像すると楽しみで仕方がありません。
リーグ開幕の龍谷戦、期待して待ってます!
STARTING
MEMBER
Offence Deffence
TE 15 末原 勇輝 3 DE 97 浮田 慶順 4
LT 50 佐藤 徹弥 4 DT 59 谷野 雄治 3
LG 64 大井 哲也 4 DT 99 紀平 充則 4
C 65 田口 幹也 2 DE 57 岩崎 健一郎 4
RG 75 伊部 勇作 4 LB 10 田中 亮佑 4
RT 74 佐々木 隆哲 3 LB 9 塚田 昌克 3
SE 7 長谷川 昌泳 4 LB 5 内田 聡 4
QB 3 渋井 辰彦 2 CB 27 福島 和敏 4
FB 44 齋藤 壽師 4 SS 13 三宅 剛司 3
TB 22 佃 宗一郎 3 FS 32 河合 紀明 3
FL 11 木下 典明 4 CB 20 大黒 健史 3
K 21 岸野 公彦 4 P 13 三宅 剛司 3
NEXT GAME パンサーズとしての春の試合は終了。
次はいよいよ3連覇へ挑む!
FLASH BOWL SERIES第1節・龍谷大学戦!
REVIEW 春・第1回 「長浜ひょうたんボウル」
 
春・第2回 「果てしなく長い道程」
 
春・第3回 「雨は続く」

春・第4回 「灼熱横浜」
 
春・第5回 「梅雨入りのち梅雨明け」
 
 

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